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おいしい食事を用意しているシダックスは苦戦(C)日刊ゲンダイ
1人カラオケ人気でも…シダックス80店舗大量閉店のなぜ?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188902
2016年9月1日 日刊ゲンダイ
時代の流れをつかめなかったのか――。
カラオケボックス大手「シダックス」(東京・渋谷区=廣田武仁社長)が、31日44店舗を一斉に閉鎖した。同社広報室によると9月にも28店舗を閉める予定で4月からの閉店の累計は80店舗。店舗数は189店舗にまで落ちる。ピークの2008年には304店舗あったから、実に4割減だ。
「大型店舗で投資が大きかったことに加え、カラオケ市場の縮小が要因」(広報室)と説明するが、一般財団法人「全国カラオケ事業者協会」によると15年のカラオケ人口は4750万人。1995年の5850万人から減ってはいるが、2000年以降、堅調に推移している。決して厳しい環境ではないはずなのに、なぜシダックスは大幅縮小を余儀なくされたのか。カラオケ評論家の唯野奈津実氏の見方はこうだ。
「もともと給食業者だったシダックスは、部屋で食事を取ってもらったり、カルチャー事業と組み合わせたり、“歌”以外でも稼ぐ戦略でした。これが店舗側には高コストになってしまった。例えば、今流行の1人カラオケでは食事の注文はほとんどなく、そもそも食べ物を注文しない人が多い」
おいしい食事を用意しているシダックスの苦戦を横目に、低価格をウリにするチェーンや1人カラオケは、店舗数を拡大しているという。たとえば、多くの店舗が“食べモノ”持ち込みOKで低価格をウリにしている「まねきねこ」は急成長。今年1月時点では397店舗だったが、7月末では425店舗。首位の「ビッグエコー」に迫る勢いだ。
「飲み会の2次会でカラオケボックスでワイワイという時代はもう昔の話です。部屋に1人で居てもオンラインでつながっていて、友人とカラオケの点数を競ったり、遠隔地の人とデュエットできる技術も開発されています。また、カラオケを使ったオーディションや世界大会も開かれている。参加者はボックスに来て猛練習をする。そういうニーズをつかんだボックスが生き残っていくでしょう」(唯野奈津実氏)
カラオケ業界もどんどん進化しているということだ。
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