http://www.asyura2.com/16/hasan112/msg/585.html
Tweet |
日本株上げ広げる、銀行の強さが顕著−機械など輸出セクターも高い
長谷川敏郎
2016年8月31日 07:53 JST 更新日時 2016年8月31日 13:34 JST
関連ニュース
ゴールドマン、1850億円規模の米不動産取引逃す−関係者
欧州のバンカー、ボーナス2600億円が消失−金融株下落になすすべなく
日銀の「検証」まであと3週間、ヘリコプターマネーなお上空旋回中
運用成績世界一の株式ファンド:買いチャンスの銘柄が足りない
TOPIXは8月高値を上抜け
金融関連セクターが業種別上昇率上位に並ぶ
31日午後の東京株式相場は一段高、主要株価指数は午前の高値を上回った。海外の金融株上昇や金利上昇観測を背景に金融セクターの強さが顕著で、銀行株が業種別上昇率トップ。ドル・円が1ドル=103円台に入るなど為替の円安傾向が好感され、自動車や電機、機械など輸出株も高い。
午後1時15分時点のTOPIXは前日比16.45ポイント(1.3%)高の1329.26、日経平均株価は172円76銭(1%)高の1万6898円12銭。TOPIXは8月の日中高値を更新、日経平均も同高値に接近している。東証1部の値上がり銘柄数は1291、値下がりは550。
東証1部の売買代金上位では、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンク3行が大幅高。金利上昇観測から30日の米国株は金融株が上昇、S&P500種の業種別10指数で金融は0.8%高と唯一の上昇業種だった。また、国内でも金利上昇観測があるほか、バリュエーションの割高な銘柄を売って割安銘柄を買う流れも支援材料となっている。
みずほ証券のグローバル投資家アンケート8月調査によると、業種別での弱気業種は運輸、電力・ガス、銀行の順だったものの、銀行の弱気程度は7月に比べ半分程度に減少した。
東証1部33業種は銀行、空運、証券・商品先物取引、石油・石炭製品、機械、鉱業、電気・ガスなどが上昇、小売や医薬品、金属製品は下落
売買代金上位で上昇はメガバンクのほか、東京電力ホールディングスや村田製作所、東芝、マツダなど、モルガン・スタンレーMUFG証券の強気判断からミネベアとミツミ電機も急伸
下落はKDDIや明治ホールディングス、ローソン、アステラス製薬、トクヤマ、テルモ、イオンフィナンシャルサービスなど
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-30/OCQURM6JIJV801
ドル・円が1カ月ぶり高値を更新、米利上げ観測で一時103円台前半
小宮弘子
2016年8月31日 10:28 JST
関連ニュース
ゴールドマン、1850億円規模の米不動産取引逃す−関係者
欧州のバンカー、ボーナス2600億円が消失−金融株下落になすすべなく
日銀の「検証」まであと3週間、ヘリコプターマネーなお上空旋回中
日本株上げ広げる、銀行の強さが顕著−機械など輸出セクターも高い
一時103円23銭と7月29日以来の水準までドル高・円安が進行
今はあくまでも雇用統計までのポジション調整−三井住友信託
Share on Facebook
Share on Twitter
31日の東京外国為替市場では、ドル・円相場が1カ月ぶり高値を更新。米国の利上げが近づいているとの観測を背景にドルの堅調地合いが続いており、ドル・円は前日の海外市場に続いて一時1ドル=103円台に乗せている。
午前10時25分現在のドル・円は102円96銭前後。30日の海外市場では一時103円14銭までドル買い・円売りが進行。東京市場にかけてはやや伸び悩んだが、下値は102円86銭までとなり、日本株の上昇を背景に仲値公表にかけて一時103円23銭と7月29日以来の高値を塗り替えている。
三井住友信託銀行NYマーケットビジネスユニットの海崎康宏マーケットメイクチーム長(ニューヨーク在勤)は、「先週金曜日は実際に利上げ期待で動いたが、今週に入ってからは利上げの織り込みもそれほど変わっていないので、利上げを織り込みにいくというよりは、むしろドルのショートカバー(買い戻し)が続いているというような状況」と説明。きょう発表の米民間雇用統計やあすの米供給管理協会(ISM)製造業景況指数が良ければ「ドル買いの流れがもう少し続きそう」で、そうなれば週末の米雇用統計までに「104円くらいまでは上がるのではないかというイメージ」と言う。
ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.1147ドル前後と、前日の海外市場で付けた今月12日以来のドル高値(1.1132ドル)付近で推移。ユーロ・円相場はドル・円の上昇に伴い、一時1ユーロ=114円97銭と7月29日以来の水準まで円安に振れている。
米利上げ見通し
米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長は30日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、利上げの道筋は今後入ってくるデータ次第だと述べた。また、「雇用は完全雇用に極めて近い」と指摘した。
米金利先物市場動向に基づくブルームバーグの算出によると、9月の米利上げの予想確率は34%、年内利上げの確率は59%となっている。先週初はそれぞれ24%、51%。先週末の26日にはイエレンFRB議長が利上げの論拠は「この数カ月で強まった」と発言したことを受け、42%、65%まで上昇した。
海崎氏は、ドル・円は他通貨に比べて円がかなり買われていたので「その分ショートカバーが大きく見える」と指摘。「今はあくまでも雇用統計までのポジション調整ではないかと思っている。あと2日この流れが続くかどうかがポイント」と話す。
ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では、31日発表の8月の米ADP民間雇用者数は前月比17万5000人増(7月は同17万9000人増)が予想されている。9月1日発表の8月のISM製造業景況指数は52.0と7月の52.6から低下の見込み。翌2日には注目の8月の米雇用統計が発表される。
また、この日はボストン連銀のローゼングレン総裁が北京で講演し、シカゴ連銀のエバンス総裁がパネルに参加する。米国時間にはミネアポリス連銀のカシュカリ総裁の講演も予定されている。
一方、国内では日本銀行の布野幸利審議委員が新潟で講演と記者会見を行う。朝方発表された日本の7月の鉱工業生産指数は前月比横ばいとなり、市場予想(同0.8%上昇)を下回った。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-31/OCR1Z76KLVR601
運用成績世界一の株式ファンド:買いチャンスの銘柄が足りない
Santanu Chakraborty、Rajhkumar K Shaaw
2016年8月31日 09:43 JST
関連ニュース
ゴールドマン、1850億円規模の米不動産取引逃す−関係者
欧州のバンカー、ボーナス2600億円が消失−金融株下落になすすべなく
日銀の「検証」まであと3週間、ヘリコプターマネーなお上空旋回中
日本株上げ広げる、銀行の強さが顕著−機械など輸出セクターも高い
ブラックロックのインド合弁会社のファンド、3年でリターン275%
割安株不足で顧客資金流入を抑制する異例の措置
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iYnKXen.dSTE/v2/-1x-1.png
運用成績世界一の株式ファンドが成功のマイナス面を目の当たりにしている。
3年で275%のリターンを記録し、5億ドル(約515億円)以上の運用資産を持つ株式ファンドの中で最高となった「DSPブラックロック・マイクロ・キャップ・ファンド」のマネジャーらは、インド小型株の隙間市場で割安株が消えつつあると指摘する。インドの小型株指数が今月過去最高値に達した中、割安株不足が深刻化し、顧客資金の流入を抑制するという異例の措置に踏み切った。
資金流入抑制は、世界のアクティブ運用マネジャーが解約阻止に苦戦する現状ではほとんど例を見ない動きだ。モディ政権下でインド経済は回復しており、世界屈指の高成長から中小企業が恩恵を受けていることにほとんど異論は出ないものの、急ピッチな株価上昇は行き過ぎとDSPブラックロックなどは指摘している。
インドのモディ首相
ムンバイを本拠とするDSPブラックロックでマイクロ・キャップ・ファンドの共同マネジャーを務めるビニト・サンブル氏は、「今のバリュエーションは居心地が良くない。適切な規模のポジションを築く力が制限される」と指摘。「目先の好ましい展開の大部分がバリュエーションに反映されている」と付け加えた。DSPブラックロックは世界最大の資産運用会社ブラックロックとインドのDSPグループの合弁会社。
原題:World’s Top Performing Fund Is Running Out of Good Stocks to Buy(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-31/OCQW2L6JIJV701
欧州のバンカー、ボーナス2600億円が消失−金融株下落になすすべなく
Stephen Morris
2016年8月31日 09:33 JST
関連ニュース
ゴールドマン、1850億円規模の米不動産取引逃す−関係者
日銀の「検証」まであと3週間、ヘリコプターマネーなお上空旋回中
日本株上げ広げる、銀行の強さが顕著−機械など輸出セクターも高い
運用成績世界一の株式ファンド:買いチャンスの銘柄が足りない
クレディ・スイスのバンカーはボーナス1260億円目減り
• 不振の欧州銀行株に英EU離脱選択が追い打ち
欧州の投資銀行バンカーは、今年のボーナスが目の前で減っていくのを指をくわえて眺めているしかなかった。
年初来の金融株下落で、バークレイズとクレディ・スイス・グループ、ドイツ銀行、UBSグループでは繰り延べ支払いボーナスの価値が計25億ドル(約2570億円)余り目減りした。ブルームバーグのデータで分かった。株価が今年これまでに42%下落したクレディ・スイスでは、12億スイス・フラン(約1260億円)相当となる。事業再編コストの重しに苦しむ欧州銀に英国の欧州連合(EU)離脱選択が追い打ちをかけ、ブルームバーグ欧州銀行・金融株指数は今年、2011年以来最悪のペースで下落している。
英金融地区のカナリーワーフ
Photographer: Simon Dawson/Bloomberg
ボーナスはウォール街全般で減少傾向にある。かつて利益が大きかった事業で収入が縮小し、稼ぎ頭への年末報酬の大きな部分が株式で支払われるようになったためだ。その中でも一番の打撃を受けているのが欧州銀のバンカー。株価が厳しい欧州景気を反映して下落したからだ。利益が上がるビジネスモデルの回復に手こずる欧州銀の状況も株価に一部影響している。
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/ib0uoLZdSAPc/v2/-1x-1.png
プライスウォーターハウスクーパースの報酬専門パートナー、ジョン・テリー氏は「報酬システムは行員の利益が長期的な銀行の利益と一致するように設計されているので、銀行が苦境にあるときはバンカーも痛みを感じるようになっている」と解説。「新規制が意図した結果がまさに起きている」と述べた。
過去の不祥事に絡むコストやリストラ費用がかさむ銀行は、既に報酬削減に取り組んでいる。ロンドンの投資銀行は16年のボーナス原資を少なくとも4分の1減らすだろうとの見方を、幹部や人材紹介会社が7月に示していた。
「バンカーらはどうみてもボーナスに関して極めて厳しい年になると覚悟してきたが、報酬の中の株式部分が当てにならないことに気づきつつある。今年これまでで分かったように、株式報酬の価値は至って脆弱(ぜいじゃく)だ」と、幹部人材あっせん会社DHRインターナショナル(ロンドン)のマネジングパートナー、ステファン・ランボッソン氏が述べた。
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/i6sv.CttAtTY/v2/-1x-1.png
原題:Europe Bankers See $2.5 Billion of Bonuses Vanish in Stock Rout(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-31/OCQAGGSYF01U01
中国の株式相場は足踏み状態、不動産市場の過熱で−チャート
Richard Frost
2016年8月31日 10:17 JST
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/ihAsta4BV_Ac/v2/-1x-1.png
世界2位の株式市場が足踏み状態となっている。上海総合指数は終値ベースで2週間にわたり1%以上変動していない。1日に2%変動することもよくあった1−6月(上期)とは大きく異なる状況だ。住宅ブームが中国の投機家らを引き付ける中、株式市場のボラティリティ(変動性)は低下している。上海では新築住宅価格が7月に前年同月比で27%上昇した。
原題:Chinese Stocks Slumber as Property Market Gets Hotter: Chart(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-31/OCR03A6KLVRB01
オフショア人民元、月間で下落の方向−米利上げ準備で元安観測高まる
Justina Lee
2016年8月31日 13:34 JST
香港オフショア市場で取引される人民元は月間ベースでドルに対し下落に向かっている。米金融当局が利上げの準備を進め、中国経済が減速している兆しを示す中で、元安観測が高まった。
31日のオフショア人民元は香港時間午前11時28分(日本時間午後0時28分)現在、1ドル=6.6896元と、今月に入り0.9%下落。前日比では0.07%高。
上海市場のオンショア人民元は前日比0.06%高。8月に入ってからは0.6%下落している。中国人民銀行(中央銀行)によるこの日の中心レートの引き下げ幅は予想より小幅にとどまり、元は前日比で上昇している。
原題:Yuan Heads for Monthly Drop as Fed Outlook Renews Bearish Bets(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-31/OCRAGW6K50Y401
鉄鉱石は「最も選好しない商品」、供給増で−クラークソンズ
Jasmine Ng
2016年8月31日 13:12 JST
鉄鉱石は1トン=50ドルを下回る水準に下落する可能性:サスマン氏
輸出は7月に軟調だったが今月は上向いている
鉄鉱石価格に再び下押し圧力がかかり、年末までに1トン=50ドルを下回る水準に下落する可能性があるとの見方を、クラークソンズ・プラトー・セキュリティーズが明らかにした。供給増加が中国の需要改善を相殺すると予想。同社は鉄鉱石を最も選好しない商品と説明している。
クラークソンズのアナリスト、ジェレミー・サスマン氏(ニューヨーク在勤)は電子メールで送付したコメントで、輸出は7月に軟調だったが今月は上向いていると指摘。その上で世界最大の鉄鋼供給国である中国の鉄鋼生産が今年回復力を維持しても、鉄鉱石は40ドル台後半に下落するとの見通しを示した。メタル・ブレティンによれば、鉄鉱石のスポット価格は1ドライトン=59.31ドル。
オーストラリアのウエストパック銀行は先週、中国の港湾の鉄鉱石在庫が急速に積み上がる中、供給増加と需要後退で鉄鉱石価格が昨年付けた安値38.30ドルを下回る可能性があるとの見方を示していた。
原題:Iron Dubbed ‘Least Favorite’ Commodity at Clarksons on Supplies(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-31/OCR61Y6S972801
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民112掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。