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8月29日、午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の102.29/31円だった。写真はポーランド・ワルシャワで2011年1月撮影(2016年 ロイター/Kacper Pempel)
ドル102円前半でしっかり、FRBのタカ派思惑が継続
http://jp.reuters.com/article/tokyo-forex-idJPKCN1140FI
2016年 08月 29日 15:26 JST
[東京 29日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の102.29/31円だった。米連邦準備理事会(FRB)高官らの発言についてタカ派寄りとの思惑が出た海外市場のドル買いの流れが続き、約20日ぶりの高値をつけた。
午後のドル/円は、日経平均株価が高値もみ合いとなる中、じりじりと値を戻し、一時102.35円に上昇した。
市場では「9月利上げの織り込みは十分に進んでいなかった。これから本格的に織り込まれていくなら、ドル/円の上値余地はありそうだ」(国内金融機関)との声が聞かれた。
9月利上げを市場は「まだまだ確実視していない」(別の国内金融機関)とされる。CMEグループのフェドウォッチプログラムによると、米短期金利相場が織り込む9月の利上げ確率はイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長講演を経て30%超に上昇した。前の日は約20%だった。
9月2日の米雇用統計に向けて早期利上げ期待がさらに強まれば、ドル/円は100─105円レンジの上限付近への接近もあり得るとの見方が出ていた。
一方、きょう以降に米株価が崩れるようなら、あらためて下押しが強まりかねないとの警戒感も根強い。イエレン議長講演後に米株価は軟調だったことから「(米株価の)下落傾向が続くようであれば、ドル/円も株安を嫌気したドル売り/円買いが強まる可能性がある。大幅な調整に発展しないかが気になる」(さらに別の国内金融機関)との声も聞かれた。
午前のドル/円は、朝方の安値101.84円をつけた後、しばらく102円ちょうどを挟んでもみ合いとなった。国内輸出企業や利益確定の売りをこなしていたとみられる。その後、午後11時過ぎから正午にかけて小幅に強含み、一時102.21円まで上昇した。
目先、チャート上のドル/円の上値めどは8月8日高値102.66円で、それを上抜ければ103円ちょうどが視野に入ってくるという。雇用統計にむけて米国の早期利上げ期待が維持されやすいとみられ、下値は101.40─50円付近で底堅いとの見方も出ていた。
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後3時現在 102.29/31 1.1204/08 114.61/65
午前9時現在 101.91/93 1.1195/99 114.09/13
NY午後5時 101.83/85 1.1194/97 114.02/06
(為替マーケットチーム)
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