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働く親にとって仕事で一番大切なのは「給与ではなくフレキシビリティ」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160823-00013325-forbes-bus_all
Forbes JAPAN 8月23日(火)16時30分配信
多くの人々は、仕事について考える際、その給与や利点を重要視するものだ。しかし米求人情報サイトのフレックスジョブス(FlexJobs)の調査によれば、働く親にとっては、「柔軟な働き方ができること」がより重要なポイントになるという。
調査では、仕事に就く上で最も重視する要素を質問。すると、働く親の84%が働き方の柔軟性と回答し、その次にワーク・ライフ・バランス(80%)で、3番目に給与(75%)、4番目に健康保険(42%)という結果になった。
「働く親が、働き方の柔軟性を何よりも重視しているという結果は驚きだった」と、フレックスジョブスのブリー・レイノルズは言う。
彼らにとっての問題の一つは、子どもがいると時間に制約ができることのようだ。「子どもが幼くて託児所や幼稚園にいる間は、より仕事のスケジュールとのやりくりがしやすい」とレイノルズは言う。「だが就学年齢の子どもの場合は、子どもの時間と一般的な仕事の時間が合わなくなり、両立が難しくなる」
そして多くの雇用主は、従業員に柔軟に働く選択肢を提供していると言いながら、それを戦略的に行っている者はごくわずかだ。組織の方針として定めていても、具体的で従業員にとって理解しやすく、また利用しやすい制度を備えるには至っていない。
一例を挙げると、ジョン・モークは6年前、働き方の柔軟性が欠如していたことが理由でカジノでの人事の仕事を辞めた。「カジノは年中無休、24時間営業のビジネスだ」と47歳のモークは言う。特に娘が生まれた後は、家族と過ごす時間をもっと増やしたいと考えるようになり、新しい仕事を探し始めた。
現在、彼は以前よりもワーク・ライフ・バランスを提供してくれる企業で働いている。「社長は家族との時間を大切にすることを奨励しており、娘が病気の時は自宅で仕事をすることもできる。以前よりも融通が利く」。こう語るモークは2016年秋から博士号の取得に取り組む予定で、会社もそれを全面的に支援している。
■どのような柔軟性が理想的か?
またジェン・バーバーは、大幅な給与アップと昇進にもかかわらず以前の仕事を辞めた。「スケジュールを調整するのが難しくなった」ことが理由だと彼女は言う。「子どもたちが学校に行くようになると、子どもが病気になった時にどちらが自宅で付き添うか、夫とじゃんけんで決めなければならなかった」
仕事を辞めてしばらくは、専業主婦として過ごしたジェンは現在、フリーランスでマーケティングコンサルタントをしている。「子どもの送り迎えもできるし、子どもが病気になったり学校が閉鎖された時には家にいることもできる。自分にとって必要な柔軟な働き方ができる仕事だ」と彼女は言う。
どのような働き方の柔軟性が理想かという質問に対して、働く親たちは次のように回答した。
・100%自宅勤務(89%)
・フレキシブルなスケジュール設定(74%)
・パートタイム(51%)
・一部自宅勤務(49%)
・交代制の勤務(49%)
・フリーランス(42%)
親たちがよりフレキシブルな働き方を望む理由のひとつが、そうすることで子どもの学校の活動にもっと携わりたいというものだ。働く親の93%が、柔軟に働けるようになればボランティア活動やそのほかの組織的活動を増やすつもりだと回答した。
「働き方の柔軟性は親と子どもだけではなく、学校にも恩恵をもたらす」とレイノルズは言う。「各企業は、誰でもフレキシブルな働き方ができるのだということをもっとはっきりと示すべきだ。そうすれば、全ての人にとってより有益な働き方が実現できる」
Kate Ashford
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