終戦前後、「子供の頃貧乏だった」男性は長寿
読売新聞 8月15日(月)19時32分配信

　終戦前後に子どもだった頃の経済状況が悪かった高齢男性の死亡リスクは、裕福だった人より約３割低いとの研究結果を、東京医科歯科大学の谷友香子研究員（公衆衛生学）らが発表した。

　経済状況が悪くて若いうちに死亡した人が多い反面、丈夫な人が長生きしている可能性があるという。

　２０１０年時点で６５歳以上の男性７１４３人、女性８３０６人に、１５歳の時の経済状況を世間一般から見て裕福なほうから上、中、下のどれにあたるかを尋ね、３年間追跡した。

　年齢や現在の経済状況なども加味して分析したところ、男性では「上」の人の死亡リスクに比べ、「中」は２５％、「下」は３６％低かった。経済状況が悪いほうが若いうちから働いて活動性が高まり、丈夫になったことも考えられるという。

　女性に死亡リスクの差はみられなかった。

最終更新:8月15日(月)19時34分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160815-00050075-yom-sci 　

コメント
1. 2016年8月15日 20:10:21 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[2315] ▲△▽▼ >経済状況が悪くて若いうちに死亡した人が多い反面、丈夫な人が長生きしている可能性 >経済状況が悪いほうが若いうちから働いて活動性が高まり、丈夫になったことも あと、昔は、健康医学が発展してなかったから、北のデブみたいに、富裕層は糖質、動物性の脂質や蛋白質を過剰摂取し、しかも運動不足で 循環器疾患、糖尿病、痛風、癌など慢性疾患リスクを高めていた可能性もある
2. 2016年8月15日 20:42:42 : galmQOB1gk : SDXGAbu7DMQ[8] ▲△▽▼ 最近の研究では、胎児期・幼少期の栄養状態が良くないと大人になってから 生活習慣病にかかる率が高いそうである。 栄養不足により臓器が未発達となり機能的に十分でなく、 中高年になるとへばりが出てくるらしい。 その点から言うと、投稿記事をそのまま受け取るのは疑問である。 ＞経済状況が悪くて若いうちに死亡した人が多い反面、丈夫な人が長生きしている可能性があるという。 この可能性の方が高いだろう。
3. 2016年8月16日 08:39:55 : qkAZ7zSU8E : W9AATMVkcgM[56] ▲△▽▼ そもそも幼少時に栄養を少なめにしていた方が、動物などで長命になることが以前からデータで示されていたはず。今回のデータも、それと同様な結論と見てよいのではなかろうか。

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