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社員からもブーイング(三陽商会の公式HP)
バーバリー失い5年ぶり赤字…名門「三陽商会」凋落の戦犯
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186995
2016年8月4日 日刊ゲンダイ
1943年創業、アパレルの名門「三陽商会」が大揺れだ。2016年12月期の連結純損益が95億円の赤字(前年同期は25億9500万円の黒字)と5年ぶりの赤字になる見通しを先月29日に発表し、社内でもブーイングが起きているという。
赤字の理由ははっきりしている。稼ぎ頭だった英高級ブランド「バーバリー」のライセンス契約が昨年6月に終了。その穴を後継ブランド「マッキントッシュロンドン」が埋められずにいる。
15年12月期は30年ぶりに売上高1000億円を割り、16年上半期の店頭販売額は前年同期比で約4割減だ。
「三陽商会は有利子負債94億円に対し、“キャッシュ”が約266億円あるので、すぐにどうこうという話ではありませんが、手をこまねいていたら資産を食い潰すだけ、体力を失っていくばかりです」(経済ジャーナリスト・岩波拓哉氏)
販売不振のあおりで、6月24日には従業員の約2割、250人前後の希望退職者の募集を発表した。この特損も数十億円程度とみられているだけに、社員は不満タラタラなんだとか。中堅社員は「杉浦昌彦社長をはじめ経営陣の責任はどうなんだって話ですよ」と、こう愚痴る。
「高級ブランドのイメージ統一を図りたがった英バーバリー本社とタフな交渉ができなかったせいで、日本で企画した若者向けの『バーバリー・ブルーレーベル』と『バーバリー・ブラックレーベル』も『クレストブリッジ』と名前を変えざるを得なくなったわけです。バーバリーの“看板”が外れたのに、ブルー、ブラックという名前を残すために英本社にライセンス料を払っている。バーバリーとは半世紀も蜜月関係だったのに、それにあぐらをかいて交渉は完敗。経営陣に交渉力もないのに社員のリストラだけ進めるというのは、納得いきませんよ」
市場も非情で、三陽商会株の3日の終値は、前日比6円安の169円と年初来安値になった。2月1日の年初来高値(305円)から4割も下げている。経営陣の進退論が噴き出しても不思議じゃない。
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