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中古マンションが売れる駅ランキング・ベスト10! 7位たまプラ、4位広尾、そして1位は?
http://diamond.jp/articles/-/96549
2016年7月27日 ダイヤモンド・セレクト編集部 ダイヤモンド・オンライン
ここ2〜3年、新築物件価格の上昇と供給減により、中古マンション人気が高まってきている。では、どの駅の周辺で物件は動いているのだろうか。ムック『中古マンション・戸建て はじめての中古住宅』(「週刊ダイヤモンド」別冊2016年8月21日号)掲載のデータから、売り出し件数の多いエリアを見ながら、首都圏の不動産事情を考えてみよう。
都心6区(千代田・中央・港・文京・新宿・渋谷)の新築マンション販売戸数は、2014年7279戸、15年6080戸と減少していたが、16年の通年試算予測値は3843戸にまで落ち込むものと見られている(不動産経済研究所調べ)。2年間でほぼ半減という惨状である。
一方で、中古マンションの売り出し事例は増加傾向にある。15年5月から16年4月の1年間と前年同期を比べると、純都心3区(千代田・中央・港)で+102.9%と倍増、都心3区(文京・新宿・渋谷)でも+60.6%と急激に増加しているのだ(住まいサーフィン調べ)。
「新築の供給数が減れば中古も減る可能性が高い。都心で中古を探すならここ1〜2年が勝負」と住宅評論家の櫻井幸雄氏が指摘するように、中古マンションの購入を検討している人にとっては、いまが考え時でもある。
そこで、「住まいサーフィン」を運用するスタイルアクトの協力を得て、いま、どこの駅周辺で中古マンションが売り出されているのか、15年5月から16年4月のデータを基にその件数を調査した。
■首都圏上位3駅は湾岸エリア
港区エリアでも活発な動き
まずは、「売り出し事例の多い駅ベスト10」(首都圏)のランキング表をご覧いただきたい。ベスト10のうち、7駅はタワーマンションが多い東京湾岸エリアである。
関西圏のランキングや首都圏の価格帯別売り出し事例数データなどは、現在、書店で発売中の『中古マンション・戸建て はじめての中古住宅』をご参照ください ©ダイヤモンド社
中でも、1位の都営大江戸線「勝どき」駅と2位の東京メトロ有楽町線「豊洲」駅の売り出し事例数は群を抜いて多い。隣駅の「辰巳」も含めて考えれば、江東区の豊洲・辰巳エリアはいま、首都圏で最も中古マンションが動いている一帯といえそうだ。
それはなぜか。1つには、湾岸エリアにマンションを求める層には短期で売買を繰り返す傾向があることだ。新しいタワーマンションが近隣で発売開始となると、そちらに移り住むために現住戸を売りに出すという、今までの日本ではあまり見られなかった動きが見られる。
4位の東京メトロ日比谷線「広尾」駅では、7000万円以上の高額案件が多く売り出されている。近隣にある東京メトロ南北線「白金高輪」駅(11位)や「麻布十番」駅(12位)も含め、純都心でも港区のこのエリアはここ1〜2年、大型新築物件の竣工が相次いだこともあり、先の湾岸エリア同様、買い替え需要が発生しているようだ。
その中には、昨年最大の話題物件だったJR山手線「目黒」駅すぐに立地しているブリリアタワーズ目黒も含まれる。1人で複数戸を買い求めるような富裕層が港区あたりから目立ったという話も耳にした。
「高額物件を買っている人ほど、頻繁に買い替えます」と住宅・不動産ジャーナリストの目黒孝一氏が言うように、中古マンション売り出し事例数の上位駅・エリアが「実需」をそのまま反映しているわけではないにせよ、新築マンション激減時代の不動産流通のある側面を表していることには違いない。
東京以外では、横浜の動きが目立つ。7位の東急田園都市線「たまプラーザ」駅では4000万円台の物件を中心に売り出しが多かった。9位のJR横須賀線「東戸塚」駅ではさらに価格帯が下がって2000万円台が多かったようで、こちらは実需中心と見られる。
■売り出し増のホットエリア
売り出し価格上昇駅にも注目
視点を変えて、売り出し事例数が増加している駅を見ると、対前年上昇率+230%、つまり3倍以上と断トツに増えているのが都営浅草線「高輪台」駅だった。JR山手線「五反田」駅は徒歩圏内であり、先の「白金高輪」などと接する港区のホットエリアでもある。
2位の「目黒」駅もこのホットエリアに程近く、同+160%と勢いがある。この他にも2倍以上の増加となった駅としては、「品川」「東雲」「二子玉川」「勝どき」「辰巳」「田町」「芝浦ふ頭」「月島」といった具合に、湾岸エリアの名前が多く並んでいる。
最後に、売り出し価格の上昇率も見ておこう。中古価格が上昇している駅は比較的売り出しが多くなる傾向がうかがえるからだ。
2012年と15年を比較した価格上昇率トップは、+12.7%のみなとみらい線「みなとみらい」駅だった。横浜市西区にあるMM21地区は計画的に住宅供給も行われてきており、これ以上新築マンションが増える状況にないこともあって、今後も人気は継続しそうである。
ついで、+9.8%の横浜市営地下鉄ブルーライン「高島町」駅である。「みなとみらい」駅にも隣接しており、横浜の湾岸ともいえる人気のエリアだ。5位には「桜木町」も顔を見せている。
+9%台には他に、「芝公園」「田町」「勝どき」「浜町」「人形町」といった港区や中央区の純都心・湾岸エリアが並んでおり、今後、こうしたエリアで売り出し事例が増えることも考えられる。
さらに詳しいデータとして、首都圏905駅、近畿圏368駅の中古マンションの年間売り出し数ランキングを以下のサイトで公開している。気になる駅を探すためには会員登録をしてご覧いただきたい。
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