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債券トレーディングは危機脱せず、顧客はまひ状態 超長期債が下落 英離脱で懸念されたデリバティブ 今度こそ的中か米10年債
http://www.asyura2.com/16/hasan111/msg/142.html
投稿者 軽毛 日時 2016 年 7 月 20 日 16:46:06: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 

債券トレーディングは危機脱せず、顧客はまひ状態

Katherine Chiglinsky、Agnel Philip、Laura J. Keller
2016年7月20日 15:34 JST

多くの投資家は今が資本を運用すべき時なのかまだ確信が持てない
債券トレーディングは困難に陥っている−パイパーのダフCEO

米投資銀行パイパー・ジャフレーのアンドルー・ダフ最高経営責任者(CEO)は、英国民投票での欧州連合(EU)離脱決定を受けた相場変動に伴う最近の持ち直しにもかかわらず、多くの顧客が債券トレーディングの拡大に引き続き消極的だと述べた。
  ダフ氏は19日のブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「債券トレーディングは困難に陥っている」と指摘。「われわれはまだ完全に危機を脱していない」と語った。
  米10年債利回りが最近数週間、おおむね1.35%から1.55%という過去最低水準近辺で推移する中で、多くの顧客は行動する時期の到来を待っていると同氏は述べた。
  「われわれの中核的投資家の多くは幾分まひしたまま、今が資本を運用すべき時期なのか確信を持てないでいる状況に依然あるようだ」と述べた。
原題:Duff Says Bond Trading Not Out of Woods as Clients Paralyzed (1)(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-07-20/OALNE26JIJUZ01


ゴールドマン:債券トレーディングが利益押し上げ-経費削減は期待以下
Dakin Campbell
2016年7月19日 21:18 JST 更新日時 2016年7月20日 01:03 JST

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債券トレーディング収入は33%増、株式は11%減
報酬費用は13%減の33億ドル

米ゴールドマン・サックス・グループの4−6月(第2四半期)決算は、前年同期比で74%の増益となった。債券トレーディングと債券引き受けの収入がアナリスト予想を上回った。ただ、経費は市場の期待ほどには低下しなかった。
  19日の同社発表によると、純利益は18億2000万ドル(約1930億円、1株当たり3.72ドル)と、前年同期の10億5000万ドル(同1.98ドル)から増えた。前年同期は法・規制に関連して14億5000万ドルの引当金を計上していた。ブルームバーグがまとめたアナリスト18人の1株利益予想は3.05ドルだった。
  ロイド・ブランクファイン最高経営責任者は業界全体の収入低迷を乗り切るためコスト削減に取り組み、今年に入りニューヨーク州で証券部門のトレーダーやセールス担当者など400人余りが削減され従業員数は全体で2000人減った。債券トレーディング収入はアナリスト予想を上回ったものの、その幅は同業他社に比べると小さかった。

ブルームバーグテレビに出演するブランクファイン氏

  取締役会は四半期配当を1株当たり65セントで据え置いた。9月1日時点での株主に対し同月29日に支払われる。ブルームバーグの配当予想では70セントへの引き上げが見込まれていた。
  純収入は13%減の79億3000万ドル。アナリスト予想の75億5000万ドルを上回った。費用は26%減の54億7000万ドルで、アナリスト予想より小幅な減少にとどまった。報酬費用は13%減の33億ドル。
  債券トレーディング収入は33%増の19億3000万ドルと、アナリスト予想の18億ドルを超えた。株式トレーディング収入は11%減の17億5000万ドルでアナリスト予想に届かなかった。前年同期の会計調整を除いて比較した。
  投資銀行業務からの収入は11%減の17億9000万ドルだった。
原題:Goldman Bond-Trading Gains Boost Profit; Cost Cuts Fall Short(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-07-19/OAK9B96JTSEH01

超長期債が下落、20年入札結果弱めで−中長期債や先物には買い圧力
池田祐美、山中英典
2016年7月20日 07:52 JST 更新日時 2016年7月20日 15:48 JST

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20年債入札:最低落札価格は予想を5銭下回る、応札倍率低下
先物は16銭高の153円28銭で高値引け、長期金利一時マイナス0.245%

債券市場で超長期債相場が下落。この日実施の20年債入札で最低落札価格が予想を下回ったことを受けて超長期ゾーンに売り圧力が掛かった。半面、中長期債には買いが入り、先物相場は堅調推移となった。
  20日の現物債市場で新発20年物の57回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より1.5ベーシスポイント(bp)高い0.15%と6月24日以来の水準に上昇。新発30年物の51回債利回りは2bp高い0.21%、新発40年物の9回債利回りは0.245%と、ともに6月23日以来の高水準を付けた。
  長期金利の指標となる新発10年物国債の343回債利回りは0.5bp高いマイナス0.23%で開始後、一時マイナス0.245%に下げた。新発5年物の128回債利回りは1bp低いマイナス0.325%、新発2年物の366回債利回りは横ばいのマイナス0.33%で推移している。

https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iSyiBYssqs_c/v2/-1x-1.png

  JPモルガン・アセット・マネジメントの塚谷厳治債券運用部長は、「20年債入札は予想より若干弱かったが無難な結果だった。月末の日銀金融政策決定会合でどういう結果になっても、足元で調整して利回り曲線が傾斜化したので、来週は買いが入ると思う」と話した。「いったん円が売られて株が上昇した中で金利上昇局面となった後で、買いを誘いやすい水準に来ている」との見方も示した。
  長期国債先物市場で中心限月9月物は、前日比3銭安の153円09銭で取引を開始し、いったん153円06銭まで下落した。その後はプラスに転じ、取引終了にかけて一段高となり、結局は16銭高の153円28銭で高値引けした。

20年債入札
  財務省が午後発表した表面利率0.2%の20年利付国債(157回債)の入札結果によると、最低落札価格は100円85銭と予想を5銭下回った。小さければ好調なテール(平均と最低落札価格の差)は17銭と前回の15銭から拡大。投資家需要を反映する応札倍率は3.46倍と前回の3.61倍から低下。平均落札利回りは0.147%、最高落札利回りは0.155%と、ともに過去最低を更新した。
  19日の米国債相場は4営業日ぶりに上昇。米10年債利回りは前日比3bp低下の1.55%程度となった。一方、この日の東京株式相場は下落。日経平均株価は同0.3%安の1万6681円89銭で終了した。一時は1%を超える下落場面もあった。
  みずほ証券の辻宏樹マーケットアナリストは、「米国債は英国の欧州連合(EU)離脱で利回りが一気に低下し、その後のリスクオフの巻き戻しで上昇するなど大きく上下した後、そろそろ落ち着く水準にきた印象だ。米国が利上げしづらい状況は変わっておらず、米10年債で1.5%周辺は違和感のない水準だ」と語った。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-07-19/OAJZFH6JTSE801


英離脱で懸念されたデリバティブ市場への影響少ない=近藤JBIC総裁

[東京 20日 ロイター] - 国際協力銀行(JBIC)の近藤章総裁は20日の会見で、英国の欧州連合(EU)離脱で「心配していたデリバティブ市場を通じた欧州金融機関への影響は比較的少ない」との認識を示した。イタリア金融問題も「(同国)政府が支援するなら当面落ち着くだろう」との見通しを示した。

もっとも今後影響が緩やかに欧州金融機関に波及する可能性はあり、欧州金融機関を通じて「アフリカや中東に影響する」と警戒した。

トルコのクーデター未遂を受け「政情が一番安定しているのは日本」と指摘。世界経済の先行きが不透明なため、どの国でも「何が起こっても不思議でない」と述べた。米大統領選ではトランプ候補の発言がクリントン候補に影響を与えており、「米国が孤立主義的方向に行くと困る」と懸念を示した。

市場で追加緩和期待が高まっている日銀の金融政策については「管轄外」としてコメントを控えた。

(竹本能文)
http://jp.reuters.com/article/jbic-idJPKCN1000H7


今度こそ的中か、米10年債利回り1.1%下回る確率は1%未満−新試算
Liz Capo McCormick
2016年7月20日 12:21 JST

https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iFhAotMRvepI/v2/-1x-1.png


ソシエテの新モデルによれば、10年債の適正利回りは1.95%
飽くなき米国債需要で、優秀なストラテジストらの予想も次々覆る

米国債市場で利回りの底を言い当てるのは、誰にとっても至難の業であることがはっきりした。
  ウォール街のストラテジストらはこれまで、何度も何度も予想を立て直さねばならなかった。 利回りの最低水準を予想しても、飽くなき米国債需要に覆されてしまう状況が繰り返されてきたからだ。
  
  なんとか正しい予測方法を見いだそうと、ソシエテ・ジェネラルなどがこれまでとは別のやり方を試し始めた。同行の債券チームは最近、長年使用してきたマクロモデルを修正、過去20年分の欧州と英国、日本の債券価格を要素として組み入れた。この新モデルと統計上の基準に基づけば、米10年債利回りが1.1%を下回る確率は1%に満たない。米連邦公開市場委員会(FOMC)が依然として利上げの方向にあるならなおさらだ。

  FOMCが方針転換しない限りあり得ないとみていた米10年債利回り1.4%割れが現実となったため、「利回りがどこまで下がれるのか、当社はモデルベースの予想方法に戻らなければならなかった」とソシエテの米金利戦略責任者、スバドラ・ラジャパ氏は説明。同行の見方では、「FOMCが引き締めから据え置きないし緩和に政策スタンスを変更するのは、依然として合理的でない」という。
  同行のモデルによれば、米10年債利回りの「適正」水準は1.95%で、米国債は先週の売り集中後でも引き続き極端に過大評価されている。同利回りは6日に過去最低の1.318%を付けた。修正前のオリジナルモデルが示唆した適正水準は2.85%と、最後に見たのは2014年前半という水準だった。
  JPモルガン・チェースの債券チームも自行のモデルを調整、米国外の金融政策見通しをより良く反映させるようにした。こうした新方式の追求は理解しやすい。何しろ16年初めのブルームバーグ調査でストラテジストらは今年末の10年債利回りを2.75%と予想。これは既に大きく外れ、現在の予想中央値は1ポイント以上低い水準となっている。
原題:Lessons in Bond Math: Less Than 1% Chance U.S. Yields Reach 1.1%  (抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-07-20/OALDBG6S972M01  

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