http://www.asyura2.com/16/hasan110/msg/625.html
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DeNA、無人運転バス使う交通システム 千葉市で
2016/7/7 16:44
ディー・エヌ・エー(DeNA)は7日、自動運転車両を開発する仏イージーマイル(トゥールーズ)と業務提携し、8月から無人運転バスを使う交通システム「ロボットシャトル」の事業を始めると発表した。まずイオンモール幕張新都心(千葉市)に隣接する豊砂公園の敷地内に導入する。今後は車両や保険などをひとつのパッケージ商品として、各種公共施設、商業施設、テーマパーク、工場への導入を目指す。
日本では自動運転車は私有地でしか走行が認められていない。豊砂公園の敷地内はイオンモールが千葉市から管理の一部を委託されており、走行が可能だ。
導入する無人運転バスは1台。イージーマイルが開発した電気自動運転車両「EZ10」を使う。最高時速は40キロメートル。乗車定員は最大12人で、車いすでも乗車もできる。地図データをもとにあらかじめ作成・設定したルートをカメラ、各種センサー、全地球測位システム(GPS)を使って走行する。車両の近くやルート上に障害物を認識した場合は、距離に応じて自動的に減速や停車をし、事故を避ける。
無人運転バス「ロボットシャトル」を発表し握手するディー・エヌ・エーの中島執行役員(左)とEasyMileのガニュールCEO(7日午後、東京都港区)
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無人運転バス「ロボットシャトル」を発表し握手するディー・エヌ・エーの中島執行役員(左)とEasyMileのガニュールCEO(7日午後、東京都港区)
DeNAの中島宏執行役員オートモーティブ事業部長は「インターネット以外の中長期の成長の柱を育てるためにあらゆる投資を行っている」と強調する。「自動車事業もそのうちのひとつだ」という。
高速通信「LTE」の100倍とされる第5世代(5G)の通信技術開発で先行するNTTドコモと提携することも固まっている。膨大な情報を素早く処理する自動運転で必要不可欠な通信技術の強化に向けて動き出した。ロボット開発ベンチャーのZMP(東京・文京)とは自動運転タクシーの開発を進めている。
自動運転分野ではKDDIが通信技術を使う「つながるクルマ」でトヨタ自動車と連携している。海外では米グーグルが欧米のフィアット・クライスラーオート・モービルズ(FCA)と組むなど、有望技術の主導権を虎視眈々(たんたん)と狙う動きが広まりつつある。
(湯田昌之)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ07HJZ_X00C16A7000000/
自動運転のバス 大手IT企業が来月千葉で導入へ
7月7日 18時56分
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大手IT企業が自動運転で走行する無人の小型バスを来月から千葉市内で導入することになりました。
これは大手IT企業の「ディー・エヌ・エー」が自動運転技術を開発するフランスのベンチャー企業と提携して行うもので7日、東京都内で計画を発表しました。
まず、来月から千葉市内にある大型ショッピングモールに隣接する公園で、自動運転で走行する無人の小型バスを導入するということです。公道ではないため、無人であっても走行ができるとしています。さらに、自動運転に必要な通信技術を開発している「NTTドコモ」などと共同で、福岡市内の大学の構内で無線通信機器を使った安全対策などについても、再来年から実証実験を行うということです。
自動運転で走行する無人の小型バスはどちらも最大で12人乗りで、車体には周囲の人や障害物などを感知するためのカメラやセンサーが取り付けられています。感知した際には、自動で走行を停止するほか、車内には緊急停止用のボタンも取り付けられていて、乗客がボタンを押せば、走行が停止します。
自動運転は決められたルートを走行するバスなどに導入しやすいとみられていて、会社は今後、大型ショッピングセンターの駐車場や工場内など公道以外の場所で導入することを目指しています。
ディー・エヌ・エーの中島宏執行役員は「私有地であれば導入にあたっての法律のハードルも低い。システムで二重三重の安全を確保したうえで、しっかりしたサービスを提供していきたい」と話していました。
自動運転 安全対策は
自動運転や運転を支援する技術の開発が進むなか、安全対策への関心が高まっています。
アメリカではことし5月、電気自動車メーカー、テスラモーターズの車がアクセルやブレーキを自動で調節する自動運転の機能を使って走行中に大型トレーラーと衝突し、運転手が死亡する事故が起きました。メーカー側はこの機能があくまでも運転支援のためであって、運転手には常にハンドルに手を添えることを求めているとしています。この事故を巡って、国土交通省は現在実用化されている運転支援の技術は将来に向けて開発が進められている自動運転とは別だとして、過信しないよう注意を呼びかけています。
自動運転については安全対策を徹底するための技術開発や実証実験が世界的に進められています。
オランダでは政府や大学、自動車部品メーカーなどでプロジェクトチームを作り、ことし1月から大学構内で無人バスの実証実験を行っています。安全対策として、速度を時速8キロ程度に抑えたうえで、センサーなどが人や障害物を感知した場合は、直ちに速度を遅くする機能などが搭載されています。また、車内にはハンドルを操作する運転手はいませんが、乗車している担当者が危険を感じた場合はボタンを押して緊急停止の操作ができるようにしています。この無人バスについては来月にも近くの駅から大学までの公道で実証実験を行う計画です。また、将来の実用化にあたっては学生たちがスマートフォンで乗り降りする場所を設定するサービスも導入したいとしています。
このプロジェクトに参加している地元ヘルダーランド州の担当者は「実験を行うにあたり最も大事な観点は安全だ。私たちは自動運転がどれくらい安全なのか、まだ予測してきれていない。自動運転は長期的に見れば自家用車にとって代わる移動手段として大きな変革をもたらすだろう」と話していました。
関連ニュース
米テスラ車 自動運転機能で走行中に初の死亡事故7月1日 11時05分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160707/k10010586901000.html
米テスラ車 自動運転機能で走行中に初の死亡事故
7月1日 11時05分
米テスラ車 自動運転機能で走行中に初の死亡事故
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アメリカの電気自動車メーカー、テスラモーターズは、自動運転の機能を使って走行中のテスラの車で初めての死亡事故が起きたことを明らかにし、アメリカの運輸当局はシステムに問題がなかったかを検証する予備的な調査を始めることになりました。
アメリカ運輸省によりますと、ことし5月7日、南部のフロリダ州の交差点で、テスラの電気自動車「モデルS」が、前方で左折していた大型トレーラーと衝突する事故が起きました。この時、車は、アクセルやブレーキを自動で調節する自動運転の機能を使って走行していましたが減速せずに衝突し、運転手の男性が死亡しました。
テスラによりますと、当時は日ざしが眩しかったことから自動運転の装置が白い色のトレーラーに反応せず運転手も認識できなかったためブレーキをかけられなかったとしています。
死亡事故を受けて、アメリカ運輸省の道路交通安全局は、自動運転システムの設計や性能に問題がなかったかを検証する予備的な調査を始めることを明らかにしました。
テスラは、アメリカで去年10月から自動運転の機能を提供していますが、これを利用中に起きた死亡事故は初めてだということです。自動車メーカー各社が自動運転の開発にしのぎを削る中で起きた今回の事故は、メーカー側に安全対策を求める議論にも影響を与えそうです。
テスラの自動運転機能 日本でも提供
テスラモーターズは、去年10月、アメリカなどで運転手がハンドルやアクセルを操作しなくても自動で走行できる機能の提供を始めました。「モデルS」と呼ばれる主力の電気自動車にはあらかじめ周囲の状況を把握するカメラやセンサーが装備されていて、インターネットを通じてソフトウエアを更新することで機能を追加したり向上させたりすることができます。
機能としては、運転手がハンドルやアクセルなどを操作しなくても車線に沿って前の車との距離や速度を制御して走行できるほか、ウインカーを出すだけで自動的に車線を変更することができます。このサービスは日本でも国の承認を得てことし1月から提供しています。
ただ、テスラは、こうした機能はあくまで運転の支援が目的だとしており、運転手には常にハンドルに手を添えることを求めているほか、車の操作の責任は運転手にあることを強調しています。
テスラによりますと、このサービスを利用しているすべての車の走行距離の合計はこれまでに2億1000万キロを超えていますが、死亡事故が起きたのは今回が初めてだとしています。
死亡した男性 自動運転の動画を生前投稿
テスラモーターズの自動運転の機能を利用中に死亡した男性は生前、この機能によって交通事故を防ぐことができたという動画をインターネット上に投稿していました。
男性がことし4月に動画共有サイト、ユーチューブに投稿した動画では、運転中に左から急に走行車線に割り込んできたトラックをセンサーが感知して自動的にハンドルが右に切られて接触を防ぐ様子が映し出されています。この投稿に対しては、テスラのイーロン・マスクCEOもみずからのツイッター上で、自動運転機能が衝突を防いだ動画だと紹介していました。
テスラは、亡くなった男性について、「彼は革新的な発明や技術の進歩、それにテスラの使命を強く信じていた友であった。残された彼の家族と友人に心からお悔やみを申し上げる」とコメントしています。
関連リンク
アメリカ 自動運転の車の事故で人が亡くなるNEWSWEB EASY 7月5日
グーグルの先へ IoT×人工知能ビジネス特集 6月8日
くらし☆解説 「ここまできた!自動運転」解説委員室ブログ 3月17日
自動運転 過疎・高齢化防ぐ切り札におはよう日本 特集ダイジェスト 3月4日
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160701/k10010579451000.html
自動運転 過疎・高齢化防ぐ切り札に
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阿部
「私たちの生活を支える、身近な公共交通機関。
このバスやタクシーに、自動運転を活用しようという研究が進められています。」
和久田
「研究に熱い視線を注いでいるのは、過疎や高齢化に直面している地域です。
自動運転を、地域が抱える問題の解決につなげようという取り組みを取材しました。」
社会の問題を解決!? 生活の足に自動運転を
今週、神奈川県藤沢市の一般道で始まった実証実験。
自動運転のタクシーが、住民を乗せて走りました。
実験では安全面を考慮し、運転席に人が座り、緊急の際は手動運転に切り替えます。
利用者は、スマートフォンで予約。
すると、指定した場所に自動運転のタクシーがやってきます。
そして、数キロ先の目的地まで移動できるというものです。
乗車した住民
「はじめは自動というのは少し不安あったが、思ったより静か。」
開発を進める企業は、2020年に無人運転による安い料金のタクシーの実現を目指しています。
ロボットタクシー 中島宏社長
「一般市民の方に乗ってもらって、実験にとっては大きな一歩。」
この自動運転タクシーに大きな期待を寄せているのが、実験が行われている、藤沢市・湘南大庭地区です。
最寄りの駅まで、歩くと1時間。
生活に車は欠かせません。
昭和40年代にニュータウンとして開発されたこの地域。
今、住民の高齢化が進み、65歳以上の割合は市内で最も高くなりました。
高齢者の中には、免許を返納し車を手放した人も少なくありません。
免許を持たない住民
「坂道が多いから大変。
年々、年を取ってくるという面と、それに並行して体の動きも鈍くなるという面で、外に出るのがおっくう。」
交通手段を持たない高齢者が頼りにしているのは、自宅まで来てくれるタクシーです。
自動運転によって、人件費が抑えられ料金が下がれば、気軽に利用できるようになります。
湘南大庭地区郷土づくり推進会議 山野邉國雄議長
「行きたい所に自分の家から行って、自分の家まで帰ってくる。
無人でしかローコストを実現できないだろう。
だから自動運転タクシーに期待したいところがある。」
自動運転タクシーに期待を寄せているのは、住民だけではありません。
藤沢市内のタクシー会社です。
車両36台に対して、現在、運転手は73人。
24時間をシフトで回すためには、人手が足りません。
社長の村木薫(むらき・かおる)さん。
運転手の高齢化も深刻だと言います。
和光交通 村木薫社長
「平均がいま62歳くらい。」
中には、80代の運転手もいます。
村木さんは今後、人手不足はさらに深刻になると心配しています。
和光交通 村木薫社長
「無人である自動運転タクシーは、(人手不足の)問題を解決してくれる手段として期待している。」
自動運転を公共交通機関で活用しようという試みは、タクシーにとどまりません。
石川県珠洲市。
過疎化が進み、11年前、鉄道が廃線となりました。
今、住民の足となっているのは、民間の路線バスです。
住民
「バスなかったら、どこも行けない。」
住民
「無いと困る。
医者にも行けなくなる。」
市は住民の生活を支えるため、赤字を補填(ほてん)し路線を維持してきましたが、財政的に大きな負担となっています。
そこで着目したのが、自動運転です。
将来的には、病院やスーパーなどを結ぶ路線で自動運転のバスを走らせたいとしています。
珠洲市 企画財政課 金田直之課長
「いかに経費を削減して、持続的に人材を確保できるのかに尽きる。
検討する中で、自動運転技術がこんなこと(バス)に使えるというのが分かると、選択肢も広がるし可能性も広がる。」
市と共同で計画を進める、金沢大学准教授の菅沼直樹(すがぬまなおき)さんです。
“自動運転を開始します。”
バス路線を含む、およそ60キロの区間で開発中の自動運転車を走らせ、テストを繰り返しています。
過疎地ならではの問題もあります。
路肩の手入れが行き届いていない道。
伸びた草や木を障害物と認識した車は、センターラインに寄ってしまいました。
それでも菅沼さんは、運行ルートが決まっているバスでは、道路のデータを入力するなどすれば対応は可能だといいます。
金沢大学 自動運転ユニットリーダー 菅沼直樹准教授
「道路がでこぼこしているとか、そういう問題がもしあっても、ここしか走らないよということであれば、そこを加味して設計することができる。
バスだと決められたルートを走る。
近い将来での実現性は高いと思う。」
社会の問題を解決!? 生活の足に自動運転を
阿部
「取材にあたった経済部の野口記者です。
タクシーやバスへの自動運転の活用、地域の期待が大きいようですね。」
野口恭平記者(経済部)
「今、紹介した公共交通以外でも、ドライバー不足が深刻な物流業界も自動運転に注目しています。
ネット通販で注文した商品が自動運転の車で自宅に届く、そんな時代が来るかもしれません。」
自動運転 課題は…
和久田
「ただ、まだ開発中ということで安全面も気になりますが、もし事故が起きた場合はどうなるのでしょうか?」
野口記者
「そもそも今、自動運転の車を想定した法律はないので、まさに今、その点を検討しているところです。
特に問題なのが、事故が起きた時の責任は、いったい誰が負うのかという点です。
警察庁は有識者による会議を立ち上げて、法律や制度の課題の洗い出しを進めています。
また、事故が起きた時の保険のあり方も課題で、保険会社は次世代の車に対応した新たな商品を検討しています。」
阿部
「まだまだ検討課題は多いということですね。
では、実現のメドはどうでしょうか?」
野口記者
「政府は自動運転について、東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年の実現を条件つきで目指しています。
例えば『サービスを行える地域を限定する』『雨の日や夜間は利用しないといった制限を設ける』『自動運転の車をコントロールセンターで遠隔監視する』。
あらゆるところに自由に行くというのは難しいにしても、2020年の段階では、こうした条件つきの自動運転サービスであれば実現できるのではないかと思います。」
http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2016/03/0304.html?
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