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<日銀6月短観>大企業・製造業の景況感横ばい…中小は悪化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160701-00000039-mai-bus_all
毎日新聞 7月1日(金)12時3分配信
日銀が1日発表した6月の企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、大企業・製造業がプラス6と前回3月調査から横ばいだった。一方、大企業・非製造業はプラス19(前回はプラス22)と2四半期連続で悪化したほか、中小企業も悪化が続いている。 今回調査は英国国民投票での欧州連合(EU)離脱派勝利が判明した24日時点で9割超が回答済み。離脱への反応がほとんど反映されておらず、足元の景況感は全体としてさらに悪化している可能性がある。
DIは、景気が「良い」と回答した企業の割合から「悪い」の割合を引いた数値。業況感の前提となる2016年度の想定為替レートは1ドル=111円41銭と、3月調査(117円46銭)から約6円、円高方向に修正された。
大企業・製造業のDIは、16業種のうち6業種が悪化した。円高や軽自動車の燃費不正の影響で「自動車」が7ポイント悪化したほか、輸出割合の高い「生産用機械」「業務用機械」が2〜4ポイント悪化した。改善は9業種。円高で原材料の輸入コストが下がる「食料品」は9ポイント改善、「紙・パルプ」も4ポイント改善した。大企業・製造業の16年度設備投資計画は前年度比12.8%増だった。
大企業・非製造業は12業種のうち8業種で悪化。円高に伴い訪日外国人(インバウンド)による消費の鈍化を背景に「小売り」や「宿泊・飲食サービス」がそれぞれ7ポイント、11ポイント悪化した。熊本地震で交通網が寸断された影響もあり「運輸・郵便」が5ポイント悪化した。
中小企業の景況感はさらに悪化している。製造業のDIはマイナス5と前回から1ポイント悪化し、2期連続で悪化。非製造業は4ポイント悪化のゼロとなり、6四半期ぶりにプラスでなくなった。
3カ月後の先行きDIは大企業の製造業が横ばいで、非製造業は2ポイント悪化。製造業は16業種のうち11業種、非製造業は12業種中9業種が悪化を見込む。足元の円高の悪影響が加われば大幅悪化につながる可能性もある。【安藤大介】
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