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夜はどれだけ長くとも、夜明けは必ずくる 天山 / PIXTA(ピクスタ)
まだ間に合う!? 株価暴落後、「1週間限定」の投資法はコレ!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160629-00124711-shikiho-biz
会社四季報オンライン 6月29日(水)20時11分配信
想定外。この言葉が、ぴったりかもしれません。
6月24日、金曜日。この日(日本時間)、イギリスのEU脱退が確実となりました。この報道を受け、世界の市場は暴落。24日の日経平均は前日比で1286円33銭安。この下落幅は、2000年4月の暴落以来、16年ぶりのものとなりました。
しかし、これは私たち投資家にとっては、「逆張りの大チャンス」ととらえることもできるでしょう。そこで今回は、過去にあった暴落相場について、傾向を分析します。そして、暴落中にやってはいけないことや、利益を出しやすい投資法、利益を出しやすい銘柄の特徴などを探っていきます。役立つ内容を詰め込みましたので、ぜひ最後までお読みいただければと思います。
■ 暴落相場で絶対にしてはいけないこと
暴落相場では、値上がり中の株に手を出すのは危険だと思います。なぜなら、値上がり中の銘柄は、真っ先に利益確定の売り圧力が強まるからです。
暴落相場では、含み損を抱える投資家が急増します。これを受けて、彼らは含み損を補填しようと考えるはずです。よって、相場が暴落している時には、「含み益を持っている銘柄から、損失補填のために利益確定されていく」のが普通でしょう。
そう考えると、このような時期に値上がり中の銘柄を買うのは、好ましくないと思うのです。
■ 暴落相場では暴落株を狙おう
暴落相場では、素直に暴落株を買い付けるのが無難です。急落し、割安感が高まっている銘柄を買い付けることで、その後のリバウンドが期待できるでしょう。たとえば、「25日移動平均」や「75日移動平均」を使うだけで、逆張り投資は誰にでも実践できます。参考としての以下の投資法をご覧ください。
■暴落相場を狙った逆張り投資法
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(分析対象)
・東証1部貸借銘柄
・低位株を除く(直近終値が100円より大きい)
・薄商い株を除く(直近売買代金が1億円より大きい)
(暴落相場の定義)
・直近5営業日の間に日経平均が前日比−1000円以上下落した日がある
(暴落中の株の定義)
・終値が25日移動平均よりも20%以上安い
・終値が75日移動平均よりも20%以上安い
(株を買うタイミング)
・上述した条件を全て満たしたら、翌日成行で購入する
(株を売るタイミング)
・株を購入してから、含み益が10%以上になったら翌日成行で売却する
・株を購入してから、60営業日以上が経過したら翌日成行で売却する
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以上が、暴落相場を狙った逆張り投資法の内容です。プレミアム会員の方なら、四季報オンラインの銘柄スクリーニング機能を使うだけで、このような条件の「暴落中の株」をカンタンに見つけることができます。
たとえば、27日終値でスクリーニングしてみたところ、ミツバ <7280> 、ツバキ・ナカシマ <6464> 、ユニゾHLD <3258> などが前述した「暴落中の東証1部銘柄」に当てはまりました。このほかにも20銘柄以上が該当しましたので、逆張り投資の対象銘柄を選定する際に、お試しいただければと思います。
■ 反発しやすい銘柄の特徴は?
では、この投資法を使ったときの過去の戦績は、どのような結果が得られたのでしょうか。
00年1月から16年5月までの株価データを使って、詳しく調べてみることにしました。検証結果は、以下のとおりです。
検証結果:暴落相場で逆張り投資したときの成績
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検証期間:00年1月1日から16年5月31日まで
総サンプル数:1744回
勝率:83.03%
平均損益率:+7.61%
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00年以降の16年間で、株価の下落幅が1日で1000円を超えたのは、今回を含めて5回しかありませんでした。検証結果を確認すると、この投資法を使うと、勝率が80%超、平均損益率は+7%超という結果が得られました。暴落があった直後の1週間では、急落株を買うと、利益が出しやすいことがおわかりいただけたでしょう。
暴落相場では、暴落株を狙った逆張り投資が有効だということがわかりました。ですが、これだけでは少々物足りません。今回のような大暴落はめったにありません。ですので、このチャンスでドカンと利益を出したいところです。
そこで、この逆張り投資法を使ったときに、特に利益を出しやすかった(=反発しやすかった)銘柄の特徴を調べることとしました。具体的には、業種別のデータを集計し、特に反発しやすかった業種を探すことにしました。これから、暴落相場で、特にリバウンドしやすい業種トップ3をご紹介します。以下が、その結果です。
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■暴落相場の直後に反発しやすい業種トップ3
・化学(サンプル数158、勝率92.41%、平均損益率+12.63%)
・機械(サンプル数173、勝率86.71%、平均損益率+7.87%)
・卸売業(サンプル数82、勝率86.59%、平均損益率+9.76%)
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以上が、相場暴落直後にリバウンドしやすかった業種トップ3です。これらの業種に当てはまる銘柄は、暴落の後にリバウンドしやすい傾向がつかめました。よって、今回の暴落でも、こういった特徴のある銘柄ほど、反発が見込めると期待できます。
「16年ぶりの大暴落」。見方によっては「16年に1度の大チャンス」ととらえることもできるでしょう。あなたもリバウンドの見込みのある銘柄に注目してみて、利益を狙ってみてはいかがでしょうか。
本記事のまとめ:
・相場が不安定な時、値上がり中の銘柄を買うのは危険
・暴落時には、逆張り投資をすると利益を出しやすい
・暴落時に反発しやすい業種として、化学、機械、卸売業などが挙げられる
中原良太/1990年生まれ。慶應義塾大学理工学部卒。投資情報サイト「株式予報Stockforecast」代表。2015年にYahoo! ファイナンス株価予想達人にて「ベストパフォーマー賞」と「通算最高勝率者賞」をダブル受賞。近著に『株2年生の教科書』(共著、総合科学出版刊行)。
※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
中原 良太
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