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英EU離脱の余波 「ドイツの銀行が危ない」電撃情報流れる
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/184521
2016年6月29日 日刊ゲンダイ
リーマン・ショックの悪夢再び(C)AP
金融市場は、次なるショックに脅えている。
英国のEU離脱は、この先、何を引き起こすか全く分からない。日本の株式市場はいったん、落ち着きを取り戻した格好だが、リーマン・ショック級の危機に襲われるという見方も根強い。
その引き金になりそうな電撃情報が流れている。
「ドイツの銀行が危ないという話がまことしやかに流れています。EU残留で利益を得られるようなデリバティブ(金融派生商品)で、巨額損失を出したというのです。真偽は定かではありませんが、こうした怪情報は世界中の金融市場で次から次へと浮上しています」(株式アナリストの黒岩泰氏)
6月中旬にはEU離脱問題と関係なく、ドイツ銀行の経営悪化が伝わった。中国投資での焦げ付きやパナマ文書がらみで巨額損失が発生。排ガス不正で揺れている独フォルクスワーゲンへの融資も経営を直撃し、1兆円規模の損失を計上する可能性が報じられた。
そこに英国のEU離脱が重なった。ドイツ銀行は英国向けの融資残高が多いとされ、ポンド安などによる通貨不安も経営にマイナスだ。
「EUを支えるドイツの銀行が、仮に経営破綻したら、金融市場は間違いなく大混乱します。それをキッカケに世界中でパニックが起きるでしょう。08年のリーマン・ショックに例えると、英国のEU離脱は、サブプライムローン問題が表面化したのと同じです。本格的な危機は、あとからやって来ます。ドイツの金融機関が破綻したら、EU域内、米国、そして日本の金融機関へも危機は伝播します。世界恐慌の入り口になるかもしれない」(市場関係者)
リスクオフが明確になると、安全資産といわれる円が猛烈に買われ、円高が進む。
「物価や経常収支などから、1ドル=93円まで円高は進むと思っています。ここ数カ月間のドル円相場と株価の動きを照らし合わせると、おおむね1円の円高で日経平均は400円下がります」(黒岩泰氏)
日経平均は1万5000円前後で推移している。為替は1ドル=101円前後だ。ここから93円まで円高が進行すると、日経平均は3200円(400円×8円)下落して、1万1800円となる。
市場では、EU離脱により、ドイツ銀行や仏BNPパリバ、仏ソシエテ・ジェネラルなどが痛手を受けかねないといわれる。また、EU内で手広く事業展開する英バークレイズや英HSBCも、今後のビジネスに支障が出るのではないか、と伝わる。
予断を許さない。
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