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米国株、ダウ急反落し610ドル安 金融や素材の下げきつく 英EU離脱で
http://www.nikkei.com/article/DGXLASB7IAA05_V20C16A6000000/
2016/6/25 5:46 日経新聞
【NQNニューヨーク=川内資子】24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は急反落し、前日比610ドル32セント(3.4%)安の1万7400ドル75セントと3月16日以来ほぼ3カ月ぶりの安値で終えた。英国の国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決まったのを受け、世界経済の不透明感が強まった。投資家が運用リスクを避けて、米株式を売る動きが広がった。
英国のEU離脱が世界景気の減速や金融市場の混乱につながるとの警戒感が強まった。アジア、欧州の株式相場が軒並み急落し、米市場でも金融や素材など業績が景気動向に左右されやすい銘柄を中心に売りが出た。
外国為替市場でドルが対英ポンドやユーロで上昇した。ドル高が米景気や企業業績を押し下げるとの警戒感を誘い、建機のキャタピラーや航空機のボーイングなど海外事業の比率が高い銘柄への売りも膨らんだ。ダウ平均は午後に一段安となり、下げ幅は一時654ドルに達した。
610ドル安というダウ平均終値の下げ幅は2011年8月8日以来ほぼ4年10カ月ぶりの大きさ。当時は米政府の債務上限を巡って格付け会社が米国債を格下げするなどし、投資家心理が萎縮していた。
投資家心理を測る指標で「恐怖指数」と呼ばれる変動性指数(VIX)は急上昇。市場の不安心理の高まりを示す節目の20を大きく上回り、25.76と2月11日以来の高水準で終えた。
逃避資金の受け皿となりやすい金や米国債が買われた。金相場の上昇で収益が拡大するとの期待からニューモント・マイニングなど金鉱株が軒並み上昇。米長期金利の低下を受けて、電力のPG&Eなど配当が高いとされる公益関連株もしっかりだった。
機関投資家の多くが運用指標とするS&P500種株価指数は反落し、同75.91ポイント(3.6%)安の2037.41と3月28日以来の安値だった。
ナスダック総合株価指数は反落し、同202.062ポイント(4.1%)安の4707.979と3月10日以来の安値で終えた。
業種別S&P500種株価指数では全10種のうち「金融」「素材」など9業種が下げた。一方、「公益事業」が上げた。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約25億1000万株(速報値)、ナスダック市場(同)は約36億3000万株だった。
ダウ平均は構成する30銘柄すべてが下げた。金融のゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースがともに約7%の急落。IT(情報技術)のIBMやクレジットカードのアメリカン・エキスプレスの下げも大きかった。
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