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4月の機械受注額11%減 円高などで設備投資に慎重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160609-00000015-fsi-bus_all
SankeiBiz 6月10日(金)8時15分配信
内閣府が9日発表した4月の機械受注統計(季節調整済み)は、民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額が前月比11.0%減の7963億円と、2カ月ぶりにマイナスとなった。下落幅は2014年5月の15.3%減以来の大きさで、16年4〜6月期もマイナスとなる見通しだ。円高や海外経済の減速で企業が設備投資に慎重になっている可能性があり、日本経済回復の足かせになりかねない。
4月の下落幅は、3〜4%減と見ていた市場予想を大きく下回った。内訳は製造業、非製造業ともにマイナス。
前月に大型案件があった反動減があるものの、市場では「世界景気の回復力の弱さなどで、企業が慎重に発注している可能性が示唆される」(明治安田生命保険の謝名憲一郎シニアエコノミスト)との見方が出ている。
内閣府は、4〜6月期は前期比3.5%減になると予想する。ただ、達成には5、6月平均で8%増という高い伸びが必要で、市場では「達成できず、4〜6月期は見通しより下振れする」との見方が上がる。
設備投資の弱さは、ほかの統計にも出ており、1〜3月期の実質国内総生産(GDP)改定値では、設備投資が3四半期ぶりのマイナスに。現状判断指数が2カ月連続で悪化した5月の景気ウオッチャー調査では、「外国為替相場の見通しが立たず、設備投資が動かない」(東海のソフト開発)といった声があった。
内需の柱である設備投資が弱ければ、経済全体が下押しされる。
中長期的には、マイナス金利政策による貸出金利の低下や東京五輪の特需を、企業の投資意欲にどこまでつなげられるかも課題となりそうだ。
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