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6月6日、ECBは金利引き下げ余地が限界に近づきつつあるとの見方がインフレ目標達成を困難にしているとの研究論文を公表した。写真はドラギECB総裁、2012年11月撮影。(2016年 ロイター/Ralph Orlowski)
利下げ余地限界論、インフレ目標の達成困難に=ECB論文
http://jp.reuters.com/article/ecb-research-inflation-idJPKCN0YS1DO
2016年 06月 6日 22:05 JST
[フランクフルト 6日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は、中銀の金利引き下げ余地が限界に近づきつつあるとの見方がインフレ率の目標達成を困難にしているとの研究論文を公表した。
論文は「マイナスの衝撃が及び、中銀が事実上の下限まで政策金利を引き下げる必要に迫られれば、将来のインフレにテールリスクを生じさせることで、インフレ期待への下押し圧力を高める」と指摘。
金利の下限到達リスクにより、インフレが目標を最大45ベーシスポイント(bp)下回る可能性があると分析した。
「事実上の下限は、政策金利がそれに制限されていない状況にあっても、民間部門の期待を通じて現在のインフレ率を下押しする」としている。
その上で、政策金利の下限に関する最近の動向に加え、長期の成長率、および長期の均衡政策金利の見通し下方修正により、民間部門で政策金利が下限に近づいているとの見方が高まっていれば、インフレ率の目標達成は世界的な金融危機前より、困難さを増している可能性を予測モデルは示唆していると指摘した。
論文はECBと米連邦準備理事会(FRB)が公表した。ただ執筆者の考えが必ずしも両中銀の見解を示しているという訳ではない。
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