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<円高106円台>米国発の市場動揺続く
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160606-00000097-mai-brf
毎日新聞 6月6日(月)23時15分配信
6日の東京金融市場は、米国の早期追加利上げ観測後退にともなう米国発の市場動揺が波及。円相場は1ドル=106円台と1カ月ぶりの円高・ドル安水準となり、日経平均株価は一時、前週末終値比300円超値下がりした。市場の注目は、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の講演(6日、日本時間7日未明)に集まっており、「イエレン氏が利上げに慎重な立場を示せば一段の円高が進む。節目の105円台で円高が止まるかが焦点」との声が広がっている。【片平知宏】
3日発表された米国の5月雇用統計は、非農業雇用者数の増加幅が前月比3万8000人増と2010年9月以来の低い伸びとなり、市場予想を大幅に下回った。イエレン議長は5月27日の講演で、景気の改善が続けば「ここ数カ月で追加利上げが適切になる」と早期利上げに積極的な姿勢を見せていた。今回の雇用統計がFRBの利上げ姿勢にどのような影響を与えるのか市場は解釈に戸惑っている。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジストは「雇用統計はあまりにも悪かったが、通信大手のストライキで下振れした特殊要因もある。米国経済の本格的な下振れを示すものか市場は疑心暗鬼」と指摘する。
市場では、6日のイエレン議長の発言内容次第で為替相場が大きく左右されるとの見方が広がる。植野氏は「早期の利上げを意識させる発言があれば1ドル=108円台まで切り返す可能性がある」とみる。一方、みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジストは「利上げに慎重な姿勢をみせれば円高が進む」と警戒を強めている。
105円台を突破すれば、日銀の追加緩和(14年10月)以前の同年9月上旬の水準に戻る。政府は景気回復の足かせとなる急激な円高を警戒しており、財務省の浅川雅嗣財務官は6日の講演で「緊張感をもって注視していく」と発言した。
ただ、今春以降、為替水準について日米政府で意見の相違が目立っているのも事実で、市場には実際に日本政府が介入に踏み切れるか懐疑的な見方もある。三菱東京UFJ銀行の内田稔チーフアナリストは「105円台に入ると日本政府から円高けん制発言が相次ぐことが見込まれるが、投機筋の円買いも予想され、効果は限定的ではないか」と指摘しており、神経質な展開が予想される。
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