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ニッポンを代表する“激安三大スーパー”の魅力に迫る!
全国720店舗超に拡大!「業務スーパー」が“安くてうまい”を実現できる理由
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160601-00066064-playboyz-soci
週プレNEWS 6月1日(水)6時0分配信
食事を作るのが面倒くさくて、朝昼コンビニ、夜は外食という人も多いはず。となれば、自然と増加するのが食費。
しかし、自炊すれば減らしやすいのが食費でもある…。さらに言えば、自炊をするならばキチンと安いものを買って節約したいと思うのは道理だろう。そこで活用したいのが庶民の味方、激安スーパー。
激安スーパーについて、家事アドバイザーで生活総合情報サイト『All About』の節約ガイドでもある矢野きくのさんに解説してもらった。
「もともと激安スーパーは地域密着型の店舗が多かったんです。しかし、最近では全国展開する激安スーパーも徐々に増えています。これはリーマン・ショック以降、長引く不況の中でメディアが激安スーパーを多く取り上げるようになったということも影響しているでしょう」
特に「プロ御用達」や「卸売り」などとうたっているスーパーは、メディアで紹介されることによって「プロじゃなくても使える」と認識され、利用者の増加、店舗の拡大につながったとか。
ちなみに、矢野さんのオススメの激安スーパーは?
「全国展開している『業務スーパー』は外せません。それに加えて、関東ならばお肉に絶対の強みを持つ『肉のハナマサ』、関西ならばなんといっても大阪の名物チェーン『スーパー玉出』ですね」
というわけで、まず最初は兵庫県で開業し、現在では全国に店舗を拡大した激安スーパー界の雄、業務スーパーだ。
「2000年に1号店をオープンさせた業務スーパーはフランチャイズ方式で店舗を急速に拡大していて、現在では全国に720以上の店舗があります。最大の特徴はやはり飲食店などに対応した“プロ用の食材”を扱っているということ。だからこそ、味と素材は確かです」
他にも利用者にうれしい特徴がある。
「プロ用だけに、皮がむかれているゴボウだったり、すでに炒められているタマネギ(あめ色タマネギ)だったり、調理時間が短くて済む“時短食材”も多い。仕事などで忙しい方でも料理がしやすくなりますよね。また、時短食材はグラム換算すると、皮をむいたりする前の状態で売っている商品よりも安い場合もあるんですよ」
調理時間を短縮できて、おまけに安いなんて超おトク。でも、業務用の商品って、どれもジャンボサイズすぎて、なかなか使い切れないというイメージも…。
「業務スーパーに限らずですが、激安スーパーの巨大食材を活用するには、やはり冷凍庫をうまく使うことが一番です。野菜は最初から冷凍のものを中心に買い、肉などの生鮮食品も購入したら一回で使う量ごとに分けて保存しておく。そうすれば、食材をダメにするリスクを減らせます。ジップロックやラップなど保存用のアイテムが役に立ちます」
冷凍した肉や野菜はそれほど消費期限に敏感になる必要はないが、それでも自分で冷凍したものの場合は1ヵ月以内に使い切るのが目安。
「業務スーパーの冷凍食品では、その他に『ニューヨークチーズケーキ』や『チョコレートタルト』なども本格的な味で人気です。そうした、お店で食べればそれなりの値段になるものが安く手に入れられるのも業務スーパーの魅力です」
なるほど! しかし、そもそも業務スーパーはなんでこんなに安いのだろうか?
「業務スーパーを展開する神戸物産は徹底したコスト意識を持って、可能な限り商品を自社製造しているのです。例えば、人気商品の『天然酵母食パン』を作る工場は、製造ラインの時間的なロスを減らすためにこの商品だけを製造するようにしているそうです。また、店内レイアウトも段ボールごと商品を陳列するなど簡素化して手間を省き、人件費と備品代をカットしています」
そんな業務スーパーで買い物をする上での注意点は? さらに、オススメの激安スーパー『肉のハナマサ』、『スーパー玉出』についても発売中の『週刊プレイボーイ』24号では徹底分析! そちらもお読みいただきたい。
(取材・文/牛嶋健[A4studio])
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