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すでに限界(鈴木修会長)(C)日刊ゲンダイ
提携結んだ2010年から…スズキ「燃費不正」の元凶はVWか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/181640
2016年5月20日 日刊ゲンダイ
スズキよ、おまえもか――。燃費不正が大問題となった三菱自動車に続き、軽自動車の雄「スズキ」でも、車の燃費データ測定で、国の規定と異なる方法を用いていたことがわかった。その範囲は現在販売中の「ワゴンR」や「アルト」など全16車種、累計210万台にも及ぶというから大変だ。
スズキの“ドン”こと鈴木修会長(86)ら経営陣が18日会見し、「燃費を見かけ上、良くしようという意図はなかった」などと強調。スズキが“不正”測定した数値と、国の規定で測った数値は「誤差の範囲内」だとし、修正はしないという。「引き続き安心してお乗りいただきたい」と訴えたが、本当に大丈夫か。市場は敏感に反応し、スズキ株は急落、終値は270円安の2613円だった。
国内で軽自動車のシェア2位のスズキは、首位のダイハツと激しい燃費競争を繰り広げてきた。ライバルのダイハツは燃費データなどについて「改めて社内調査をした結果、法令に反した事実はなかったと再確認した。国交省にも報告しています」(広報部)としている。
一体、なぜスズキはこんな事態に陥ってしまったのか。会見では、不正が始まったのは「おおよそ2010年くらいから」(本田治副社長)と明かしたが、その年はちょうどフォルクスワーゲン(VW)と資本・業務提携を結んだ年だ。昨年に提携は解消されているが、経済ジャーナリストの大山功男氏はこう言う。
■性能を良く見せて優位性アピールか
「VWとの提携が今回の不正と関係している可能性はあると思います。少しでも性能を良く見せて、“優位性”をアピールする狙いがあったかもしれません。そのほうが、技術提携する際のライセンス料が安く済む。しかも、VWもディーゼル車の排ガス不正をやっていたわけですから」
経営陣の責任問題について、鈴木会長は「まずは改善が第一」とし明言を避けた。だが、法令に違反した不正データを使っていた点は三菱自と同じだ。トップが責任を取って出直したほうが、ユーザーも安心するのではないか。
「カリスマ経営者である鈴木会長のもと、何事もトップダウンで決めてきたスズキでは“後継者”が育っていません。今後は優秀なトップを外部から招聘するしかないのではないか。もしくは、三菱自が日産の傘下に入ったように、どこかの傘下に入るかです。これからは“自動運転”の時代になる。その開発が進んでいるグーグルやアップルの子会社になるのも面白いかもしれません」(大山功男氏)
スズキに考えている暇はない。
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