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23区バトル:平均年収で比較した、一番リッチな区はどこだ!?
https://tokyo-calendar.jp/article/6420
2016.05.14 東京カレンダー
日本経済の中心・東京。特に23区は、高層ビル群が立ち並び、様々な企業が集う。
当然、サラリーマンから経営者まで数多くの人が住んでいるわけだが、はたして稼いでいる人はどこに住んでいるのだろうか?
ということで総務省統計局のデータを活用して算出してみました、23区ごとの平均年収。
今回は、ランキング形式で発表!トップ3の区とワースト3の区は最後に発表いたします。果たしてリッチな人はどの区に?!
■15位〜20位:下位には下町エリアが多くランクイン
15位.中野区(387万円)
16位.台東区(385万円)
17位.墨田区(350万円)
18位.板橋区(350万円)
19位.江戸川区(346万円)
20位.荒川区(345万円)
23区の中で比較すると、少し平均年収が低いと言えるのが350万円。
16位.台東区、17位.墨田区、19位.江戸川区、20位.荒川区といったように下町エリアが目立つ。
昨今みられる動きとしては、江戸川区の平均年齢42.99歳と区内で一番低いように、まだ貯金額の少ない若年層が住み、ある程度資金が潤ったら他の区域に引っ越してしまうという事情もあるのかもしれない。
■9位〜14位:23区の中で平均年収中位な区は?
9位.杉並区(436万円)
10位.品川区(427万円)
11位.豊島区(412万円)
12位.大田区(395万円)
13位.練馬区(395万円)
14位.江東区(389万円)
23区の中でも、一人あたりの平均的な年収が中位の区がこちら。
23区の平均年収を算出すると、431万円という数値が出たが、区ごとにみると年収400万円というのが中所得の一つの指標になっている。
共通点を考えてみると、交通網が発達しており都心にアクセスが良く、それでいて家賃や物価も高過ぎず安過ぎず、さらに区内に程良く発展している街(高円寺や荻窪、蒲田や練馬など)があり、所得の大小に関わらずに万人に住みやすい区といえる。
■4位〜8位:上位はビジネス街や高級住宅街の多いエリアが
4位.中央区(556万円)
5位.文京区(544万円)
6位.目黒区(537万円)
7位.世田谷区(506万円)
8位.新宿区(477万円)
上位の区になると、平均年収500万超えも見られてくる。
中央区がTOP3に入らないのは意外と言えば意外かもしれないが、中央区、文京区などは昔からの高所得世帯が多く、目黒区、世田谷区などは昨今のお洒落エリアブームとして、移住してくる世帯が所得を押し上げているのかもしれない。
まずはワースト3から見てみよう!
21位:北区(344万円)
前頁で触れた19位の江戸川区は、平均年齢が低いと話したが、逆に北区は平均年齢が46.17歳と、23区の中で最も高い。ここから推察するに、現役を終えた高齢者が多いのかもしれないが、直接の所得と貯蓄の話はまた別であろう。
22位:葛飾区(333万円)
「こち亀」の両さんや「男はつらいよ」の寅さんでおなじみの葛飾区。
人情味あふれる下町エリアを代表する葛飾区は、一方で住み慣れた人には常に心地のよい街。人々が支え合う暮らしは、今も健在なのかもしれない。
23位:足立区(324万円)
ワースト1は足立区。
都庁が発表している平成27年東京都基準地価格では、住宅地の平均価格が273,200円と、区部平均の491,100円と比較して半分程度の地価のため、支出自体も少なくて済む状態であり、世帯利益で見た場合はバランスが取れているのかもしれない。
平均年収トップ3の区はここだ!
3位:渋谷区(703万円)
トップ3の区は抜けている。例えば3位の渋谷区でも、4位の中央区との差が150万円もある。
渋谷区と言えば、一般的には渋谷や原宿といった若者の街のイメージが強く、この数値には意外に思うかもしれない。
しかし渋谷区には、神宮前や広尾、恵比寿といった大人に人気のエリアがある。
ここ数年で渋谷ヒカリエ、恵比寿ガーデンプレイスといった街の再開発もあり、格段に住みやすくなった渋谷区は、高額マンションの建設も多い。高所得者の移住が今なお盛んなのである。
2位:千代田区(784万円)
そもそもの夜間人口が極端に少ない千代田区であるが、政治の中心地に実際住んでいる人はやはり所得が高い結果に。
ただし、居住エリアとして主となる神田や九段地区は、土着の古くから住む世帯が多く存在している。
これらの世帯と、丸の内や有楽町といったビジネスの中心地の近くにビジネスユースとして住まう人々の総和で、2位という結果になったと思われる。
1位:港区(902万円)
堂々たる1位は、トップ3の中でも頭一つ抜けている港区。その値は、2位と120万円差。ワーストの足立区と比較すると、なんと3倍近くもある902万円である。
港区といえば、六本木、白金・高輪、麻布、青山・赤坂、白金台など、土地のブランドイメージは23区一だ。六本木ヒルズやミッドタウンはもちろん、東京湾に臨む品川〜田町のベイエリアなど数多くの高級な高層マンションが立ち並ぶ。
もはや、そもそも高収入の人間しか住めないような高価な物件が多いこと、その物件を好んで高所得の人ばかりが移住してくるという、循環作用が発生し、エスカレーションしている結果となっている。
平均年収を算出した推定値(単位は万円)。各区の課税対象所得を納税義務者数で割り計算(2013年度の数値)
23区平均所得ランキング
1位.港区(902万円)
2位.千代田区(784万円)
3位.渋谷区(703万円)
4位.中央区(556万円)
5位.文京区(544万円)
6位.目黒区(537万円)
7位.世田谷区(506万円)
8位.新宿区(477万円)
9位.杉並区(436万円)
10位.品川区(427万円)
11位.豊島区(412万円)
12位.大田区(395万円)
13位.練馬区(395万円)
14位.江東区(389万円)
15位.中野区(387万円)
16位.台東区(385万円)
17位.墨田区(350万円)
18位.板橋区(350万円)
19位.江戸川区(346万円)
20位.荒川区(345万円)
21位.北区(344万円)
22位.葛飾区(333万円)
23位.足立区(324万円)
だがしかし!調査を進めたところ、さらに驚くべき事実がもう一つ発見されたのだ・・・・。
なんと港区は労働力率がダントツで最下位!なのに平均年収トップ!
23区の労働力率ランキング(2005年)
上記のグラフは、2005年の国勢調査によるものでやや古いが、公表されている労働力率ランキングである。
労働力率とは、15歳以上の人口に対する、労働人口(就業者、完全失業者、休業者、家事のほか仕事、通学のほか仕事)の割合。
一言でいえば働いている人間・働く意志のある人間の割合である。
逆に非労働人口といはそれ以外の人(アルバイトをしていない学生、専業主婦やニートなど)ということになる。
このグラフを見て注目いただきたいのは、港区が圧倒的最下位(46.06%)であるということ。
そう、港区は、平均所得1位でありながら、労働力率は最下位なのだ。
つまり、簡単にいうと働いている人間が少ないのに、平均所得が高いという事が言える!
株式や不動産を数多く所有している資産家が集い、就労していなくても圧倒的な資金が常に入ってくる。であれば、例え就労している人が少なくとも、平均所得をグンと上げることが出来る。とういことは働いている主婦も少なく「有閑マダム」的なセレブも多いのだろう。
逆にトップの墨田区(64.08%)や葛飾区(62.28%)、足立区(60.95%)は労働力率は高い割に平均所得にそこまで反映はされていない。
今回の平均所得ランキングから、リアルな現状が垣間見れた気がする。
だがしかし、今回の調査はあくまでも「所得」。企業活動で言えばあくまで「売上」であり、港区は当然生活を送る上での「原価」も高くつくため、
一概にどこの区が「豊か」であるかというのはわからない。
さらに、延々とハイスピードでめまぐるしい生活を送らざるを得ない上位区と、人々が落ち着いて地に足のついた生活を送る下位地区。
近年、ワーク・ライフ・バランスがうたわれているように、自身でどのような生活を好んでおくるかによって、あなたが移住すべき区も決まってくるのかもしれない!?
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