http://www.asyura2.com/16/hasan108/msg/442.html
Tweet |
創業会長vs現経営陣 ダスキン代理店最大手でお家騒動勃発
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/180949
2016年5月10日 日刊ゲンダイ
ナックのHP(上)と回覧された文書(C)日刊ゲンダイ
「大塚家具」「セブン&アイHD」に続き、また上場企業で“お家騒動”が勃発した。モップやマットのレンタルで知られるダスキンの代理店最大手で、宅配水「クリクラ」を提供している東証1部上場「株式会社ナック」(東京)のことだ。売り上げや利益の急減に危機感を募らせた創業会長が現経営陣に対し、「退陣要求」をたたきつける事態となっているのだ。
「会社は今崩壊の危機にある」――。こんな過激なタイトルのA4判の文書がナック社内で密かに回覧されたのは4月中旬。書いたのは、創業者で、同社の大株主でもある西山由之名誉会長。文面は衝撃的だ。
「3年前の利益は27億円、昨年は8億円、今年は3億円と急坂をころげ落ちている」「役員諸氏には即刻全員辞任して貰わなければならない」「3千人の従業員を犠牲にし、会社を潰そうとしている大罪人という烙印を押されても仕方ない」
社内関係者が明かす。
「『西山文書』が指摘している通り、わが社の業績は悪化するばかり。29歳で会社を立ち上げて以来、食うや食わずで働いて上場企業に育てた創業会長の危機感は相当なものなのでしょう」
「西山文書」が出回るには“伏線”があったという。西山名誉会長が3月26日に開催を要求した“緊急役員会”だ。
「西山名誉会長はこの席で、業績が振るわない化粧品通販会社に約60億円もの買収資金を投じた責任や、女子プロゴルフの工藤遥加選手との契約金を問題視するつもりでした。そして現取締役会長の寺岡豊彦氏ら全経営陣に辞めてもらうつもりだったのですが、当日、西山名誉会長以外で、たった1人しか出席しなかったのです」(前出の関係者)
「創業会長VS現経営陣」。ドラマさながらの展開だが、中小企業ならともかく、東証1部上場企業としては前代未聞だろう。真相はどうなのか。西山名誉会長を直撃した。
――現経営陣に辞任を迫ったと聞きました。事実でしょうか。
「詳しくは答えられないが、事実だ」
――業績悪化を心配されたのですか。
「会社を生んで育ててきたのは私だ。言うなれば親であり、子である会社がこのままではどんどんダメになると思った」
創業会長との確執について、ナックに事実関係を問うと「弊社の名誉会長は完全なる『名誉職』であり、社内的な権限は何も有していませんので、当然取締役会を招集する権限もありません。全社(含グループ会社)一丸となって事業推進していく所存です」(広報担当)と回答した。
6月29日の株主総会では現経営陣の解任要求などの議案提出も検討されているというから、今後のバトルが見モノだ。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民108掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。