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公開されたH2Aロケット30号機の中心部分=2015年12月、愛知県飛島村(村本聡撮影)(写真:産経新聞)
中2生全員に米国旅行、100歳の祝い金は100万円…日本一お金持ちの村とは
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160506-00000512-san-bus_all
産経新聞 5月9日(月)10時20分配信
百歳のお祝いに100万円、中学生全員をアメリカに派遣−。愛知県の西南部に位置する飛島(とびしま)村は、日本一財政が豊かな村だ。全国の市町村が行政サービスを提供するための財源を確保するのに四苦八苦している中、人もうらやむ住環境を実現しているのだ。
数値が大きいほど財源に余裕があることを示す財政力指数。「1を超えるのさえ大変」(総務省)といわれるが、平成26年度の飛島村の指数は2・07で全国1位。2位の北海道泊村(1・88)以下を大きく引き離しダントツだ。
村は名古屋市に隣接している。22・42平方キロと、東京の品川区とほぼ同じ広さ。コメや野菜の栽培が盛んだが、名古屋港の一角を占める工業の村でもある。臨海工業地帯にはコンテナ埠頭(ふとう)や鉄鋼関連事業所、火力発電所が立ち並ぶ。中でも目を引くのは三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所飛島工場だ。ここで最先端の航空機やロケットを製作している。こうした企業の固定資産税が豊かな財源を支えている。
他の市町村では考えられないような住民サービスを実現している。毎年、お年寄りに長寿奉祝金を配布している。金額は90歳=20万円▽95歳=50万円▽100歳=100万円−だ。また、お年寄りの安否確認を目的に、独居老人に乳酸菌飲料を配布している。
高齢者だけでなく、未来を担う子供たちにもサービスは手厚い。文化交流を目的に、中学2年生全員を米カリフォルニア州に派遣している。7日間の日程で、姉妹都市のリオビスタ市を訪れる。旅費と宿泊費は村が負担している。
温水プールやトレーニングジム、図書館を備えた豪華な複合施設もあり、スポーツや生涯学習を楽しめる。
ただ、全体が平らで、低湿地地帯となっているため、村の歴史は東海地方の災害の歴史と重なる。特に昭和34年の伊勢湾台風では村の130人以上が犠牲になった。水は3カ月も引かなかった。今も風水害や津波への対策は村の最重要課題の一つだ。
村の南部は工業地帯だが、北部は農業地帯。そもそも村の大部分が干拓地で、宅地を広げる余地がないのだ。人口は約4500人で、ここ十数年増減はほとんどない。井田晴己村議は「人口が増えないと活力につながらない。多くの人が感じている不満です」と話している。(櫛田寿宏)
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