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(回答先: 米雇用、4月は16万人増と7カ月ぶり小幅増 年内利上げに疑問符 ドル下落 投稿者 軽毛 日時 2016 年 5 月 06 日 23:09:46)
米金融当局は「おおかみ少年」か−債券市場で6月利上げ予想が後退
Eliza Ronalds-Hannon
2016年5月8日 09:58 JST
先物が示唆する6月引き締めの可能性は2月以来の10%割れ
4月の雇用統計を受けコールドマンなどが利上げ時期予想を変更
米金利動向に関するガイダンスにこれまで耳を傾けてきた債券市場のトレーダーやストラテジストらが、米金融当局を無視
し始めている。
先物トレーダーは米連邦公開市場委員会(FOMC)が6月に開く次回会合での利上げの可能性をほとんど排除してい
る。米労働省が6日発表した4月の非農業部門雇用者数が市場予想を下回る伸びだったことを受け、ゴールドマン・サック
ス・グループとバンク・オブ・アメリカのエコノミストは、追加利上げ時期の予想を6月から9月に変更した。
ニューヨーク連銀のダドリー総裁は同日、4月の雇用統計が自身の経済見通しを変えることはないと説明。セントルイ
ス連銀のブラード総裁は5日、「予断を許さないライブの会合だというのが6月に関する私の姿勢だ」と述べていた。
キャンター・フィッツジェラルドの金利責任者ブライアン・エドモンズ氏(ニューヨーク在勤)は、米金融当局は「お
おかみ少年」だと指摘し、「人々は信じていない。この環境でFOMCが引き締めできるとは思われてはいない」と話した
。
雇用統計の発表後、先物が示唆する6月引き締めの可能性は2月以来の10%割れとなった。3月には最高43%に達して
いた。
原題:Bond Traders Reject June as ‘Live’ Meeting as U.S. Job Gains Ebb(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-05-08/O6TXW86S972901
【コラム】4月の米雇用統計で注目すべき4つの重要な点−エラリアン
コラムニスト:Mohamed El-Erian
2016年5月7日 03:28 JST
簡潔に言うと、6日朝に発表された4月の米雇用統計では重要な点が4つある。
雇用創出が相対的に弱い:4月の雇用者数は16万人増と、市場のコンセンサスである20万人増を下回った。さらに3月と2月の増加幅が合わせて1万9000人下方修正され、年初からの月間平均が19万2000人増に減った。
統計全体が悪かったわけではない:4月の雇用統計は全てが失望させられる内容だったわけではない。特に賃金は前月比0.3%増加し、前年同月比では2.5%増となった。また長期失業者は15万人減少した。
米金融当局の政策判断を難しくさせる:こうした強弱両方のデータにより、追加利上げのタイミングをめぐる金融当局の議論は複雑になる。この相いれないデータを受け、来月発表される5月の雇用統計は、連邦公開市場委員会(FOMC)の6月会合においてより一層重要な情報となる。
市場は過剰反応した可能性がある:政策に関するシグナルを待たずに、債券市場は雇用統計に即座に反応し、年内の利上げ確率は急激に低下した。これは過剰反応だと私は思う。年内1度もしくは2度の利上げの可能性を排除するのは時期尚早だ。
(このコラムの内容は必ずしもブルームバーグ・エル・ピー編集部の意見を反映するものではありません)
原題:Four Takeaways From the April Jobs Report: Mohamed A. El-Erian(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-05-06/O6RLT06TTDSK01
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