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お得すぎる「ふるさと納税」完全リスト〜総務省の「横ヤリ」でもうすぐなくなります 豪華な返礼品を見逃すな!
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48551
2016年04月30日(土) 週刊現代 :現代ビジネス
豪華な返礼品を自粛せよ——。「ふるさと納税」フィーバーに沸く自治体に突如として届いた国の要請が波乱を呼んでいる。かくなる上は急がなければならない。お得な返礼品が手に入るのは今だけだ。
■NECパソコンは取り合いに
空前の「ふるさと納税」ブームに沸き立っていた全国の自治体がお上の一言で今、慌ただしいことになっている。4月1日、総務省が全国の自治体に対し、ふるさと納税の「見直し」を図るよう一斉通知したのだ。
自ら選んだ自治体に納税ができ、そのお礼に様々な品がもらえる「ふるさと納税」制度。「納税」といっても、本来、自分の住んでいる自治体に納める税金を、代わりに他の自治体に納めるシステムで、新たな負担が発生するわけではない。
かかる費用はたったの2000円。年収によって納税の上限額(たとえば65歳以上の年金生活者で年収が400万円の場合、3万9000円が上限額の目安)が決まってくるが、その範囲内であれば、2000円の負担だけで約1800ある自治体の半数以上から返礼品をもらえることが人気の秘密だった。
ところが、この返礼品が年々豪華なものになりすぎていると、総務省は冷や水を浴びせたのである。
この通知を受けて返礼品を見直す自治体も出てきているが、見方を変えれば、今ならよく探せば「お得すぎる返礼品」がまだ見つかるということだ。これを見逃す手はない。「お宝」返礼品の数々をさっそく見ていこう。
まず挙げられるのが家電製品、とりわけ人気の高いパソコンだ。
たとえば、米沢牛や佐藤錦といった特産品が有名な、山形県米沢市はNEC製のノートパソコンを出している。実は米沢市はNEC国内唯一のパソコン生産拠点が置かれている市。16万円の納税額で約10万7000円相当のNEC LAVIE Direct NS(e)が手に入る。募集が始まるとすぐに無くなってしまうので、すかさず申し込みたい。
家電製品を返礼品として選ぶにあたり、ネックになるのが最低納税額の高さだ。元々の商品が高ければ、必要な納税額が数十万円になる場合も少なくない。
「そこでオススメしたいのが最低納税額3万~5万円台のゾーンにある家電です。5万円で手に入る大阪府大東市の象印IH炊飯ジャー『極め炊き』や3万円の茨城県日立市の空気清浄機といった返礼品は、象印や日立製作所といった信頼できる家電メーカーの純正品です」(『100%得をするふるさと納税生活』の著者で、自身も年間200件、総額300万円以上の納税を行っている金森重樹氏)
家電メーカーの本社あるいは製造拠点工場がある自治体はお得な家電製品がふるさと納税の返礼品になっている場合が多い。日本を代表する総合電機メーカー・日立製作所のお膝元、日立市市民税課の担当職員もこう話す。
「特産品でうまく地元をPRしている自治体が増えているなかで、もっと納税者にお礼ができないかと考え、昨年10月から家電製品をラインナップに加えてみました。日立市は日立製作所を中心に工業都市として100年以上の歴史があるんです。だからこそ、家電製品の充実度には他の自治体には負けない自信がありますよ」
■電動自転車とゴルフクラブ
家電製品と同じく、賞味期限があるわけでもなく、一定の資産価値をもつ返礼品は「お宝」感が高い。
「今回の総務省による通知の中で、名指しで自粛を求められた自転車やゴルフクラブなどは、まさに『お得すぎる』返礼品です」(前出の金森氏)
本格的なスポーツタイプから子供用、折り畳み式まで幅広い自転車を返礼品として取り揃えているのが大阪府柏原市。なかでもお得すぎて常に人気を集めているのがビビ・TX「26インチ」電動アシスト自転車に代表される電動自転車だ。また変わり種として、長野県飯山市のラクチン・安心電動カート「ぱるぱる」は最低納税額が25万円と高いものの、元の値段が16万円なので還元率が高い。
一方、ゴルフクラブならば多少納税額が高くともやはり品質で選びたい人は多いはず。信頼の国内ブランド、ブリヂストンの「JGR」ドライバーが福岡県久留米市では10万円台の納税額で手に入る。
もう少し低い納税額で得をしたいなら、やはり食べ物関係を狙おう。長野県飯山市の返礼品、コシヒカリ最上級米幻の米や鳥取県米子市の伝統の逸品大山(ハム)3種詰め合わせなどは保存もきく上、納税金額に対して、品物の値段が高く、気軽にお得さを実感できるはずだ。
返礼品の値段が納税金額を上回ることはほぼありえないことだが、例外もある。
「鹿児島県垂水市で返礼品となっている森伊蔵です。入手困難で有名な幻の焼酎がふるさと納税で手に入れることが可能とあれば、注目するのは当然です。同市への納税額が1万円以上ある納税者から抽選で年間5名に贈られます。森伊蔵の相場価格は2万円以上なので、当たれば『お得すぎる』こと間違いなしです」(前出の金森氏)
抽選という条件付きではあるものの、運よく手に入れることができたなら、非常にお得といえるだろう。
■旅行券に食事券もある
さらに、お得すぎて国が規制の目を光らせているのが、商品券や電子マネー、プリペイドカードといった、いわゆる換金性の高いものだ。ふるさと納税に詳しいファイナンシャル・プランナーの前野彩氏はこう話す。
「これまでは『ふるさと納税』の認知度そのものを上げるため、各自治体は一目で豪華だと分かる牛肉やフルーツなどを返礼品に用意するのが主流でした。しかし本当にお得なのは、最近になって各自治体が盛んに力を入れている、地域限定の商品券や旅行券などの金券型返礼品です」
特産物などと違い、地域限定の金券は利用者がその土地に足を運ぶことになるので、一層の経済効果が望める。そのため、多少商品券の額面が高くても、自治体としては元が取れるようになっているのだ。お得な宿泊券の一つ、四万温泉で使える半額相当の『感謝券』と特産品のセットを返礼品として出している、群馬県中之条町企画政策課のふるさと納税担当者はこう話す。
「私たちが感謝券にお得さを出すようにしているのは、納税者の方に町へ足を運んでもらうことで町内の店にお金が落ちるようになり、結果として町全体の経済が活性化するからなんです。現在、感謝券の活用率は97%で、私たちだけでなく納税者の方にも満足いただいております」
他にも納税者を呼び込もうと、あちこちの自治体がこぞってお得な商品券を用意している。
「群馬県渋川市では今年になって渋川市ふるさと感謝券を新たな返礼品に加えました。1万円以上の納税で納税額の5割相当の商品券がもらえます。渋川市にある伊香保温泉で利用できるとあって、人気が出るのは間違いない」(前出の金森氏)
ふるさと納税でもらえる商品券の中でもひと際お得として有名なのが、千葉県大多喜町の大多喜町ふるさと感謝券だ。一般的にもらえる商品券の金額は納税額の4割が妥当と言われるなかで、ここは驚きの6割。また、使用できる場所が限定されておらず、町内にある旅館や飲食店、ゴルフ場、さらにはガソリンスタンドに至るまで、商品券の取扱店が多岐にわたるのも魅力的だ。
利用目的がはっきり決まっているならば、目的別の金券を返礼品に選ぶのもいい。飛行機での旅行なら長崎県東彼杵町のふるさとへ帰ろう!Peachセットがオススメ。大手LCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーションの航空券に使えるポイントなので国内の主要空港ならほとんど使える。
もし国内ではなく海外旅行を希望しているなら、大阪府熊取町のツーリスト旅行券も良い。海外旅行でも使用できる優れものだ。
目的が食事であれば、普段行く機会のない高級料理店へ、ふるさと納税で手に入れた食事券で行ってみるのはどうだろうか。大阪府泉佐野市が用意しているホテル日航関西空港レストランお食事券では1万円の納税をすれば5割相当、5000円分の料理がホテル内の高級レストランで楽しめる。
得する返礼品を確実に手に入れられるのは、今が最後のチャンス。次ページの表も参考にしつつ楽しみながらお宝を手に入れてほしい。
「週刊現代」2016年4月30日号より
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