★阿修羅♪ > 経世済民107 > 857.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
三菱自の燃費不正、見劣る開発費が引き金か 経営危機で削減、トヨタの1割以下(SankeiBiz)
http://www.asyura2.com/16/hasan107/msg/857.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 4 月 27 日 09:41:20: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

三菱自動車の燃費データ不正問題で、国交省への報告を終え記者会見をひらく相川哲郎社長(左)=26日、国交省(早坂洋祐撮影)


三菱自の燃費不正、見劣る開発費が引き金か 経営危機で削減、トヨタの1割以下
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160426-00000000-fsi-bus_all
SankeiBiz 4月27日(水)8時15分配信


 三菱自動車の燃費データ不正問題で、三菱自は26日、燃費の基準になる走行抵抗の測定法について、20年以上にわたって法令と異なる方法を使用していたことを明らかにした。今後、調査委員会が原因を究明するが、三菱自は開発費が他社より少なく、開発部門が不正に至る要因になったのではないかとの見方は少なくない。

 「(車両の開発時間短縮が目的の)可能性があると思う」

 中尾龍吾副社長は26日の会見で、法令と異なる方法を使い続けていた理由について、こう説明した。

 自動車メーカーは新型車を投入する際、各国の法令に基づいた方法で燃費などを測定する必要がある。三菱自が使用していたのは米国で使われている方法だったが、日本や欧州、新興国でも展開が求められる中、開発の効率化を狙って採用を続けていた可能性がある。

 自動車各社は技術開発に巨額の投資が必要だ。各国で規制が強化される中、燃費や排ガスなどの厳しい基準をクリアし、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)なども開発しなくてはならない。今後は自動運転技術も不可欠になる。

 ただ、2000、04年と相次いだリコール(回収・無償修理)隠しで経営危機に陥った三菱自は、三菱商事などグループの支援を受け、再建に取り組んできた。その過程で、「開発費や人員が抑えられてきた」(関係者)側面がある。

 15年度の国内8社の研究開発費見通しでも、トヨタ自動車が1兆円、ホンダや日産自動車も5000億円以上。富士重工業は1015億円で、販売台数は同じ100万台規模でも三菱自は820億円と見劣りしている。

 業界での生き残りには事業の“選択と集中”が必要で、三菱自も12年の欧州、15年の米国での自動車生産の撤退など、投資の効率化を進めてきた。

 ただ、富士重が12年に軽自動車の自社生産から撤退する一方で、三菱自は日産と提携することで軽事業を維持。結果的にピックアップトラックから軽まで手がける。富士重はトヨタからHV技術の提供を受けているが、三菱自はEVなど電動化技術を自前で開発している。

 他メーカーからは「すべて自社でまかなうには企業規模が小さい」との声も漏れる。今回の不正で、その限界が露呈した可能性があり、今後、事業の選択や再編を迫られる恐れがある。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2016年4月27日 22:23:55 : mYlSRbhZfI : mWiZrpC@4nc[148]
この記者、開発費は多ければ多いほど良いと思いこんでいるようだな。トヨタ顔負けの巨額の費用を研究開発に投じた挙句、倒産したアメリカのGMのことが頭にないようだな。これだけでも、サンケイごときに自動車を語る資格はない。

GMの大失敗作、Jカーについての記事を見つけましたので、あるブログを紹介します。

元自動車野郎、今タヒチアンノニのブログ
ワールドワイドJカー
http://ameblo.jp/nonimatsubayashi/entry-10586745893.html

●1970年代末期。アメリカに集中豪雨的輸出された日本車の前に、アメリカのビッグスリーは倒産の危機に瀕していた。クライスラーのKカー、フォードのエスコートに続いて発表されたGMのJカー。アメリカのみならず、西ドイツ、イギリス、オーストラリア、ブラジル、日本、韓国など、GMの世界各国の生産拠点で生産すると言うのだ。このプロジェクトに数千億円の資金が投じられた。これで世界中の拠点を総動員して、トヨタ、日産、ホンダから顧客を奪還するというものである。

ところが、鳴り物入りのJカー・プロジェクトは、歴史的大失敗に終わった。天文学的数字の資金を投入しても、顧客はGMに戻ってこなかったのである。オーストラリアでもホールデン・カミーラとして生産されたが、トヨタ・カローラに全く歯が立たなかったと言う。

日本国内では、当時49%の株式を握っていた、いすゞ自動車で生産された。車名は「アスカ」と言った。(註 女の子の名前みたいですね。)これでトヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱の1,800ccクラスに対抗することを目指していたが、さっぱり売れなかった。大損害を出した、いすゞ自動車の乗用車部門は、空前の危機に立たされ、それから数年後に乗用車生産から撤退してしまったのである。

●自動車と言うのは、費用をかければよい製品になると言うものではない。設計した技術者の、魂がこもっているかが全てを決めるのだ。そこからすると、今のトヨタは、今でこそいいけど、長期的に見れば分からないよ。水素自動車のミライにしても、採算度外視で巨額の資金を湯水のように流し込んでいるから開発できた訳で、操縦して他社に比べて優位性がある訳ではない。ユーザーは、所有することをステータスくらいにしか思っていないではないか。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民107掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民107掲示板  
次へ