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謝罪する相川社長(右)/(C)日刊ゲンダイ
三菱自動車“低燃費偽装” 相川社長「不正知らず」は本当か
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/179921
2016年4月21日 日刊ゲンダイ
三菱自動車が20日、2013年6月から自社で生産した軽自動車2車種と、日産自動車向けにOEM生産していた軽自動車2車種について、燃費を実際より良く見せるため試験データを不正に操作していたことを会見で明らかにした。対象台数は計62万5000台。日産側の指摘で発覚した。三菱自動車といえば、2000年にリコール隠しが発覚。信用を失墜させたが、なぜまた不祥事が噴出してしまったのか。
■日産の販売力に頼らざるを得なかった
「13年当時は、ガソリン代が高かったこともあり、1リットル当たり100メートルでも長く走れるような低燃費車の開発競争が各社で繰り広げられていました。三菱自動車はリコール問題の余波で販売力が脆弱で、日産へOEMを提供することで、1台でも多く自社製品の販売を伸ばしたかった。ある意味、日産の販売力に頼らざるを得なかったのです。それだけに、日産の求める燃費効率は何としてでも達成しなければならない。それがプレッシャーになり、開発現場で不正操作が行われた可能性があります」(自動車ジャーナリスト)
会見した相川哲郎社長は、「(13年当時の)担当部長が不正操作を指示したと発言している」「今年4月13日に調査結果の報告を受けるまで事実を知らなかった」と言っていた。しかし、本当に相川社長が知らなかったのか、疑問だ。相川社長は1978年の入社後、開発畑一筋。今回問題になった「eKワゴン」も、もともとは相川社長が手掛けた車種で、開発現場には精通しているはずだからだ。日産が不正操作を確認した昨年11月から、調査結果の報告を受けた今年4月13日までの間、一切の事実を把握していなかったというのはいかにも不自然ではないか。
「相川社長の父・賢太郎氏は、三菱重工の社長と会長を務めた重鎮です。14年6月の社長就任前から、関係者からは“プリンス”と呼ばれ注目を浴びていた。優秀で、実直な性格である半面、親の七光にアグラをかいていた側面もなくはない。開発現場から上がってくる数字をうのみにしてしまっていたのかもしれない」(業界事情通)
会見では、記者からの怒涛の質問攻めに「調査中」と繰り返した相川社長。多くの謎はくすぶったままだ。
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