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札束の布団を敷く男、セックスに30億円使った男……大金持ちの「信じられないカネの使い方」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48365
2016年04月08日(金) 週刊現代 :現代ビジネス
並のサラリーマンの生涯賃金を、一晩で使ってしまうような人がいる。そこまでいくと、もはや清々しい。ケチケチ貯め込むカネ持ちよりも、よほど世の中を幸せにしていると言えるかもしれない――。
■「あの女医」はまだまだ甘い
総額7,000万円にも及ぶ診療報酬詐欺を働いたとして、警視庁に逮捕された女医の脇坂英理子容疑者(37歳)。美人女医としてテレビにも盛んに出演し、「年収は5,000万円だけど貯金はしない」、「私はビッチ」と放言していた彼女のカネの使い方は、すさまじいものだった。
「りこにゃん先生(脇坂容疑者)は、歌舞伎町では伝説の存在だよ。毎晩のように何十万も使っていたけど、一番すごかったのは、『リシャール』っていう一本200万円する高級ブランデーでタワーをやったとき。タワーってのはグラスを何段も積み重ねてそこに酒を注ぐんだけど、タワー代金もかかるし、ボトルも何本も入れないといけない。りこにゃん先生はあの晩、間違いなく2,000万円以上使ってたね」(歌舞伎町のホストクラブで働く男性)
一晩で2,000万円とは驚きだが、彼女などまだまだ甘い。世の中には、さらに「信じられないカネの使い方」をする人たちがいる。
「兜町の風雲児」と呼ばれ一世を風靡したが、昨年11月に「相場操縦」の疑いで逮捕された伝説の相場師・加藤あきら氏。一勝負で300億〜500億円もの大金を稼いでいたが、加藤氏本人はそれほど派手な生活をしていたわけではなく、むしろ豪遊していたのは、3名いた側近たちだったという。
中でも特に遊びが激しかったのは、加藤氏のカネの管理を任されていた「金庫番」。彼にはこんなエピソードがある。
「マンションの一室に札束で『布団』を敷き、女性と乱痴気さわぎをしていたと聞きます。情事が済んだ後には、相手の女性に1000万円の札束をプレゼントしたとか。カネの魔力に魅せられ、女性は皆、喜んで抱かれたみたいです」(東京証券取引所関係者)
この人物や脇坂のように、異性を手に入れるためにはカネに糸目をつけないという人々がいる。
酒類販売業や金融業を営む、和歌山の野崎幸助氏(74歳)はその典型だろう。野崎氏は今年2月下旬、交際していた27歳の女性に自宅から6,000万円相当の金品を盗まれ、話題を呼んだ人物でもある。
野崎氏本人が言う。
「彼女とは3年ほど前に、銀座の『交際クラブ』で知り合いました。紹介料は5万円。東京や和歌山で11回会いました。一度につき、セックス料は40万円。その他に、一流ホテルの宿泊費や和歌山に来る旅費も私が負担していました。
でも、彼女を責める気持ちはありませんし、盗まれた6,000万円も惜しくはありません。女性を『見る目』には自信を持っていたので、それが崩されたのがショックだっただけです」
■フェラーリを並べる快感
株取引で一日に100億円近い金額を動かすこともあるという野崎氏は、「1億円なんて紙切れ」と言い切る豪快な人物。ショックだったとはいえ、騙された後も、セックスのためにカネを使うという信念はまったく揺らいでいないという。
「私の年収は軽く億を超えていますが、贅沢にはまったく興味がありません。自宅にある高級品といえば、約2億4,000万円のルノアールや約6,000万円の藤田嗣治の絵画くらい。
ただその分、セックスのためならカネはいくらでも使います。過去に関係を持った女性は約4000人くらいでしょうか。現在も、2〜3人くらい定期的に会っている女性がいます。もちろん、その全員に、会うたびに約40万円のセックス料をわたしていますよ」
一人につき1回だとしても16億円。おそらく氏は、生涯に30億円以上、セックスに使っている。
75歳になった今でも、「一日3回は必ずする」と言う野崎氏。女性はどこで見つけているのか。
「交際クラブで紹介してもらうこともありますが、ナンパで知り合うこともよくあります。たとえば、飛行機に乗ったとき。畳んだ数枚の1万円札と一緒に名刺をわたすと、だいたいのキャビンアテンダントは電話をくれますよ。
電車でもよく声をかけますね。『ヘイ、ハッピー・オーラ、ハッピー・エレガント、ハッピー・ナイスボディ、私とHしませんか? 食事をしませんか?』という感じで話しかけるんです。50人に声をかけたら、3人くらいは連絡してきます。そこで『1回40万円でどうかな?』と言えば、ほとんどはOKしてくれます。20代の身体の大きな子が好みですね」
つぎ込む対象が、女性ではなくクルマというカネ持ちもいる。
福岡県福岡市に本社を構える「STONE MARKET」社長の中村泰二郎氏(51歳)。天然石のアクセサリーやパワーストーンを販売し、世界に137もの店舗を持つ中村氏は、「目立つためにカネを使う」と言い切る豪快な男だ。
「福岡の資産家はあまりメディアに出たがらないし、資産を隠したがる方が多い。でも俺は隠してもしょうがないと思う。どんどん見せて、みんなが楽しんでくれたらそれでいい。日本は今、ヒーローというか、憧れの対象になるような人がいないからね」
その言葉どおり、中村氏のゲストハウスは敷地880坪の大豪邸。その車庫には、フェラーリ430スパイダー(3,800万円)、フェラーリ458イタリア(3,800万円)、エンツォ・フェラーリ(1億8,000万円)がずらりと並んでいる。
最近も、「超」限定販売のフェラーリを購入したという。
「フェラーリが最近出したF12TDFというモデルです。価格は8,000万円。フェラーリのほうから『ぜひ!』と言われて、即決した」
なぜ中村氏は、ここまでフェラーリに魅力を感じるのか。
「フェラーリの最高のデザイン、最高の曲線に触れると、何か感じるんです。感性を高めてくれると言うんでしょうか。それにフェラーリって、どこに置いても絵になるじゃないですか。都心のど真ん中に置こうが、田んぼのあぜ道に置こうが、必ず映える。そのカリスマ性を、乗ること、所有することで俺も味わいたいんです」
■卵でピカソを買った男
一方、世界一の鶏卵製造業「イセ食品」の会長で、「日本のエッグ・キング」と呼ばれる伊勢彦信氏(86歳)がカネを使うのは、美術品である。
「『卵でピカソを買った男』という一代記があるようにピカソに惚れ込んでいますが、その他にもルノアールやセザンヌなどの印象派コレクターでもある。中国陶磁器、アールヌーボーのガラス器、尾形光琳の日本画なども多数集めていますね」(都内の美術館職員)
そんな「エッグ・キング」の最後の夢は、約4000坪の大美術館を開くこと。建設にかかる費用は数億円を下らないだろうが、100億円は軽く超えると言われるほどの美術品を所有する伊勢氏なら、実現するだけの資金力は十分にある。
庶民には理解しがたい「社会貢献」に、カネをつぎ込む資産家もいる。兵庫県西宮市に住むミドリ電化(現・エディオン)創業者の安保詮氏(82歳)がそうだ。
安保氏は昨年11月、1873年に取り壊された尼崎城の天守閣を復活させるため、10億円を支払うことを決めた。
尼崎市役所企画財政局の政策部長が言う。
「安保さんに売名行為というつもりは一切ありません。尼崎市はミドリ電化創業の地であり、安保氏にとっては成功の原点。そこで、恩返しという意味で天守閣の建設を思い立ったそうです。さほどお城に興味があったわけではなく、地域貢献の一つの形が、天守閣の復活だったわけです。
天守閣の着工はまだですが、今年中を目標にしています。現在、設計などを協議していますが、かかる費用は10億〜15億円になる可能性もあります」
地域貢献とは言うが、「尼崎城の天守閣を建て直して欲しい」と望んでいる市民は少ない。だが安保氏にとっては、これも一つの「自己実現」なのだろう。それがたまたま天守閣だった、ということだ。
もし使い切れないほどのカネを手に入れたら、あなたなら何につぎ込むだろうか。
「週刊現代」2016年4月9日号より
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