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観光客がこれ以上増えても受け入れ体勢が…?
北海道新幹線の予約率が大不振…も函館ではむしろ喜ばれている?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160320-00062772-playboyz-soci
週プレNEWS 3月20日(日)6時0分配信
北海道新幹線(3月26日開業)の開業9日間の予約率がいまだ25%ほどの低水準にあることがわかった。このまま予約率が低迷すると、年間50億円の赤字も見込まれるという。
当然、運行主体のJR北海道も、最終駅として乗降客を受け入れる函館市(札幌延伸は2030年予定)もガックリしていると思いきや、頭を抱えているのはJR側だけ…。函館市に落胆の様子は見えないとか。一体、なぜ? 函館市民のひとりが言う。
「予約率が25%? そんなもんでしょ。だって、新幹線駅は函館から18キロも離れた北斗市にあるんだもの。東京から函館に観光に来るつもりなら、やっぱり飛行機利用のほうがずっと便利なんだよ」
確かにJR北海道は東京〜函館を最短で4時間2分で結ぶと大々的にPRしているが、それは隣接する北斗市内にある新駅までの時間。実際に函館に行くには、乗り換えに約12分かかり、そこから在来線の専用ライナー(所要時間約15分)に乗らないといけない。そうなると、東京からの所要時間は4時間半ほどになるのだ。
それに比べ、航空機の羽田空港〜函館空港までの所要時間は1時間20分。そこからJR函館駅まではバスで20分ほどなので、2時間もあれば函館の中心街に着ける。おまけに運賃も新幹線が2万2690円なのに対し、エア便は事前割引を使えば、1万円台前半のプランがいくらでもある。これでは勝負にならない。
「だから函館市民でさえ、帰省には航空機を使うと言っている。料金が高くて時間のかかる北海道新幹線に乗って来る人は根っからの鉄道ファンか、よっぽどの物好きなんじゃない?」(前出の函館市民)
元々、北海道新幹線への期待値が低かった分、予約率25%と聞いても函館市民はさほどのショックは感じないということらしい。
さらにもう一点、函館サイドが落胆しない理由がある。落胆しないどころか、ホッと安堵していると言ってもいい。函館市内のホテル業者がこう語る。
「実は市内の旅館やホテルがどこもひどい人手不足で、宿泊するお客さまに十分なサービスをできないでいるんです。特に大型旅館が集中する湯の川温泉などでは、夕食を客室に運ぶ仲居さんが足りず、部屋数の8割ほどしか予約を受け付けていない旅館もあるほど。
もし新幹線開業で観光客が当地にどっと押し寄せても、宿泊できない観光客大量に発生し、函館の評判が落ちるだけかもしれません」
なるほど、「ホテル・旅館に泊まれない観光客を大量に出さずに済む」という安堵感が、予約率25%の現状にもショックを受けずにいられる理由というわけ?
そのため函館市の観光企画課職員も余裕の表情でこう答える。
「今のところ、新函館北斗駅から函館市街まで、乗降客を呼び入れる特別な施策もキャンペーンも行なっていません。飛行機でも新幹線でも、お客さまのお好きなチョイスで函館観光においでくださいというのが函館市のスタンスなんです」
北海道新幹線の計画初期には、新駅を函館市内に設置しようというプランもあったというが…。
函館は年間500万人弱の観光客が訪れる国内有数の観光スポット。華々しい話題の一方で、予約率25%の悲報に「函館市内に新駅を作ればよかった」と、今ごろJR北海道は歯ぎしりしているのでは?
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