http://www.asyura2.com/16/hasan106/msg/646.html
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日本から逃げる海外投資家の日本株売りが止まらない。ブラックマンデー以上の過去最大の売り越し。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/2b7d096e122b51f5193c82bb1265e033
2016年03月18日 | 安倍自民党の危険性 Everyone says I love you !
状況によると、外国人投資家の売り越し額は1兆1932億円で、東証が調査を始めた1982年7月以降で最大でした。
去年一年もトータルで売り越しだったんですが、これで今年の年明けから、海外投資家が10週連続で売り越したことになります。
一週間で海外投資家の売り越し1兆円超えは2015年9月2週以来で、これは「ブラックマンデー」で世界的に株価が暴落した1987年10月3週の1兆1220億円も上回り、史上最大の売り越しとなったのです。
つまり、株価は去年の中頃がピークで、日本の株式の7割を保有している海外の投資家は日本株を売り続けていると。
その割に株価が下がらないのは、日本の投資家が買っているということになります。その日本の最大の投資家は、言わずと知れた年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)。
彼らが買え支えないと日本株は暴落して、年金資金の目減りが一層具体的に目に見えてしまうので、日本株を買わないではいられない。常識的には売りの局面(株価が実力より高い)でこそ、年金で日本株を買うことに。
なんと、年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行部門は16週連続で買い越しだそうです。
年金資金が2016年1〜3月期にいくら損したかは5月にならないと公表されないのですが、ふたを開けたら大変なことになっていそうです。
いずれにしても、外国の投資家はアベノミクスなるものはだいぶ前から見捨ててるってことです。
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GPIF 世界最大の機関投資家
小幡 績 (著)
東洋経済新報社
危うし、年金財政。130兆円の運用資産改革はアベノミクスの救世主にはならない。
2014年4月までGPIFの運用委員を務めていた著者が、知られざる世界最大の機関投資家の全容と、あるべきGPIF改革について説く、緊急提言の書。
年金資金には、株のようなリスクの高いものはそぐわないんだと思います。
それ以外にも年金で日本株を買うことは政治利用がどうしても付きまとうので、割合を減らした方がいいですよね。
海外投資家に日本株離れ 売り越し過去最大に
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160318/k10010447291000.html
3月18日 4時05分 NHK
海外の投資家が先週、日本市場で株式を売った額は買った額を1兆円以上、上回る大幅な「売り越し」となり、その規模は比較できる昭和57年以降で過去最大となりました。
東京証券取引所がまとめた株式の売買状況によりますと、海外の投資家が先週、国内の主な市場で株式を売った額は買った額を1兆1932億円上回る大幅な「売り越し」となりました。
「売り越し」の額は29年前の昭和62年10月に世界的に株価が暴落したいわゆる「ブラックマンデー」の週の1兆1220億円を上回り、比較できる昭和57年以降で過去最大となりました。
海外投資家の「売り越し」は年明けから10週連続となり、市場関係者は「中国経済の減速など世界経済の先行きに不透明感が増すなか投資家がリスクを避けようという動きを強めている。とりわけ日本企業については円高ドル安を受けて輸出企業を中心に業績悪化が意識され、それが日本株を売る動きにつながっている」と話しています。
東京市場では株式の取り引き額に占める海外の投資家の割合がおよそ70%に上り、その動向が株価に大きな影響を及ぼすだけに、こうした日本株離れがどこまで続くのか注目されます。
【市況】【投資部門別売買動向】 海外勢の史上最大の売りに対して、自己売買が買い受ける (3月第2週)
http://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201603170556
2016年03月17日20時00分
日経平均の週足チャート 「株探」多機能チャートより
●海外投資家の史上最大の売りに対して、自己売買部門が買い受けた格好
東証が17日に発表した3月第2週(3月7日〜11日)の投資部門別売買動向によると、日米欧での金融政策の重要イベントを控えた様子見姿勢から日経平均株価の値動きが1万7000円を壁に膠着したこの週は、海外投資家が10週連続で売り越した。前週に急減した売越額は前週比12.5倍の1兆1932億円と再び急増した。1兆円超えは昨年9月2週以来で、「ブラックマンデー」で世界的に株価が暴落した1987年10月3週の1兆1220億円も上回り、史上最大の売り越しとなった。
一方、証券会社の自己売買部門が4週ぶりに買い越しに転じた。買越額は8768億円と高水準で、昨年9月2週以来の8000億円超え。個人投資家も3週ぶりに買い越し、買越額は2038億円だった。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行部門が16週連続で買い越したものの、買越額は736億円にとどまった。
昨年8月後半の急落後に相場が膠着した9月2週と同じく、海外投資家の大量売りを自己売買部門が買い受けた格好だ。
■投資部門別売買代金差額 (3月7日〜11日)
東証・名証2市場の1・2部と新興企業向け市場の合計[総合証券ベース(全52社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
3月 ―――
第2週 ▲11,932 736 2,038 [ 825 1,212 ] 16,938円 ( -75 円)
第1週 ▲954 2,813 ▲1,989 [ ▲1,600 ▲388 ] 17,014円 ( +826 円)
2月 ―――
第4週 ▲4,081 3,848 ▲417 [ ▲125 ▲291 ] 16,188円 ( +221 円)
第3週 ▲4,053 4,999 25 [ 430 ▲405 ] 15,967円 ( +1014 円)
第2週 ▲5,734 401 1,886 [ 2,283 ▲397 ] 14,952円 ( -1866 円)
第1週 ▲6,112 252 1,941 [ 1,056 884 ] 16,819円 ( -698 円)
1月 ―――
第4週 ▲2,073 2,707 ▲685 [ ▲401 ▲284 ] 17,518円 ( +559 円)
第3週 ▲1,902 1,821 277 [ 1,111 ▲833 ] 16,958円 ( -188 円)
第2週 ▲2,109 1,200 2,566 [ 2,498 67 ] 17,147円 ( -550 円)
第1週 ▲4,471 345 5,814 [ 3,938 1,876 ] 17,697円 ( -1335 円)
12月 ―――
第5週 13 1,903 ▲2,065 [ ▲1,393 ▲671 ] 19,033円 ( +264 円)
第4週 ▲215 1,687 ▲1,022 [ ▲1,143 121 ] 18,769円 ( -217 円)
第3週 ▲330 1,070 ▲572 [ ▲822 250 ] 18,986円 ( -243 円)
第2週 82 1,751 1,687 [ 532 1,154 ] 19,230円 ( -274 円)
第1週 779 1,013 560 [ ▲678 1,238 ] 19,504円 ( -379 円)
11月 ―――
第4週 7 247 ▲230 [ ▲1,083 853 ] 19,883円 ( +4 円)
第3週 2,447 ▲1,556 ▲4,261 [ ▲3,618 ▲642 ] 19,879円 ( +282 円)
第2週 3,003 ▲1,810 ▲3,298 [ ▲3,594 295 ] 19,596円 ( +331 円)
第1週 1,318 ▲1,385 ▲1,360 [ ▲1,889 528 ] 19,265円 ( +182 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
外国人、日本株7年ぶり売り越し 昨年 中国景気・米利上げ警戒 事業法人、最大の買い手に
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO95886190X00C16A1EN2000/
2016/1/8付 日本経済新聞 朝刊
外国人投資家の日本株買いが鈍ってきた。2015年は海外勢が日本株を2509億円売り越した。年間の売り越しは08年以来7年ぶり。海外勢が売り越すなかで、日経平均株価が年間で上昇するのは1989年以来、26年ぶりだ。円安進行の一巡に加え、米国の利上げの影響を見極めたいとの見方から日本株への慎重姿勢が強まっている。日本株の最大の買い手は事業法人だった。
東京証券取引所が7日発表した投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1部、2部と新興企業向け市場合計)によると、外国人は6月まで2兆6583億円を買い越し、日経平均の15年ぶり2万円台回復をけん引した。ただ、中国景気の減速や米利上げへの警戒感が広がった夏場以降は、日本株で利益を確定する動きが強まった。
売り越しの要因にはオイルマネーの逃避も挙げられる。地域別では、産油国の取引を扱う比率の高い欧州経由の売りが9月に月間で過去最大を記録した。原油価格の下落が続くなかで、サウジアラビアなど産油国が資金捻出のために日本株を売却したとみられる。
海外勢は現物だけでなく、先物も売った。大阪取引所によれば、海外勢は15年に東証株価指数(TOPIX)と日経平均の先物(ラージとミニ合計)を2兆8653億円売り越した。相場が乱高下する過程で、「ヘッジファンドなどが売買を膨らませた」(大手証券)ようだ。
16年の海外勢の日本株への投資スタンスについては見方が分かれる。「日本企業は16年度も利益成長が見込め、それに応じた買いが入る」(ソシエテジェネラル証券の杉原龍馬株式営業部長)との声がある。楽観派は日銀の追加金融緩和カードが残っていることも相場の支援材料に挙げる。
一方、ヘッジファンドなど短期筋は中国の人民元安をきっかけに、日本株の空売りや円買いを仕掛けている。「さらなる円高で企業業績が押し下げられれば日本株にはマイナス要因」(ファイブスター投信投資顧問の大木昌光運用部長)との見方もある。
外国人に代わって日本株最大の買い手となったのが自社株買いを増やしている事業法人だ。15年の累計買越額は2兆9632億円と過去最高だった06年(2兆190億円)を上回った。過去最高水準の利益を上げる企業が企業統治改革を加速させるなかで、自社株買いを通じて株主還元を拡充した。年金基金の動向を示す信託銀行も2兆75億円と2年連続の買い越しとなり、国内勢主導の日本株上昇となった。
12月第5週(28〜30日)は外国人が3週ぶりの買い越しで買越額は13億円だった。個人は2065億円の売り越し。事業法人は8週ぶりの売り越しで売越額は154億円。信託銀行は1903億円の買い越しだった。
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