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相場トレンドの変化に備えてしっかり利益確定します
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160303-00107866-shikiho-bus_all
会社四季報オンライン 3月3日(木)22時26分配信
日経平均株価は2月12日に1万4865円まで下落した後、リバウンド局面に転じました。その後、株価は1万6000円を挟んだ動きが続き、時間だけがじりじりと経過。どちらに動くのかと思っていたところ、中期トレンドでみた日経平均株価の戻り高値と考えていたフシの1万6385円を超えてきました。
日本株は少し前まで、上海総合指数の動きに対して敏感に反応していましたが、今ではすっかり忘れ去られた感があります。2015年4〜12月決算では、中国経済減速の影響を受けて日本の企業業績も悪化したことが明らかになりました。しかし、株価はすでに材料出尽くしの水準まで下落、あるいはひとまず織り込み済み、と判断されたのでしょうか。
株価上昇の背景としては、米国ニューヨークダウの大幅な値上がりや、ドル・円相場が1ドル=114円台まで円安ドル高方向に振れたことなどが挙げられるでしょう。当面は外国為替市場の動きを注視する必要がありそうです。
現在は2015年8月のダブルトップ形成時につけた2万0946円からちょうど6カ月が過ぎて信用取引の高値期日が到来している銘柄も少なくありません。それを踏まえれば、2月12日が目先の底だったとみられます。目先の上値のフシを突破したことで、次の戻りのメドは1万6910円プラスマイナス150円あたりが想定されます。3日の取引ではすでに同水準を上回ってきました。
3月の第2週にはいわゆる「メジャーSQ(特別清算指数)」算出が控えており、一目均衡表上の変化日も迎えます。さらなる高値更新か、それとも天井をつけるのか。新たなトレンドが発生する可能性もあります。
米ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物価格の動向にも引き続き注目しています。最近は1バレル=30ドルを下回ることもなく安定してきました。NEXT NOTES日経・TOCOM原油ダブル・ブルETN <2038> 、いわゆる「原油ダブル・ブルETN」の買い増しをまだ続けているため、ポジションに占める割合も大きくなってきました。これで底打ちなのか気になるところです。
日銀がマイナス金利導入へ踏み切った1月29日当日から不動産株なども購入しました。その一つが日本商業開発 <3252> です。同社はテナントによる商業施設建設を前提に底地を取得して売却益を狙うだけでなく、地主ファンドの組成も行っています。株価は15年8月2648円をピークに下落トレンドが続き、今年1月22日には1363円まで下落しました。
マイナス金利の好影響を受ける企業は限定されるでしょう。同銘柄の株価チャートを見るとこれまでは底打ちの気配がまったく感じられなかったのですが、「底打ちも遠くはない」と判断して飛びつきました。
相場全般は戻り歩調。変化日も近いのでしっかり利益確定したいと考えています。
(毎週木曜日に掲載)
横山利香
ファイナンシャルプランナー。出版社を経て独立。現在はテクニカルアナリストとしても活躍。投資・マネー雑誌を中心に執筆・講演活動も行っている。投資ブログ「FP横山利香のトレード日記」も執筆中。
※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
横山 利香
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