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マイナス金利導入で“逆戻り”か(黒田日銀総裁)/(C)日刊ゲンダイ
デフレ不況なのに一転 生保契約額「19年ぶり増加」のナゼ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/176428
2016年3月3日 日刊ゲンダイ
減りつづけていた「生命保険の契約額」が、19年ぶりに増えた、と話題になっている。生命保険協会が1日発表した。
生保協会によると、2015年12月末の個人保険の保有契約額は、前年末比0・2%増の858兆円だった。個人保険の契約額は1996年の1495兆円をピークに下がりつづけていたが、年間ベースで19年ぶりにプラスに転じた。とくに「一時払い終身保険」がヒットしたという。
デフレ不況がつづくこの20年、どの家も家計を見直し、生命保険の契約も減ってきたが、なぜプラスに転じたのか。金融ジャーナリストの小林佳樹氏はこう言う。
「生命保険の契約額が増えたのは、銀行が大量に売っているからです。銀行の窓口販売、いわゆる“窓販”です。生命保険会社から販売を委託された銀行には、手数料が入る。この手数料の割合がいいのです。たとえば投資信託を売った時の手数料は2〜3%程度ですが、一時払い終身保険は6〜7%。だから必死に売っている。一時払い終身保険は、貯蓄のような商品なので、銀行員も勧めやすいのでしょう」
生保会社にとって、銀行に商品を売ってもらうメリットは大きいという。自前の営業マンを抱える必要がないからだ。第一生命が、日本生命を抜いてシェア1位を奪ったのも、銀行の「窓販」を上手に活用したからだという。
しかし、このまま生保契約額が増えることは、なさそうだという。
「マイナス金利が導入されたことで、生保業界は、どうやって運用するか頭を悩ませています。魅力的な商品をつくることは難しくなっている。実際、人気の一時払い終身保険も、販売を一部停止しています」(業界関係者)
また、来年、マイナスに逆戻りする可能性が高そうだ。
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