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うまく使えば頼もしい即戦力になる(C)日刊ゲンダイ
転職35歳の壁崩壊で急増「中年新人」迎え入れる6つの心得 成功のヒミツ失敗しないコツ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/176151
2016年2月27日 日刊ゲンダイ
定説だった「転職35歳の壁」が崩れ、職場に“中年の新人”が増えている。そもそも、これまで敬遠されてきた理由は「なじまないから」(一橋大特任教授の西山昭彦氏=経営学)の一言に尽きる。即戦力とはいえ、出来上がっていて扱いづらいのだからしょうがないが、イチから新人を育てる余裕のない会社は、そうも言ってられない。どう迎えればいいのか。
■双方のミスマッチ防ぐ面接のポイント
昨年、人材サービスのエン・ジャパンが中途採用支援サイトを利用する約280社を対象に調査したアンケートによると、「直近3年以内に35歳以上の人を採用した」という企業は83%。「今後ミドルを採用したい」との回答も81%に上った。
根強いニーズがあることがよく分かる。
しかし、経営コンサルタントの鈴木丈織氏(心理学博士)は、「ミスマッチを防止するために、いくつか面接のポイントがあります」と言う。
▼転職を誰かに相談したか
▼前職(現在の勤務先)で「できる」と自負する業務はあるか
▼新たな職場で発揮できる特長と変えたい短所
▼ストレス解消法
――の4点だ。
「家族であれ友人であれ、相談相手がいる方がストレス耐性が強いので安心です。それなりのキャリアを積んだ年齢なのですから、謙虚な姿勢はいらない。逆に自負を5つくらい挙げられた方がいい。3つくらいならウソでも言えるものですから。特長は願望になりがちでアテにならないので、短所について突っ込んで聞き、掘り下げましょう。ストレス解消法は多いに越したことはありませんが、飲酒など短時間で爽快感が得られるものはNGです。しんどい局面が続くと依存が高まってしまいます」(鈴木丈織氏)
大手AV機器メーカーでは、中途採用者を半年刻みでグループ化して泊まり込み合宿を行っている。“疑似同期”の関係をつくらせて、孤立化を防ぐ狙いだ。
■ムリになじませるのもダメ
他にもポイントがある。
「ムリになじませようとせず、発想やスタイルを尊重するのが第一ですが、ベテランだからとほったらかし過ぎるのもダメ。年を取るとプライドが先にきてヘルプを求めづらくなるので、部長や役員クラスのメンターをつけるのも効果がある。中途入社組が新職場で使えるスキルは前職の3分の2が相場。時間をかけ、新しい職場に合わせた能力を身につけていくとみた方がいいでしょう」(前出の西山昭彦氏)
外資系の大手ネット通販は入社3カ月で結果を出さなければクビ。国民的な服製造メーカーは好待遇でヘッドハンティングし、1年間で目標を達成できなかった場合は2年目以降の給料を半分にカットするという。当然、人の出入りが激しく、周囲にかかる負荷もハンパじゃない。うまいこと定着してもらうのが“三方良し”なのだ。
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