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シャープ買収に王手をかけた台湾企業の原資は“爆買い”中国マネー
http://wjn.jp/article/detail/9536486/
週刊実話 2016年2月25日号
中国の“爆買い”はついにシャープにまで及んだ。買収に王手をかけた鴻海(ホンハイ)精密工業は台湾の企業だが、同社の郭台銘会長は「中国は一つ」と主張する外省人だ。
「鴻海の実態は1988年に中国へ進出し、以後OEM(他社ブランド製品製造)業務の大半を子会社を通じて中国で展開しています。広東省や郭会長の出身地、山西省など数十カ所の拠点で、ピーク時には120万人の中国人を雇用している中国系企業です」(在日中国人ジャーナリスト)
郭会長は決断力に優れたやり手だが、やり口は乱暴。広東省の工場では2009年ごろ従業員の飛び降り自殺が相次ぎ、建物の吹き抜けにネットを張って自殺を防いだほどだ。労働環境への不満から従業員ら数千人による暴動も頻発した。こうしたことから鴻海の工場は「奴隷工場」と悪名高い。シャープも奴隷になってしまう恐れがある。
それだけに産業革新機構に支援させたかった経済産業省などは「日本の技術が流出する」と鴻海の買収に懸念を表明していたが、買収金額が7000億円vs3000億円では勝負にならない。
とはいえ、鴻海に7000億円を調達する能力があるかは懐疑的。そこで見え隠れするのが、今回の“爆買い”の原資は中国マネーではないかという疑いだ。
「台湾企業が中国で成功を収めるには、中国共産党との何らかの密約が存在するはず。高級幹部に“貢物”を差し出さない企業は必ずつぶされる。中国にとってシャープのハイテク技術と優秀なエンジニアは喉から手が出るほど欲しい。郭会長には中国共産党の息がかかっており、両者の思惑は日本の優れた技術を合法的に取得することで一致している。だから会長は買収を急いでいるのです」(中国に詳しいジャーナリスト)
あるいはすでに銀行団に対して、これから買収するシャープの資産を担保に金を借りるという手口を考えているかもしれない。そんな郭会長の腹の内を、シャープも肌で感じたようだ。
「早くも両社に不協和音が出ている。郭会長が優先交渉権の取得をアピールしたのに対し、シャープ側は即座にその事実を否定。両社の主張に食い違いが生じているのです」(経済記者)
何はともあれアベノミクスの円安誘導政策により、日本企業は今お買い得。中国マネーはシャープの“次”も虎視眈々に違いない。
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