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4割が異次元緩和前の株価に アベクロ相場が完全消滅する日
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/175340
2016年2月15日 日刊ゲンダイ
大勢の個人投資家が損失(C)日刊ゲンダイ
アベクロ相場は終わった――。市場関係者があからさまに口にするようになっている。
「日銀の黒田総裁が異次元緩和をブチ上げたのは2013年4月4日でした。この日からアベクロ相場は始まり、昨年6月には2万952円の高値をつけました。ところが、先週の相場は壊滅的だった。わずか4営業日で日経平均は、一時、2200円以上も下げ、年初からの下落率は20%を超えた。これだけ暴落すると、いったんは盛り返したとしても、再び下落します。底値はまだ見えません」(市場関係者)
先週末(12日)の日経平均は1万4952円で、13年4月の異次元緩和直前より約20%高い水準にある。
「そこだけを見れば緩和効果は残っていることになりますが、そう単純ではありません。アベクロ相場のスタート時は1万2000円台でしたが、その後、2万1000円近くまで上昇しているので、個人投資家の“平均買いコスト”は1万6000円近いでしょう。つまり、現状の株価では損失を出している人が大勢いるということです」(株式評論家の倉多慎之助氏)
日経平均に採用されている個別銘柄を見ると、指数とは違う値動きがハッキリ分かる。先週末(12日)と、異次元緩和前日(13年4月3日)の終値を比較したところ、横浜ゴムは27.4%下落し、三菱地所は25.6%、コマツは24.7%、ニコンも23.5%の下落率だった(別表参照)。
「日立製作所やホンダなど優良企業もマイナスで、日経平均構成銘柄(225銘柄)の約4割が異次元緩和前より下落しています」(証券アナリスト)
この先も、市場を取り巻く環境は不透明だ。日経平均の1万4000円は覚悟しておいたほうがいい。
市場には「3月中旬が危ない」という臆測が流れる。「著名投資家のジム・ロジャーズ氏も、3月は警戒が必要と話しています」(金融関係者)。日銀の金融政策決定会合は3月14日と15日、米FOMCは3月15日と16日に開かれる。
「日銀のマイナス金利拡大や、米利上げペースの見直しなど、市場を揺るがすニュースが伝わったら、株価はもう一段大きく下げる危険があります」(倉多慎之助氏)
アベクロ相場“完全消滅”のカウントダウンは始まっている。
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