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日本経済の正念場
http://www.globaleye-world.com/2016/02/357.html
2016.02.15 10:29 GLOBAL EYE
日本経済は昨年10月ー12月期のGDP成長が年率マイナス1.4%となり、12月の景気動向指数も11月に比べ一致指数が−0.7%の111.2、先行指数が−1.2%の102.0となり、先行指数は3年振りの低水準に落ち込んでいます。
この悪化の原因は個人消費の減少と輸出入の減少です。
個人消費ではGDP成長率では<−0.8%>となっており、輸入は<−0.9%>、輸出は<−1.4%>とこちらも落ち込みが激しく、日本経済が今や不況の真っただ中にいることが分かります。
輸出入が減少する国はお隣の中国も同様であり、日本と中国が揃って輸出入を減らしているという姿がありますが、中国は消費は増えており、これもあり爆買いに日本に来ているものですが、その爆買いもそろそろ減少する頃であり、日中揃って実態経済の悪化が進むことになります。
この中国経済ですが、売掛金の回収に時間が掛かってきていると言われており、今や未払いの請求書の山となっている主要企業が急増してきており、平均で回収期間が2011年の37日から59日に伸びてきており、中にはIT関連企業は76日から112日になってきていると言われており、資金繰り倒産が懸念される事態になってきています。
この春節後は雇用を維持できない企業が急増するのではないかとも言われており、解雇の急増から中国の消費が激減する可能性もあります。
日本経済は今や、部品輸出や爆買いに象徴される消費・旅行等中国に依存しすぎており、中国経済が悪化すれば日本経済は立ち行かない事態になっているとも言えるのです。
10−12月期のGDPマイナス成長は1−3月期に重い負担を掛けたと言えます。
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