http://www.asyura2.com/16/hasan105/msg/497.html
Tweet |
米国株、ダウ反発し313ドル高 欧州株高や原油が上昇 市場心理が改善
http://www.nikkei.com/markets/kaigai/summary.aspx?g=DGXLASB7IAA05_13022016000000
2016/2/13 6:31 日経新聞
【NQNニューヨーク=神能淳志】12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発した。終値は前日比313ドル66セント(2.0%)高の1万5973ドル84セントだった。欧州の株高や原油相場の上昇を受けて投資家心理が改善。米消費が底堅さを示したことも好感され、米株式には買いが広がって高値圏で終えた。
ドイツ銀行は12日、自ら発行した30億ユーロ(約3800億円)のユーロ建て債券と20億ドル(約2200億円)のドル建て債券を買い戻すと発表した。財務状況への懸念が市場の不安をあおっていたため、財務体質の健全性をアピールしたことが好感されて株価が急反発。銀行株が主導する形で欧州主要国の株価指数も上げた。
米市場でもJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなどの金融株に買いが及び、相場をけん引した。投資家心理の悪化に歯止めが掛かり、連日で下げていた反動もあって幅広い銘柄に買い戻しが入った。
石油輸出国機構(OPEC)による協調減産への期待もあってニューヨーク原油先物相場は1バレル29ドル台まで上昇した。原油安に伴う業績悪化への懸念が強いエネルギー関連株にいったん買い戻しが広がったことも相場を支えた。
1月の米小売売上高は前月比0.2%増だった。市場予想とほぼ同水準だったものの、昨年12月分の伸びがプラスに上方修正された。米個人消費の底堅さが意識され、米株式の買い安心感につながった。
週明け15日は米国がプレジデントデーの祝日で休場となる。連休前に売り持ち高を解消する買い戻しも広がり、ダウ平均は取引終了にかけて上げ幅を広げた。
もっとも、ダウ平均は伸び悩む場面もあった。午前に発表された2月の米消費者信頼感指数(ミシガン大学調べ)速報値は市場予想を下回って前月から低下した。米消費の持続性が警戒され米株式には売りも出た。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比70.675ポイント(1.7%)高の4337.512で終えた。
業種別S&P500種株価指数は全10業種のうち9業種が上昇した。「金融」が4%高となったほか「素材」「エネルギー」も上げた。「公益事業」は下落した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約11億6000万株(速報値)、ナスダック市場は約19億2000万株(同)だった。
個別ではJPモルガンが8%超上昇した。欧州金融株の上げに加え、ダイモン最高経営責任者が自社株を取得したと伝わり買い材料視された。JPモルガンはダウ平均を構成する30銘柄で上昇率が最も大きかった。
欧州での1月の新車販売台数が前年から10%増えたと発表した自動車大手のフォード・モーターも買われた。保険のトラベラーズや化学のデュポンなどダウ平均の構成銘柄は全面高となった。
一方、インターネットラジオ局を運営するパンドラ・メディアが安い。前日夕に発表した2015年10〜12月期の決算で最終損益が大幅な赤字となったことが嫌気された。前日公表した四半期決算が減益だったメディア大手のCBSにも売りが優勢だった。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民105掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。