http://www.asyura2.com/16/hasan105/msg/421.html
Tweet |
マイナス長期金利定着で見解割れる 市場「円高・株安、当面続く」
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20160209-00000001-biz_fsi-nb
SankeiBiz 2016/2/10 08:15
金融市場でリスク回避の動きが加速し、市場関係者の間では円高・株安基調が当面続くとの見方が多い。
今後の長期金利について、SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジストは「株価や為替の水準などが影響を与える」と語る。投資家のリスク回避を背景に株安・円高の流れが続けば、日銀が再び追加金融緩和に踏み切るとの観測が高まり、長期金利がさらに下がる可能性があるためだ。
ただ、マイナスの長期金利が定着するかどうかは見解が割れる。三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは「満期までの残存期間が10年を超す国債の利回りにも低下圧力がかかり、10年国債の利回りはゼロから下の水準で定着するのでは」と指摘する。
これに対し、SMBC日興証券の竹山氏は「すぐには定着しないのではないか。変動率が高く、日銀以外の国債の買い手が限られると思われる水準まで金利が低下しており、きっかけ次第では金利が急上昇する可能性もある」とした。
株式相場は軟調な地合いが続きそうだ。最近の株安の背景には、原油安や中国経済の減速などに加え「日本企業の業績が芳しくないという面もある」とニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは話す。
そのうえで、井出氏は日経平均株価が直近の安値をつけた1月21日(終値1万6017円26銭)と同水準まで市場心理が悪化すれば1万5000円まで下落する可能性があるとみる。
為替相場についても円高基調を指摘する声がある。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の松本光正シニア投資ストラテジストは「原油安や中国経済の減速などに加え、欧州で一部の金融機関の信用力に対する懸念が浮上したことが足元の急速な円高の背景となっている」。「足元のリスクが落ち着くには相当の時間がかかる」として、1ドル=113円まで一段の円高ドル安に振れる可能性があるとみている。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民105掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。