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東芝によるウェスチングハウスのチャプター11申請が行われました。トランプ政権からストップがかかる可能性があるとされていましたが、すんなりと認められてしまった様子です。
ウェスチングハウスについては、廃炉、それも米国内の廃炉ビジネスが有力だと思っていたのですが、東芝が買った時点で廃炉ビジネスは分離されていたというような記事もありました。真実はやぶの中ではっきりしませんが、今回のことではっきりしたことの一つは、アメリカ自体が国内の原発廃炉をやりたがっているということです。
ウェスチングハウスはアメリカ国内の原発の半分程度を建設してきています。当然、そのノウハウは廃炉にも生かせるわけで、東芝の子会社である状態で廃炉を進めれば東芝を儲けさすだけでなく、日本国内での廃炉とアメリカでの廃炉の違いが東芝を通じて日本社会にばれてしまいます。
日米の廃炉には大きな違いがあり、それは使用済み核燃料を日本はいつまでもプールで保管するがアメリカでは順次乾式キャスクへ入れていくのです。
このことは公然の事実であり、秘密でもなんでもないのですが、なぜか、日本ではほとんど報道に挙がらず、話題にもなりません。
理由は、アメリカは再処理をせず、日本は再処理を前提としていることです。どうせ再処理をするのだから、一基数千万円程度するとされる乾式キャスクを使うのはもったいないと日本の電力会社が考えているのです。しかし、そもそも、乾式キャスクの製造自体ほとんど日本企業はやっていず、場合によっては単にコンクリートの容器であるのが乾式キャスクですから一桁安い費用でも製造可能です。
プールに大量に保管しておくため、プールが地震などで壊れて水が無くなると高熱となりメルトダウンしてしまうのです。乾式キャスクでの貯蔵なら、その心配がありません。
アメリカが廃炉を急ぎたいのは、寒冷化がやがて起こることが予測されていて、そうなると、河川や湖のほとりに立地する原発は冷却水の取水が出来なくなるからです。また、当然、アメリカ国内での大地震発生時期が迫ってきていることもあります。
アメリカの中央部を南北に流れるミシシッピー川の中流域で1811年にニューマドリッド地震が起こっています。なんと、M8.この再発時期がそろそろだと言われています。
また、北アメリカ大陸西岸でのM9地震も既にいつ起こっても不思議ではないとされています。西岸でのM8以上地震があれば、ロッキー山脈の東側、つまり、内陸側にあるイエローストンの噴火もあり得ます。
ウェスチングハウスはGEが引き取り、アメリカ国内での廃炉を独占的にやると思います。
日本はアメリカの数倍以上の頻度で大きな地震が発生する時期になっているのですが、原発再稼働を言っているのはおかしいです。次の原発事故が起これば、日本国土での居住が不可能になってしまいます。
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