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「厚労省 食品の放射性物質検査 縮小条件を決定」 (毎日新聞 2017/3/24)
http://mainichi.jp/articles/20170325/k00/00m/040/087000c
厚生労働省などで組織する原子力災害対策本部は24日、食品中の放射性物質に関して出荷制限措置などを定めたガイドラインを改正した。福島、群馬など東日本の17都県が実施している農水産物の放射性物質の検査体制を4月から縮小できる条件を決めた。13都県で既に条件を満たしているが、縮小するかは各自治体が判断する。
東京電力福島第1原発事故から6年がたち、セシウムなど放射性物質が基準値(1キロあたり100ベクレル)を超える例がほとんどなくなってきたのが理由だ。
主な改正は、キャベツやリンゴなど人の手で栽培管理が可能な農産物については、直近3年間の検査で基準値の2分の1の50ベクレル以下になれば、自治体の判断で検査の対象や頻度を緩めることができる。岩手、宮城、福島、栃木の4県を除く静岡、新潟、東京など13都県は過去3年間で条件を満たしている。
一方、人の手では管理が難しい野生のキノコ、淡水魚、シカなど野生鳥獣は従来通りの検査体制を続ける。【小島正美】
---------(引用ここまで)---------------
例によってやることが真逆、めちゃくちゃですね。
そもそも100ベクレル/kgは放射性廃棄物の汚染レベルで、食品に適用するのは言語道断。
それを越える食品が少なくなったから検査体制を緩和するなどとんでもないことです。
現在の食品検査自体がいい加減なのに、それを緩和したらもう無検査フリーパスに等しい。
事故後数年でセシウム134など短寿命核種が減っただけで、セシウム137やストロンチウム90などの
長寿命核種が支配的になる今後は、ごくゆっくりとしか汚染は減っていきません。
汚染基準は1ベクレル/kgでも決して安全とは言えません。
福島原発事故前は大半の食品の汚染は0.01ベクレル/kgのオーダーでした。
現在、実にその数千倍の汚染物を国民は食べさせられているのです。
ウクライナでは食品汚染検査を厳格化して、ようやく激しい人口減少に歯止めがかかりました。
このままでは何百万という国民が被ばくによりバタバタと倒れて死んでいくでしょう。
日本は、まさに「破滅への道」を突き進んでいるのです。
(関連情報)
「これからも順調に線量が下がるというのは大ウソだ 長寿命核種が残り、ゆっくりとしか減衰しない」
(拙稿 2016/7/28)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/226.html
「沼津産アオザメからセシウム134/137合算で707ベクレル/kg検出!」 (拙稿 2016/6/10)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/817.html
「イノシシ肉から基準値7倍超のセシウム オーストリア「森の生態系に影響」 (産経ニュース)」
(拙稿 2016/4/28)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/579.html
「原子力推進団体ICRPの体内蓄積曲線からも100ベクレル/kgの食品汚染基準が危険なのは明らかだ」
(拙稿 2016/4/14)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/482.html
「食べて応援、危険と判明 生活習慣と体内被曝の関係が明らかに (NAVERまとめ)」
(拙稿 2016/3/1)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/156.html
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