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Listening <東日本大震災6年>福島第1原発事故 終わり見えぬ除染
http://mainichi.jp/articles/20170307/org/00m/040/006000c
2017年3月7日 毎日新聞
東京電力福島第1原発事故後、国が進めてきた除染の当初計画が3月末でひとまず終わる。この6年で除染と放射性物質の自然減により放射線量は低減したが、除染後も局所的に線量が高い場所があることや、残された除染廃棄物の処理など課題は残る。国は来年度、これまで手付かずだった帰還困難区域の除染に乗り出すが、住民にとって終わりは見通せていない。
国主導、今月末で区切り フォロー進まず不安も
国直轄の除染は帰還困難区域を除き、避難指示の出た福島県内11市町村で環境省が実施してきた。それ以外の毎時0・23マイクロシーベルト以上の地域では市町村による除染が行われている。国の除染は当初、2014年3月に終了予定だったが、汚染土の仮置き場の整備の遅れなどから今年度末まで延期された。環境省は3月末で除染を終え、各地の仮置き場に置かれている汚染土などを中間貯蔵施設に運び出し、仮置き場を原状回復する業務に軸足を移したい考えだ。
国が除染を受け持った地域では、住民の帰還に向けて線量が十分に下がらない場合の再除染(フォローアップ除染)が行われるが、市町村が担当する地域ではなかなか再除染が認められず、地元では不安の声が上がる。
国が除染する11市町村以外で再除染が行われたのは、相馬市の9件にとどまる。同市は30件程度が該当するとみていたが、環境省が住民の個人線量計で測定する被ばくが年間1ミリシーベルトを上回ることを再除染の基準としたため、絞り込まれた。
相馬市の担当者は「森林は線量が高く、将来も影響がないと言えるのかどうか分からない不安がある。除染を終わりにせず、フォローアップ除染も使いやすい制度にしてもらいたい」と訴える。
福島中間貯蔵施設、用地取得は約21%
福島第1原発の北約3キロ、福島県双葉町の帰還困難区域の一角。高さ約15メートルの真っ白なテント内にベルトコンベヤーや破砕機、ふるい機などが並んでいた。除染で出た汚染土などを一時保管する中間貯蔵施設のうち、廃棄物を分別するための施設だ。
分別施設はほぼ完成し、一部機材の搬入やテントの開放部をふさぐ工事を残すのみ。今春には実際に汚染土を使った試験運転を始め、秋ごろの本格運用開始を目指す。同様の施設は大熊町にも建設されている。
分別した汚染土を運び込む土壌貯蔵施設も両町に1カ所ずつ整備が進む。大熊町の予定地では、重機で地面を約4メートル掘り下げる作業が続いていた。整備が進むのは元々田畑や住宅があった地域で、周辺には今も木々が生えた空間が残る。「まだ用地取得が済んでいない地域です」と環境省の担当者が説明した。
第1原発を取り囲むように整備する中間貯蔵施設の敷地総面積は約16平方キロ。このうち約12・7平方キロは民有地だ。土地の提供に応じた人は昨年1月時点で44人だったが、今年2月現在では719人と、この1年で急激に増えた。それでも面積では全体の約21%にとどまる。同省の担当者は「できるだけ早く土地の取得を進めたい」と話した。
この特集は、久野華代(東京科学環境部)、曽根田和久(福島支局)、小川信(東京情報編成総センター)、菅野庸平(ビジュアルグループ)が担当しました。
東日本大震災6年:福島第1原発事故 終わり見えぬ除染 - 毎日新聞 https://t.co/rxsufWT8g0
— Toshiaki Ono (@onotoshiaki) 2017年3月6日
…1mSvを目標にすれば除染はなかなか終わらないし、除染廃棄物の始末にも困るよね。🤔当初の政府の計画通り5mSvに戻すのがよかんべ。
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— はなまま (@hanamama58) 2017年3月7日
国直轄で行った地域では、線量が十分下がらない場合の再除染が行われるが、市町村が担当する地域ではなかなか再除染が認められず、地元では不安の声が上がる。
福島第1原発事故 終わり見えぬ除染 安斎育郎・立命館大名誉教授(放射線防護学) - 毎日新聞 https://t.co/vfcHL4eEed
— はなまま (@hanamama58) 2017年3月7日
「放射線を侮らず、過度に恐れず、理性的に向き合う」だと。こうして国と東電の責任を追及しないまま、住民に測らせ、食べさせ、被爆させていく。
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