http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/629.html
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吐かれて当然、福島のモモ
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2111.html
めげ猫「タマ」の日記
福島県の地方紙の福島民友が、福島産モモのキャペーンで、モモを試食したお客さんにクルーの方が「福島」といったら、吐き出されたの事例を紹介し、これを「誤った理解に基づく『福島県へのいじめ』と捉える。」と紹介していました(1)。でも(=^・^=)なりに福島のモモについて調べると
@汚染されたままの主産地
A放射性物質が飛び交う主産地
B6年連続でセシウム入りの福島産モモ
C他より低く出る検査で「安全」とされる福島産モモ
Dセシウム以外検査されていない福島産モモ
E葬式が増えた主産地
等の特徴があり、およそ福島産モモは「安全」とは言えません。福島産とわかったら吐き出すのが当然です。
福島県の地方紙の福島民友が、福島産モモのキャペーンで、モモを試食したお客さんにクルーの方が「福島」といったら、吐き出されたの事例を紹介し、これを「誤った理解に基づく『福島県へのいじめ』と捉える。」と紹介していました(1)。
※(2)を3月5日に閲覧
図―1 福島のモモを吐かれたと報じる福島民友
でも本当に「誤った理解に基づく『福島県へのいじめ』」なのでしょうか?福島は原発事故で汚染されました。
※1(3)の数値データを元に(4)に示す手法で3月1日時点に換算
※2 避難区域は(5)による
※3 福島盆地の範囲は(6)、相馬地方は(7)による。
図−2 原発事故6年経て、汚染されたままの福島
図に示すように事故から6年になりますが、国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(8)を超えています。福島は今も汚染されたままです。
福島県は福島を代表する農作物の一つにモモをあげています(9)。以下に福島のモモの生産量を示します。
※(10)を集計
図―3 福島県の桃の市町村別生産量
福島盆地を構成する福島市、伊達市、桑折町、国見町で(6)大部分を生産しています。福島のモモ等の果物は福島盆地で作られています。図―2に示すように福島盆地は、避難地域を除けば汚染が酷い場所です。福島のモモは福島のなかでも避難地域を除けば汚染が酷い場所で作られています。
以下に福島盆地の土壌汚染の状況を示します。
※(3)のデータを(11)に示す手法で換算
図―4 福島盆地の土壌汚染
図に示す通り、1平方メートル当たり5万ベクレルのセシウムで汚染された土地が広がっており、酷い場所は20万ベクレルを超えています。福島のモモは汚染された台地で作られています。
以下に2015年11月から16年11月にかけてのセシウムの飛散量を示します。
図−5 福島島盆地のセシウム飛散量
図に示す通り、多くの場所でセシウムの飛散が認められます。1平方メートル当たり1ベクレルを超えている場所があります。酷い場所は5万ベクレルを超えています。全体の48.2%の場所で飛散が認められ、平均で1平方メートル当たり8,608ベクレルです。福島市(面積767.72ku)、伊達市(面積265.12ku)、桑折町(面積42.97ku)、国見町(面積37.95ku)を合計すると1,112.76kuになるので飛んで来たセシウムの総量は約4.6兆ベクレル(1,112.76×100万×0.482×8,608)になります。福島のモモの生産量は29,300トンなので(14)、これが全部がモモに移ったとすると1キログラム当たり2万ベクレル(4.6兆÷29,300÷1000)です。あまりに極端な試算ですが現状のセシウム飛散だけんでも汚染モモを生み出す能力があることがお分かりただけると思います。
以下に福島産モモの検査結果を記載します。
※1(15)を転載
※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
※3 日付けは厚生労働省発表日
図―6 福島産モモの検査結果
図に示す通り6年連続でセシウム入りです。それでも福島県の地方紙・福島民報は「今年のモモは全て検出されず ブドウやナシも同様、安心を」との寄稿文をHPに掲載しています(16)。モモの主要産地は山梨、福島、長野、和歌山ですが(14)、厚生労働省の発表(17)を見ると、この中でセシウムが見つかっているのは福島産モモだけす。2014年から16年の福島産モモの精密検査結果を厚生労働省(17)の発表でみると
福島県外の検査 検査 19件中4件のセシウム入り(全体の21%)
福島県の検査 検査288件中3件のセシウム入り(全体の1%)
で、福島県が検査すると100件に1件程度しかセシウムが見つからないのに、福島県外で検査すると5件に1件でセシウムが見つかっています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら5000万分の1でした。以下に偶然に起こる確率の検査結果を示します。
表―1 偶然に起こる確率の検査結果(モモ)
※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(18)による。
福島を代表する農産物にはモモの他にキュウリがあります(19)。以下に検査結果を示します。
※1(15)を転載
※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
※3 日付けは厚生労働省発表日
図―7 福島産キュウリの検査結果
図に示す通り、キュウリも2014年以降は福島県の検査ではセシウムが見つかっていませんが、福島県外の検査では見つかっています。2014年から16年の福島産キュウリの精密検査結果を厚生労働省(17)の発表でみると
福島県外の検査 検査165件中2件のセシウム入り
福島県の検査 検査561件中3件全数でセシウムの検出されず(ND)
で、福島県が検査ではセシウムが見つからないのに、福島県外で検査するとセシウムが見つかっています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.9%でした。以下に偶然に起こる確率の検査結果を示します。
表―2 偶然に起こる確率の検査結果(キノコ)
※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(18)による。
以下に福島産キノコ(栽培を除く)の検査結果を示します。
※1(1)を集計
※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
※3 日付けは収穫日または購入日
※4 福島県内で販売を含む
※5 県外は「国立医薬品食品衛生研究所」が検査
図―8 キノコ(栽培を除く)の検査結果
図に示す様に大きく違います。平均を取ると1キログラム当たりで
県外(国立医薬品食品衛生研究所) 90ベクレル
福島県 7ベクレル
で10倍以上も違います。
スズキの検査結果を示します。
※1(22)を転載
※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
※3 日付けは捕獲日
※4 淡水は除く
図―9 スズキの検査結果
茨城だけでなく、宮城産や千葉産のスズキからもそこそこセシウムが見つかっています。でも福島産からは見つかっていません。福島産スズキは63件連続で検出限界未満(ND)です。他県ではセシウムが見つかっているのに、汚染源がある福島産から見つからないなどはおかしな話です。
モモ、キュウリ、キノコ、スズキを含め福島産の農水産物を検査しているのは厚生労働省の発表(17)を見ると福島県農林水産部に所属する「福島県農業総合センター」です(21)。中立性に疑問があります。
福島産はモモも含めよりも低く出る検査で「安全」とされ出荷さええます。
福島はモモ等の農産物に放射性物質が移行するのを抑える「放射性物質抑制策」を実施していると主張しています(22)。でも実態は「セシウム抑制策」であり、ストロンチウム90等のセシウム以外の放射性物質には効果がありません。厚生労働省は、福島原発事故前のデータを集計した結果としてセシウムに対する他の放射性物質の割合の上限は決まっておりセシウムのみを検査すれば「安全」が担保されると説明しています(24)。東京電力の発表をみると(25)、ストンチウム90の検査はサンプリングから結果判明まで一ヶ月程度を要しておりそれなりに大変な検査のようです。
以下に福島第二原発沖2kmの東京電力がT―S7地点のストロンチウム90濃度とカルシウム含有量の相関を示します。
※1(26)で作成
※2 カルシウム含有量は100g当たりのmg数
図―10 ストロンチウム90濃度とカルシウム含有量の相関
図に示す通り、カルシウム含有量が多い魚程、ストロンチウム90濃度が上昇しておりカルシウムとストロンチウム90は密接な関連を持っています。モモの栽培では「カルシウム栄養をしっカリ効かせて地力作りをする事」が重要なようです(27)。モモ畑にはストロンチウム90が集まりそうです。セシウム抑制策によってストロンチウム90が存在しても、セシウムが見つからない状況となりました。福島産について言えな、ストロンとチウム90が心配される農畜産物はセシウムとは別にストロンチウム90を検査しなければ「安全」は担保されません。(=^・^=)が調べた限り事故から6年を経過しましたが、見当たりません。ストロンチウム90の検査結果があれば消費者の安心が得られるはずですが。いくら検査が手間だからと言いても事故から6年です。検査を実施する時間は十分にあったはずです。厚生労働省の想定(24)が崩れるなど不都合なデータが出てくる事を恐れ検査を避けている気がします。
放射線が物質に当たって化学結合を破壊したり、予期しない化学反応を引き起こしたりする作用があります(放射線分解)(28)。予期せぬ毒素ができる可能性も否定できないと思います。日本ではジャガイモに放射線を照射し日持ちさせる技術が実用化されています。安全性の確認が重要です。安全性については
「 何分にも食べものですので、照射じゃがいもの安全性につきましては、徹底的に調べました。サルと2種類のネズミに、実際にこの照射じゃがいもを餌として長期間食べさせました。その結果 これらの動物への悪影響は認められませんでした。」
との事です(29)。福島盆地は図−2ないし4に示す様に汚染されたままです。福島のモモの木は6年間、放射線に曝されています。へんな毒素が生まれないか心配です。でも照射ジャガイモのような検査結果はないようせす。
福島産に日本酒が4年連続で日本一となったそうです(31)。
※(32)を転載
図―11 福島産のお酒が4年連続で日本一になったと報じる福島民報
日本酒は
「熟成により、酒中の数百を越す微量成分が温度や酸素に影響されながら酸化・分解・縮合などの化学的反応や物理的反応を起こします。華やかな新酒の香味が消え、水の分子がアルコール分子を包んだ状態となり、まるみのある調和のとれた飲みごろの味わいになります。」
とのことです(33)。だったら福島のお酒が放射線にさらされ「分解」が進みまろやかになり、事故後に日本一になったことをあり得ます。福島の放射線は食品を「変質」させた可能性があります。
以下に福島盆地の葬式(死者)数を示します。
※(34)を集計
図―12 福島盆地の各年2月から翌年1月の1年間の葬式(死者数)の推移
図に示し通り原発事故前の2010年2月から翌年1月の葬式(死者)数は3,959人で3000人台でしたが、それ以降は6年連続で400人を超えています。そして2016年3月から17年1月までの死者数は4,446人で12.3%増えています。偶然に起こる確率を(=^・^=)なりに計算すると1000万分の1です。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
表―3 偶然に起こる確率の検査結果(福島盆地・葬式)
※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(18)による。
以下に全村避難が続く飯舘村(5)を除く相馬地方(新地町、相馬市、南相馬市(7))の葬式(死者)数を示します。
※(34)を集計
図―13 相馬の各年2月から翌年1月の1年間の葬式(死者数)の推移
震災のあった2011年2月からは増加していますが、後はそれ程には増えていません。原発事故前の2010年2月から11年1月の葬式(死者)数は1,391人で、2016年2月からの17年1月は1,403人で少し増えていますが、統計的な差はありません。
以下に福島盆地の農水産業の生産額を示します。
※(35)を集計
図―14 福島盆地の農水産業生産額
「風評被害」が叫ばれていますが(36)、それ程には減っていません。汚染された福島盆地ではセシウム入り農水産物の生産が確り行われています。
避難地域を挟んだ反対側に図―2に示すように福島県相馬地方があります。現在も全村避難が続く福島県飯舘村(5)を除く福島県相馬地方の農業生産額を示します。
※1(34)を集計
※2 全村避難の飯舘村(5)を除く
図―15 福島県相馬地方(飯舘村を除く)の農水業生産額
図に示す通り事故以降に大幅に農水産業の生産額を減らしています。ここの特産品にはモモはありません(37)。
以上を纏めると福島産モモは
@福島でも避難地域を除けば汚染が酷い福島盆地で栽培されている。
A主産地の福島盆地ではセシウムが飛び交っている。
B6年連続でセシウム入りである。
C他より低く出る検査で「安全」とされ出荷されている。
Dセシウム以外検査されていない。
・スチンロンチウム90
・放射線分解によって生じ得る毒素
などは検査されていない。
E産地では葬式が増えた。ただし産地で無く農水産業生産額を大きく減らした福島県相馬地方では増えていない。
福島県の地方紙・福島民友は
「誤った理解に基づく『福島県へのいじめ』」
と評していますが、汚染され地で栽培され、まともな検査されない、産地では葬式が増えている福島のモモ、福島産とわかったら吐き出すのは当然です。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
2月24日に3月18日、20日予定されていたソウル(仁川)―福島空国間のチャータ便が、ソウル(仁川)―仙台空国間に変更されたのニュースが流れました(38)。福島を見る諸外国の目が福島県行政の思惑通りには行かないことをしめした事例だと思います。福島は「風評被害」と反発するかと思いやダンマリでした。福島空港のHPではいまだに3月18日、20日予定されていたソウル(仁川)―福島空国間のチャータ便の告知がなされたままです(39)。ようやく3月6日の福島県知事会見で
航空会社と旅行会社が協議を重ねており、状況を注視している。今の福島空港を取り巻く正確な状況を丁寧に発信し、理解いただくことが一番重要」
と話したそうです(40)。その代り、海外や福島県外の無理解((=^・^=)は正しい認識だと思うのですが)報じる報道が増えた気がします。本記事で取り上げた福島民友の記事は今年1月6日共同通信が配信した内容(41)とほぼ同一ですが
、二か月後に突然に図―1に示すように一面を飾ることになりました。モモを吐かれたする福島のキャンペーンクルーの方は福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗なので、(=^・^=)には非常に綺麗な方に見えました。
※(42)を引用
図−16 お客様にさし出たモモを吐かれたと後に報道される事になった福島産果物のキャンペーンクルー(ミスピーチ)
モモを吐かれた悲劇のヒロインに仕立て上げるにはうってつけです。当該記事は「(福島)県外で相次いで発覚している本県からの避難者に対するいじめ」と記載しいますが、ニュースを見る限り福島から県外に避難された方がいじめで「自殺」した事例を知りませんが、福島では昨年につづき(42)、今年もいじめによる自殺のニュースが流れています(43)(44)。だいたい福島県内でも事故による避難者による嫌がらせが発生していました(45)(46)。それを福島県外の事だけを取り上げるなどは明確な印象操作です。
当該記事(1)は
「『福島は危険』といった偏見などゆがんだ見方は国内、海外で根強く残る。」
とまるで、福島が安全なように記載していますが、およそ「安全」とは言える状態でないことは本文に記載した通りです。付け加えるなら、「安全」と「危険」の間にリスク(危険性)とゆう概念があるはずです。リスクとは「ある行動に伴って(あるいは行動しないことによって)、危険に遭う可能性や損をする可能性を意味する概念」だそうです(47)。沖縄ではオスプレイが墜落しましたが(48)、オスプレイが配属されている普天間基地周辺では航空機の墜落により住民が犠牲なった例は沖縄返還以降はありません(49)。それでも普天間は危険とされています(50)。当該記事は「安全」と「危険」の2分論で扱い、その中間にある「危険性」を無視しています。
福島民友その後も続報を続けています。2014(平成26)年3月、スイスのジュネーブに福島県福島市にある福島高校の生徒さんが発表に訪れていた福島高の生徒3人が聴衆に囲まれ
「君たち、本当に福島から来たのか。福島には人が住んでいないんじゃなかったのか」
と質問を受けたと報じ、これを引率者が偏見を意識するきっかけとなったと報じていました(51)。ゆうまでも無く福島第一原発事故は未曽有の事故です。もし(=^・^=)が図―6に記載のお嬢さんと自由に話す機会があればいろいろと聞きまくると思います。関心があるからです。福島民友は福島に対する関心を「偏見」に置き換えています。
東京電力は福島第一原発の格納容器内部で毎時530シーベルトの放射線量が観測されたと発表しました(52)。多分、事故後に観測された放射線量としては最大です。福島民友はこれについて視聴者数の多い米国のある放送局が 「福島の放射線量が今、過去最高のレベルに達している」と東京電力の発表を受けてそう報じた。高線量の数値はあたかも福島県全体の線量が上がったと取れるニュースもあったと報じています(53)。
※(2)を3月7日に閲覧
図―17 「偽ニュース海外拡散 格納容器の高線量」と報じる福島民友
(=^・^=)はアメリカで放映されたニュースは見ていなので真偽は判定できませんが、この記事では「『福島は危険』などと情報が拡散するのは今回が初めてではない。」(53)とあらかも福島は安全なのに「危険」と報じています。この記事でも「危険性」は無視です。また3月7日付の社説では「(福島)県産農産物は安全性が厳しくチェックされている」と論じていますが(54)、福島県が実施している福島産農産物に対する検査が信頼できないのは本文に記載の通りです。
福島民報は3月5日付のコラム(あぶくま抄)で
「韓国・済州[チェジュ]航空のチャーター便が出発地を、福島空港から仙台空港に一方的に変えた。<中略>震災から6年が経過するのに誤解や悪質なデマは後を絶たない。
明らかに間違っている情報の伝達を多様性という言葉で済ませてはいけない−。<中略>韓国の人にも伝わらないだろうか。」
と記載して(55)、あたかも福島が「安全」なのに「危険」と誤解されているような書き方です。韓国の皆様が福島を「危険」と思っているのか「危険性」を感じているかと言えば「危険性」だと(=^・^=)は思います。福島県は少なくとも「モモ」について危険性を否定しうるデータが提示できていなのは本文にある通りです。
福島空港チャーター便の福島空港から仙台空港への行先変更は、福島を見る諸外国の目が福島県行政の思惑通りには行かないことをしめした事例だと思います。福島の皆様もそれなりに動揺したと思います。動揺を抑えるたみにもこのような配信が必要だったかもしれませんが、福島の「安全」について福島の皆様の同意は得られないと思います。
第一の理由は福島は安全は「安全」であり、これを避ける行為は「風評被害」だと主張しているのは安倍出戻り総理、福島県、東京電力です(56)(57)(58)(59)。でもこの方達は事故前には原発は「安全」であると主張していました(60)(61)(62)。
安倍出戻り総理は事故前に
「(原発の安全について)御指摘のような事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。」と言っています(60)。でもその後の事故報告書で万全期していない事が明らかになりました(63)(64)。
福島県は2011年1月に、福島第一原発3号で進められているプルサーマル計画について「安全」だと発表しました(9)。でも2にヶ月後には「大爆発」です。
※(65)を引用
図―18 大爆発する福島第一3号機
福島の皆様は安倍出戻り総理、福島県、東京電力に対し相当な不信感を持っていると思います。
以下に郡山市と福島市の福島県が発表している2012年年末から13年にかけての放射線量を示します。
(a)福島市 (b)郡山市
※(66)を転載。
図―19 人為的操作で下がった福島県の放射線量測定値
安倍出戻り総理が出戻った2012年12月(67)から急に低下しています。理由は
@計算式の変更を含む調整
A測定場所を放射線量が低い場所に移す
B測定場所周辺の除染
などの人為的操作です(66)。このような人的操作をする福島県が信頼される訳がありません。
福島県は食品単品のストロンチウム90の調査をしていません。理由は「必要ない」だと思いますが(24)、ストロンチウム90については不安を持つ人もいると思います。調査を実施し安倍出戻り内閣や福島県が想定する結果が得られれば、福島の皆様の「安心」につがるはずです。事故から6年が経過したので、実施する時間も充分にあったはずです。それでも実施しない理由は(=^・^=)が知る限り説明されていません。
福島県県民健康管理調査によれば、48.1%の方が放射線は「次世代への(遺伝的)影響の可能性が高い」と回答しています(68)。 福島では遺伝的欠陥で色素が合成できないアルビノ・ヒメマスが見つかりました(13)。放射線の影響は「積算線量」が重要だそうです(69)。福島の放射線量は下がたかもしれませんが、「積算線量」は確実に増え続けています。 福島の皆様の遺伝的影響を心配する声(70)に答えるためでしょうか?福島で遺伝子の異常の有無を調べる福島ゲノム計画が2012年提唱されました。計画でな2013年度から調査を開始し、来年度(2017年度)に終える計画でした(72)。計画が提唱されて5年になりますが、進められているようなニュースを(=^・^=)は知りません。いつの間にかうやむやになった感じです。チラシの目的はチラシを手にした人に掲載した商品に興味を持っていただき、次の行動に結びつけることです(73)。スーパーならば「来店」でしょう。スーパーの担当者は消費が興味を持つ見込みのない商品は掲載しないはずです。
福島県喜多方市産米の全数・全袋検査数が約89万件に達しました。郡山市の約131万件に次いで福島県第二位です(74)。郡山市が人口は約34万人に対し(75)、同市は人口は5万人に満たないので(76)、大変に米作りか盛んな市です。同市辺りのお米は「極上」だそうです(77)。同市の小学生の皆様は福島産米のテレビCMに出演されPRにも努めました。
※(78)を転載
図―20 福島産米のテレビCMに登場する福島県喜多方市の小学生の皆さん。
福島県喜多方市は同市産米は「安全」だと主張しています(79)。
※(80)を引用
図―21 福島県喜多方市産米は「安全」だとする福島県喜多方市
でも、福島県喜多方市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
※(81)を引用
図―22 福島産米が無い福島県喜多方市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県喜多方市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)【復興の道標・不条理との闘い】自分で見て伝えたい モモ吐かれた経験原点:復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(2)福島民友新聞社 みんゆうNet −福島県のニュース・スポーツ−
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日〜11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(5)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)福島盆地 - Wikipedia
(7)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(3月1週)―青森産マダラからセシウム、福島産は68件全数ND―
(8)除染の目標・計画などについて | 除染・放射線Q&A | 除染情報プラザ:環境省
(9)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(10)作物統計調査>市町村別データ>平成18年産市町村別データ>年次>2006年中の「10 果樹 ⇒福島県⇒Excel」
(11)めげ猫「タマ」の日記 1平方メートル当たり10万ベクレルを超えた土壌が広がる福島
(12)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日〜11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(13)めげ猫「タマ」の日記 事故6年、放射性物質が飛び交う福島
(14)都道府県別桃(もも)収穫量ランキング | 日本一・ランキング 2014
(15)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2016年)―デタラメな検査で安全とされる福島産―
(16)放射線 放射性物質 Q&A 本県産のモモからセシウムは検出されているのか | 東日本大震災 | 福島民報
(17)報道発表資料 |厚生労働省
(18)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(19)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(20)「今日の記事」
(21)農林水産部 - 福島県ホームページ
(22)放射性物質農作物モニタリング情報 | 農業 | JAふくしま未来
(23)「農作物の放射性セシウム対策に係る除染及び技術対策指針」第3版 - 福島県ホームページ
(24)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(25)報道配布資料|東京電力中の「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 」
(26)めげ猫「タマ」の日記 ストロンチウムほぼ影響なし 福島沿岸魚類(福島民報)、実は一桁以上上昇
(27)[PDF]モモ
(28)放射線分解 - Wikipedia
(29)第21号・じゃがいもの発芽防止に放射線
(30)全国新酒鑑評会金賞受賞数4年連続日本一記念「日本一のふくしまの酒まつり」を開催します! - 福島県ホームページ
(31)全国新酒鑑評会金賞受賞数4年連続日本一記念「日本一のふくしまの酒まつり」を開催します! - 福島県ホームページ
(32)めげ猫「タマ」の日記 福島産新酒4年連続日本一、放射線で変質、安全なの?
(33)貯蔵と熟成|知る・楽しむ|月桂冠 ホームページ
(34)福島県の推計人口(平成29年2月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(35)福島県市町村民経済計算 報告書 - 福島県ホームページ
(36)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(37)特産品情報 | 地区別くらし情報 そうま地区 | JAふくしま未来
(38)韓国・チェジュ航空 福島便就航計画を撤回= 放射能懸念で
(39)インフォメーション | 福島空港
(40)内堀知事「粘り強く道切り開く」 済州航空、福島空港出発地変更:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(41)【特集】ミスピーチは原発を目指した(1) 福島産の桃吐かれ - 共同通信 47NEWS
(42)<会津高2自殺1年>父「確かな事実認定を」 | 河北新報オンラインニュース
(43)南相馬で中2自殺 昨年からいじめ訴え | 河北新報オンラインニュース
(44)中1男子、自宅で自殺 福島・須賀川、三者面談でいじめ確認 :福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(45)めげ猫「タマ」の日記 軋轢を生む福島原発難民!
(46)いわき市で原発避難民に「カネもらってるんだから早く帰れ」│NEWSポストセブン
(47)リスク - Wikipedia
(48)V-22の事故 - Wikipedia
(49)普天間飛行場 - Wikipedia
(50)普天間移設問題・辺野古新基地の記事一覧 | 沖縄タイムス+プラス
(51)【復興の道標・不条理との闘い】自信持ち語る力を 原発視察、若者の学びに:復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(52)2017年2月6日2号機 原子炉格納容器内部調査について〜堆積物除去作業の実施〜(PDF 1.00MB)
(53)【復興の道標・不条理との闘い】偽ニュース海外拡散 格納容器の高線量...誤解:復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(54)【3月7日付社説】震災6年 風評との闘い/克服へ「日本一」を増やそう:社説:福島民友新聞社 みんゆうNet
(55)誤解とデマ(3月5日) | 県内ニュース | 福島民報
(56)安倍内閣総理大臣 東日本大震災三周年記者会見 | 首相官邸ホームページ
(57)農林水産物 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(58)2015年1月16日(いわき市漁協組合員説明会資料)風評被害対策について(PDF 325KB)
(59)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(60)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(61)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(62)原子力安全・品質保証会議|東京電力
(63)日本政府、事故調、東京電力発表報告書
(64)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ
(65)3号機核爆発 - YouTube
(66)めげ猫「タマ」の日記 5月測定器の周りを除染で福島県の放射線量が激減!―補正式が必要
(67)第2次安倍内閣 - Wikipedia
(68)県民健康調査における中間取りまとめ - 福島県ホームページ
(69)めげ猫「タマ」の日記 福島に遺伝的欠陥で色素が合成できないアルビノ・ヒメマス現る。
(70)放射線の健康への影響は積算線量が決める
(71)めげ猫「タマ」の日記 放射線を気にする若い女性が逃げて行く福島
(72)(新)福島におけるゲノム解析による放射線遺伝影響調査(福島ゲノム調査)
(73)チラシの目的とは?(販促チラシで反応率UP講座) | セミナー・研修・コンサルティングのジャイロ総合コンサルティング
(74)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報を2月15日に閲覧
(75)郡山市の現住人口/郡山市
(76)喜多方市ホームページ
(77)沖縄県へ米のトップセールスを実施 - 喜多方市ホームページ
(78)めげ猫「タマ」の日記 今年活躍した福島の10人の女性(2016)
(79)平成28年産米の放射性物質検査結果 - 喜多方市ホームページ
(80)(79)中の「•平成28年産米の販売促進用チラシ [PDFファイル/74KB]」
(81)ヨークベニマル/お店ガイド
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