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海外だけではなく、日本の自治体が手がける自然エネルギーの実情も紹介 撮影/高梨俊浩
小泉純一郎、映画の披露試写会に登場し「原発ゼロでもやっていけることを証明した」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170221-00009130-jprime-soci
週刊女性PRIME 2/21(火) 22:30配信
「この6年間、原発がなくても全国で電力が足りなくて、停電になったことがなかった。原発ゼロでやっていけることを証明したことになるんです!」
元総理の小泉純一郎氏がまたまた吠えた。自然エネルギーの大いなる世界を描いた映画『日本と再生 光と風のギガワット作戦』の完成披露試写会に“推薦人”として登場。かねてから提唱している原発ゼロへのアツーイ思いを力強く語った。
監督を務めたのは20年にわたって原発の危険を訴え全国で差し止め訴訟を繰り広げてきた弁護士の河合弘之氏(写真左)。これまで世間に原発問題を理解してもらおうと自ら映画監督になり『日本と原発』『日本と原発 4年後』を製作。官民一体となった“原子力村”の構造をバッサリぶった斬る内容で、約10万人もの観客を動員。
「映画を見てくださった方々から“原発を止めてもかわりのエネルギーはどうするの?”という声がたくさんあって。その質問に逃げるわけにはいかないと思い製作しました」
そこで今回着目したのが自然エネルギー。ドイツや中国、アメリカなどを旅し、風力や地熱など急速に普及する自然エネルギーの最前線を徹底紹介。
「原発がなくても自然エネルギーだけでやっていけるんだっていう、すごく説得力のある映画。何よりも世界中を飛び回って取材した、河合先生のエネルギーもすごい(笑)」と、その仕上がりは小泉氏も舌を巻くほど。
「原発関係の会社の幹部たちや原子力専門家のみなさんは、頭のいい人たちばかりなんですよ。そんな彼らが、どうして原発に展望がないことがわからないのか不思議でしょうがない。学業成績優秀なのもあまり関心しないなって思うようになってきたね(笑)」
小泉氏は記者から東芝の原発事業問題など、“原子力村”について問われるとこう警鐘を。福島の原発事故で、より議論が活発化した日本のエネルギー政策。この作品に豊かな日本を取り戻すためのヒントが隠されているのかもしれない―。
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