http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/422.html
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「自殺者7年連続減に“トリック” 元刑事・飛松五男氏が解説」 (日刊ゲンダイ 2014/2/1)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/lifex/198569
昨年の自殺者数は、7年連続減の2万1764人――。警察庁の発表は明るい話題に思えるが、ちょっと待ってほしい。原因・動機別では健康問題が最多で、次いで経済・生活問題、家庭問題の順で多くなっている。庶民は生活苦にあえいでいるのに、なぜ自殺者が減り続けるのか。
警察庁によると、昨年の自殺者数は前年比2261人減(9・4%減)と大幅に改善。22年ぶりに2万2000人台を下回った。男女別では、男性が1万5017人、女性が6747人だ。
自殺者をカウントするまでの過程をたどってみると、やはりというか不可解な部分が多い。
捜査員が遺体を発見した際、まず3つに分類するという。@犯罪行為で死亡したと認められる「犯罪死体」A変死の疑いがある「変死体」B上記に該当しない「その他の死体」――だ。自殺者は「その他の死体」にカウントされる。
■「変死体」としてカウント
ここで注意したいのが、自殺かどうかは現場の判断に委ねられるということ。警察庁は自殺の定義を決めていない。また、明らかに「自殺」っぽいが、遺書が見つからないからと「変死体」として一度処理されれば、その後、自殺と判明しても「自殺者」として計上されないことだ。
気になる統計がある。警察庁の「死体取扱数等の推移」を見ると、「変死体」の数は10年前には1万2747体だったが、一昨年は2万211体と約8000体増えている。比例するように自殺者数はこの10年間で8000人減っているのだ。自殺者が減ったというより、“数字のトリック”が隠されているのでは……と勘ぐりたくもなる。元兵庫県警刑事の飛松五男氏がこう言う。
「ひと昔前は自殺に対する考え方も緩く、ある程度は自殺として処理していました。ただ、最近は、遺書などの具体的な証拠がなければ、自殺とは認めず、変死体として処理するようになったそうです。すると、見かけ上の自殺者数が減るだけでなく、司法解剖を行うので予算を要求しやすくなる。一石二鳥なわけです。このようなトリックは『統計の魔術』と呼ばれ、考え出した人が警察内部で出世していく」
遺書のない突発的な自殺は、変死体扱いになっているとも考えられる。確かに司法解剖数も右肩上がりで、10年間で5524体→1万819体と約2倍増(新法解剖含む)。自殺者は7年連続減どころか、むしろ増えている可能性だってあるのだ。
--------(引用ここまで)----------------------
これだけ不況で生活が苦しくなっているのに、自殺件数が減るのはおかしいと思っていたら、
変死体として扱い、自殺に数えないというトリックでした。
これから放射能被ばくの影響で自殺の激増が予想されますが、それを見越しての"対策"でもあります。
政府の発表する統計はこういったトリックや不正が常態化しているので、そのまま信じないよう
十分注意が必要です。
(関連情報)
「福島で自殺率が震災4年後から上昇 -- 衝撃が走っているが、被ばくが原因であり不思議はない」
(拙稿 2017/1/13)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/288.html
「自殺率ワースト10: カザフ、ベラルーシ、ロシア、ウクライナそして日本」(拙稿 2013/3/3)
http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/530.html
「国の不正が発覚! ついにデータ捏造を政府が認めた(simatyan2のブログ)」 (阿修羅・赤かぶ 2016/12/30)
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/392.html
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