http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/410.html
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福島第一・2号機のブローアウト・パネルは開いていたが、3-4号機は閉じたままであった
というのが東電の公式見解だが、公表された東電のテレビ会議では、
4号機は開いています、という声がしっかり録音されている[1][2]。
-----(引用ここから)-------
「ちょっといいニュースです。2号機ブローアウトパネル、海側は開いているそうです」
(拍手)
(ピー音で隠ぺい)
「ちなみに4号はダメだそうです」
「えっ、4号開いています」 (右上の映像で、両手でマルをつくっている)
「2号は開いています」
-----(引用ここまで)-------
自衛隊が1号機爆発前に撮影した近赤外線動画では、2-4号機のブローアウト・パネルの部分が
黒く映っており、爆発前に開放されていたと思われる[3][4]。
この発言はそれを裏付ける証拠である。
こんな大きな穴が開いていたら、強い海風が吹き込んで、どんどん水素が逃げてしまう。
東電が言うように、建屋を吹き飛ばすような大きな水素爆発が起きるわけがない[5]。
事実、2号機ではパネルは開放されており、爆発は起きなかった。
3、4号機は水素爆発であると説明する東電にとっては、ブローアウト・パネルは
絶対に閉じていなければならなかったのである。
東電は、ビデオ会議の「えっ、4号開いています」という部分もピー音で消しておくべきだったがあとの祭り。
上手の手から水が漏れるとはこのことだ。
もっとも、ブローアウト・パネルの開閉を議論してもあまり意味がないかもしれない。
閉じてあり水素が滞留していたとしても、3、4号機の爆発が水素爆発だけで説明できないのは
明らかだからである。
3号機ではオレンジ色の炎とともにキノコ雲が垂直に上がっているが、水素爆発では
絶対にこのような現象は起きない[6]。
4号機1階の大物搬出口の側壁が爆風で大きく膨らんでいるが、軽い水素がこんなところに
滞留するはずもなく、やはり水素爆発では説明できない[7]。
ウソを積み重ねて押し通そうとしても、必ずどこかで矛盾が生じ真実でないことがバレる。
この件もその典型例だろう。
悪いことはできないものである。
(関連情報)
[1] 「東電テレビ会議2号機のパネルは開いているが、4号機のパネルは?」
(YouTube kokikokiya 2012/11/12)
https://www.youtube.com/watch?v=ydHJ058tomQ&feature=plcp
[2] 「結論、ブローアウトパネルが開いていてもいなくても、原発は爆発する!!!」
(原発はいますぐ廃止せよ 2012/11/14)
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-1475.html
[3] 「やはりブローアウト・パネルは開放されていた」 (拙稿 2012/1/6)
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/857.html
[4] 「岩田清氏も3、4号機のブローアウト・パネルは開放されていたと指摘」 (拙稿 2012/12/4)
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/179.html
[5] 「4号機爆発の謎 核兵器製造疑惑 ありえない水素逆流説で真相隠蔽に必死の東電」
(拙稿 2011/11/14)
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/411.html
[6] 「Reactor 3 Nuclear Explosion at Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant 」
(Dennis Bowen 2011/3/17)
https://www.youtube.com/watch?v=9k3Ofs6R9cg
[7] 「DSピットの発熱体、象の足、大物搬入口の損傷、、、4号機は依然として謎だらけ
核兵器製造疑惑はますます濃厚」 (拙稿 2016/8/30)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/389.html
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