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福島原発「国会事故調」元委員長の告発! 「日本の中枢は、いまなおメルトダウンを続けている」(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/243.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 3 月 10 日 09:44:30: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


福島原発「国会事故調」元委員長の告発! 「日本の中枢は、いまなおメルトダウンを続けている」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48136
2016年03月10日(木) 黒川清 現代ビジネス


■国会事故調委員長としての偽らざる思い


志が低く、責任感がない。
自分たちの問題であるにもかかわらず、他人事のようなことばかり言う。
普段は威張っているのに、困難に遭うと我が身かわいさからすぐ逃げる。


これが日本の中枢にいる「リーダーたち」だ。


政治、行政、銀行、大企業、大学、どこにいる「リーダー」も同じである。日本人は全体としては優れているが、大局観をもって「身を賭しても」という真のリーダーがいない。国民にとって、なんと不幸なことか。


福島第一原子力発電所事故から5年が過ぎた今、私は、改めてこの思いを強くしている。


日本人は福島第一原発事故から何を学んだのかー?続々進む原発の再稼働、遅々として進まぬ安全対策。このままでは、日本人はまた同じ災いを経験することになるかもしれない。


そんな状況に警鐘を鳴らすのが、国会事故調元委員長の黒川清氏だ。原発事故を「エリートたちによる人災」と暴いた黒川氏はいま、「揺り戻しが起きている原発政策をみていると、日本の未来に著しい危機を感じている」という。


2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震から9ヵ月後の12月、福島第一原発事故の根本的な原因を調査するために、国会に調査委員会が設置された。「東京電力福島原子力発電所事故調査委員会」、通称「国会事故調」だ。


国民の代表である国会(立法府)に、行政府から独立し、国政調査権を背景に法的調査権を付与された、民間人からなる調査委員会が設置されたのは、我が国の憲政史上初めてのことである。


私は、この委員会の委員長を務めた。冒頭に記した嘆きは、国会事故調委員長としての、また、一人の国民としての、偽らざる思いだ。


■日本の脆弱さは、世界にバレていた


国会事故調は、私を含めて10人の委員から構成された。それぞれの専門分野で調査を進め、その結果を、マッキンゼー出身で郵政民営化等にも関わったコンサルティング経験豊かなプロジェクトマネージャーが統括し、ほぼ6ヵ月で、本編だけでも600ページ近い調査報告書にまとめ上げた。


2012年7月に国会に提出した報告書では、福島第一原発事故は地震と津波による自然災害ではなく、「規制の虜」に陥った「人災」であると明確に結論付けた。


「規制の虜」とは、規制する側(経済産業省原子力安全・保安院や原子力安全委員会など)が、規制される側(東京電力などの電力会社)に取り込まれ、本来の役割を果たさなくなってしまうことを意味する。その結果、「日本の原発ではシビアアクシデント(過酷事故)は起こらない」という虚構が罷り通ることになったのである。


たとえば、2001年の9・11アメリカ同時多発テロの後、燃料を満載したジャンボジェット機が原発に突っ込んできたらどうなるかについて、アメリカやフランス等の原発先進国では真剣に論じられた。


その防御策を、アメリカ側は日本の原子力規制機関に2度も伝えたが、日本は何の対策も取らなかった。もし、その対策を実行していたら、福島第一原発事故はギリギリのところで防げた可能性もあるのだ。


また、日本がIAEA(国際原子力機関)の指摘する「深層防護」(原子力施設の安全対策を多段的に設ける考え方。IAEAでは5層まで考慮されている)をしていなかったことは、国内外の関係者の間では広く知られているし、今もってその備えのない原発が幾つもあることも指摘されている。


IAEAの日本の担当者は、経産省の役人に「どうして深層防護をやらないのか」と聞いたところ、「日本では原発事故は起こらないことになっている」と言われ、まったく納得できなかった、と語っていた。


こうしたことは国民にはほとんど知らされていなかったが、世界の関係者の間では以前から知られていた。卑近な言い方をすれば、日本の脆弱さは世界中にバレていたのだ。


しかし、日本の「リーダーたち」にとっては、「不都合な真実」は「存在しない」か「記録等がなくて確認できない」ことが多い。「国民を欺いている」と海外で言われても、しかたのないことであろう。


■東電社長の「ゾッとする」発言の意味


国会事故調は報告書の中で、規制当局に対する国会の監視、政府の危機管理体制の見直し、電気事業者の監視など「7つの提言」をした。調査結果から導き出された「7つの提言」は、本来、国会で充分に討議された上で、「実施計画」が策定され、その進捗状況は国民と共有されるべきものだ。ところが、事故から5年が経った今も、国会では「実施計画」の討議すら満足に行われていない。


にもかかわらず、九州電力川内原子力発電所(鹿児島県)の再稼働、関西電力高浜原発(福井県)と四国電力伊方原発(愛媛県)の再稼働計画、安倍晋三首相が推進する原発の輸出などが進められている。日本は3・11以前の原発政策に戻りつつある。


なかでも、2015年8月に再稼働した川内原発をめぐっては、九州電力が、原発事故時の対策拠点となる免震重要棟の建設計画を、再稼働後に撤回したことが問題となっている。


九州電力は、川内原発の免震重要棟新設計画の撤回の理由を、「免震重要棟を新設するよりも、現在ある代替施設に加えて、新たな支援施設を建設するほうが、早く安全性を向上できる」としている。


これに対して原子力規制委員会は、「どれだけ早く安全性を向上できるのか、具体的な説明がなく、最も重要な根拠を欠いている。撤回の理由は納得できるものではない」と指摘した。


しかし、九州電力は撤回の方針を変えていない(2016年2月現在)。さらに、規制委で再稼働の適否を審査中の玄海原発(佐賀県)に関しても、免震重要棟の新設計画を見直す考えを明らかにしている。


免震重要棟は、免震装置で地震の揺れを大幅に低減する構造で、被曝対策となる放射能管理機能と、自家発電機や通信情報施設等を備えている。原子力事故時の緊急対策所として、極めて重要な役割を果たす設備だ。


実は、国会事故調第18回委員会の参考人質疑において、福島第一原発事故当時に東京電力社長であった清水正孝氏は、免震重要棟の重要性について、次のように明言しているのである。


「今回の私どもの一つの教訓だと思いますが、免震重要棟、発電所の緊急対策室、あれは御案内のとおり、中越沖地震(2007年・新潟県)によって柏崎刈羽が被災したあの(事務棟が使えなくなった)教訓を生かして実は福島第一・第二にも造ったものでございます。あそこはまさに、緊急対策室としての機能を果たしているわけです。(中略)もし、あれがなかったらと思いますと、ゾッとするくらいのことでございます」


この発言は、2時間以上に及んだ第18回委員会参考人質疑の、最後のほうにある。今もウェブサイトで視聴することができるので、ぜひ確認していただきたい。(http://www.ustream.tv/recorded/23159673)


■信用を失ったこの国


福島第一原発事故の当事者である東京電力のトップだった清水氏が、「もしあれがなかったらと思うとゾッとする」とまで明言した免震重要棟を、九州電力は「重要な根拠」も示さずに、「不要」と判断した。


福島第一原発事故の教訓は、どのように認識され、どのように受け止められているのだろうか。


「日本はいったい何を考えているのか?」と、世界は奇異の眼で見ている。3・11
以来、国際社会の中での信用を日本は失なっているのだ。


報告書では福島第一原発事故の事象ばかりでなく、再発防止に向けた提言を行った。事故の背景には日本社会のあり方が浮かびあがる。事故は「氷山の一角」であり、氷山の下には「規制の虜」「三権分立の機能不全」「民主主義の貧困」など、日本の統治機構の問題が数多く存在する。


このように、報告書には日本社会のエスタブリッシュメント(既成勢力)にとってあまりにも都合の悪いことばかり書いてある。報告書は「不都合な真実」だったのだろうか。現在の状況は国会事故調などまるで「存在しなかった」かのようである。


なお、国会事故調が参考人質疑を行った委員会やその後の記者会見、タウンミーティングの内容は、すべてウェブ上で、しかもほとんどが英語の同時通訳つきで公開されている。報告書は徳間書店から出版されている他、ウェブサイトでフルテキストを見ることができるし、英語版のフルテキストもウェブ上に掲載されている(国会事故調HP http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3856371/naiic.go.jp/ 現在、それらを電子書籍にしようという動きも出てきている)。


日本社会の「病巣」を確認する上でも、ぜひ、委員会の様子や報告書の内容を多くの人々に見ていただきたいと願っている。


■警鐘を鳴らさずにはいられない


3・11によって、人々の世界観は劇的に変わった。しかし、5年が経過して、福島第一原発事故は徐々に風化してきてはいないだろうか。


事故を引き起こした当事者である東京電力、原子力関連省庁、規制諸機関、そして政府や国会、それらを構成し支える私たち国民一人ひとりは、事故の反省をすべて消し去ろうとしているように見える。このままでは、同じ過ちを繰り返しかねないように思える。


国会事故調の委員長を務めた者として、こうした思いから本書を出版するに至った。


国家の危機が目前に迫っていても対応できない日本の「リーダーたち」への歯痒さ。日本を支えている産官学のコアの部分が、メルトダウンしていることへの危機感。私は警鐘を鳴らさずにはいられない。


世界への影響が非常に大きな事故だからこそ、この事故から学び、そこで得た知見を世界と共有し、現在も続く汚染水処理やこれからも起こり得るアクシデントに生かしていく姿勢が重要だ。


しかし、日本という国には、その姿勢が欠けている。このままでは10年後、20年後の日本はダメになる。いや、すでにダメになっているのかもしれない。原発事故に限らず、日本が再び大きな問題と直面した時に同じような失敗を繰り返し、決定的・不可逆的に国際社会で孤立し、信用をなくしてしまうだろう。


福島第一原発事故は終わっていない。この事故を機に変わらなければ、日本の将来は極めて危うい。そのことを、国民一人ひとりに強く意識していただきたいと、切に願っている。



日本人はフクシマから何を学んだのか?国会事故調の元委員長が明かす、この国の正体
 

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コメント
 
1. 2016年3月10日 14:23:03 : 0c4ZmL4o9g : lMFXGgOaf84[125]
●東電に免振重要棟を作らせた泉田・新潟県知事は、日本を破滅から救った大恩人である
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/518.html

2. 2016年3月10日 14:49:10 : nl5IwwHWqc : CBvXHeQl6p0[9]
違うだろ、この国の愚民まとめてメルトダウンだ。
本当、早く死に絶えろよ奴隷共よ。

[32初期非表示理由]:担当:言葉使い
3. 2016年3月10日 17:47:51 : VmoJnQfY7s : Uq4cr5fT4k8[97]
原発だけではない、TPP、アベノミクス、辺野古普天間、その他目白押し。
本当に危ないと思っている、その結果をどう具体的に想像できるかは個人次第。
勝手に死ねよ、おりゃー大丈夫、おれは逃げる、関係ない傍観者、止めるべき、声を上げる、意思表示をする。
世の中がいい方向に向かっていると言う話を最近は全然聞かない。
どうなるか知れない、将来は厳しいですよと言った話はいくらでも有る。

4. 2016年3月10日 21:33:18 : zv1JUAC1sk : Q5_1EGwykaM[5]
山形県長井市のアマチュアフォークソンググループ 「影法師」のプロテスト・ソング「花は咲けども」を紹介する。

良い曲だ。

歌詞は次の通り。

花は咲けども

【作詞】あおきふみお
【作曲】横澤芳一

原子の灰が 降った町にも
変わらぬように 春は訪れ
もぬけの殻の 寂しい町で
それでも草木は 花を咲かせる
花は咲けども 花は咲けども
春を喜ぶ 人はなし
毒を吐きだす 土の上
うらめし、くやしと 花は散る

異郷に追われた人のことなど
知ったことかと浮かれる東京
己の電気が 招いた悲惨に
痛める胸さえ 持ち合わせぬか
花は咲けども 花は咲けども
春を喜ぶ 人はなし
毒を吐きだす 土の上
うらめし、くやしと 花は散る

1年 3年 5年 10年
消えない毒に 人は戻れず
ふるさとの花 恋焦がれて
異郷で果てる 日を待つのか
花は咲けども 花は咲けども
春を喜ぶ 人はなし
毒を吐きだす 土の上
うらめし、くやしと 花は散る

花は咲けども 花は咲けども
春を喜ぶ 人はなし
毒を吐きだす 土の上
うらめし、くやしと 花は散る

http://www.utagoekissa.com/hanahasakedomo.html

>花は咲けども(Orignal)

https://www.youtube.com/watch?v=5Vd8owCwSTM


5. 2016年3月10日 23:11:42 : DF67GbvgNJ : s@r5qCYwmH4[1]
阿修羅みてて良かった。出版情報感謝!

6. 2016年3月11日 12:47:58 : qF4T1YwunA : 0ID5WaAuWRA[351]
●『国民負担3兆4千億円超=賠償・除染など、事故5年で―総額見えず拡大へ・福島原発』
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6194112

−−−−−
東京電力福島第1原発事故の発生から5年間に損害賠償や除染、汚染水対策などで国民が負担した額が、確定分だけで3兆4613億円を超えることが分かった。(時事通信)
−−−−−

この他、汚染水の垂れ流し、被爆労働の実態、燃料棒の廃棄処分、テロ対策・・・等々どんだけ問題かかえていることか。

これのどこが安いんだ!

自民党安倍政権(原発ムラ)と自民党野田派(連合の下部組織)は答えろ!


7. 2016年3月11日 17:08:08 : IUkilFPO5E : 57MKDX5QUmk[12]
まず中曾根康弘を裁判にかけるべき。

8. 2016年3月11日 17:44:54 : tllomJGTXY : @r3eQK431LY[31]
死神おりて、国土は穢れ、国民此れ災い万病滿つる国となりけり。
山河汚れて国乱れる。

・・・・・

津市は1500年から200年誰も住まない荒地だった。

津波で土地が海にさらわれ、町が壊滅したからです。
今は忘却の歳月が流れ、いつしか人が住む町に戻りました。

時が流れてゆく。


9. ボケ老人[369] g3uDUJhWkGw 2016年3月11日 21:38:52 : BaFcSfFnNM : 7Y5rAonq3r0[52]

専門家は嘘をつく
3.11前は「日本の原発ではシビアアクシデント(過酷事故)は起こらない」という虚構
3.11後は「世界一厳しい基準」という虚構
工学としての100%と小学校の算数としての100%を意識的に混同させて、まさに詐欺の手口と言える『100%安全はあり得ない』という開き直り。

避難計画もなければ航空機の衝突対策もミサイル対策もない。

会員ナンバー4135さん他の原発推進派さん
「トリチウム水は薄めて海に流す」という、薄めることの意味を教えてください。




10. 2016年3月12日 00:24:49 : 8eorG1dyhY : 7ZAO6b67F@g[17]
大和民族を絶やす政策の一。(日本民族などという
ことばは御用学者や周辺が戦後広めたもので、
大和民族ということばよりも遥かに政治的なことばです。
このような遺伝集団など、ありはしません。)

世界的に見て異常な精神病床(収容)数という、世界一の
収容所群島が日本です。これも国連から勧告だかを受けています。

精神病院というのは、
体制が無理やりこしらえた奴隷制国家に馴染まない人々を
追い込んで、病気のレッテルを貼り、薬漬けにしたあげく、
押し込め隔離し、遺伝子を絶やす謀略的政策であるのは
間違いがありません。

関係者、協力者は恥を知りなさい。



11. 2016年3月12日 00:36:22 : mGFaI9laOU : IDdHtv89mGg[1]
ボケ老人さんへ
会員ナンバー4135て誰の事なの??

まあいいや
>「トリチウム水は薄めて海に流す」という、薄めることの意味を教えてください。

平素の環境放射線程度の被爆線量に水で希薄することじゃないかね。
実際にはラアーグやウインズケールなどの再処理施設では海にトリチウム
入りの排水を数キロ沖までパイプを引いて流しているのも事実
大体、ラアーグでは排水中に1.8京ベクレルいつも流している。
ウインズケールは現在は流していないが、過去ではプルトニウムやウランを
含む排水をアイルランド海に流していた。
そのた、日本海にはロシアの原潜の廃棄冷却水を、過去に流していた。
トリチウムを海水で希薄するのは別段珍しいことでは無いし、国際法でも認められています。

>避難計画もなければ航空機の衝突対策もミサイル対策もない。

大飯や高浜の様な1.4Mのブレストコンクリートを航空機衝突で破壊は出来ない。
沸騰水型でもABWRは耐えられるはず。
スリーマイル原発が航空路の真下にあって、航空機の墜落対策として1.4mの
鉄筋コンクリート製だったので事故時の水素爆発に耐えることが出来たのは有名な話。

>工学としての100%と小学校の算数としての100%を意識的に混同させて、まさに詐欺の手口と言える『100%安全はあり得ない』という開き直り。

はっきりいます、工学でもなんでも100パーセント安全というものは有りません
自動車事故、列車事故、航空機事故、全て
そりゃ、作るのが人間ですから、100パーセント安全は出来ないでしょ。
工学では0から100パーセントの間で安全性を極限まで高めようと言うのです。
いくら金を積んでも100パーセント安全は人間である以上無理ですよ。
100パーセント安全を求めるのは酷です。
人間はミスをします、あなたはテストで100点を取り続ける事は出来ますか。
失敗したことは無いのですか、工学技術でもそうです。ただ、人間は失敗から学ぶことが出来ます。
原発だけでなくガソリンスタンド、火力発電所、風力発電
太陽光発電、地熱発電、工学的工作物全部、人類が作るものに100パーセント安全はあり得ません。
どれも、致命的事故を起こす可能性が残ってます、だからと言って何もしなければ
経済の発展も知力の発展や進歩もあり得ませんね。
開発時や事故で散った人々の上に今の安全技術が有るのも忘れてはなりません。


12. ボケ老人[371] g3uDUJhWkGw 2016年3月12日 23:37:52 : BaFcSfFnNM : 7Y5rAonq3r0[54]

11.mGFaI9laOU : IDdHtv89mGg さん
4153番を4135と打ち間違えていました。ボケるとこうなるのかな。

>平素の環境放射線程度の被爆線量に水で希薄すること

これは目くらましの嘘です。
日本だけでなく、海外においても原発推進派がばらまくプロパガンダに過ぎない。
人為的にいくら希釈しようが、大洋による希釈にはかなわない。
それでも希釈が必要なのは、希釈前の段階が危険すぎること、hot-spotの生成を抑制するため、大洋で希釈されるまでの経路で高濃度による周辺損傷を防ぐため等の理由が挙げられます。
ところが原子力ムラの専門家はアルプス処理後のトリチウム水は飲んでも危険はないという。ごく最近では3/11(昨日)BS8での発言
なのになぜ希釈か?
これを受けて額賀福志郎はいろいろな放流方法があるが、日本のような狭い国では蒸発させる場所がない、などとバカでトンチンカンな発言
横に座っていた馬淵澄夫もうなずくトンデモぶり
海洋放出より大気放出の方が圧倒的にマシです。(ベターではなくバッドの程度がマシと言うこと)

ミサイルや燃料満タンの大型航空機の衝突にも耐えられるとは初耳ですが、この辺の情報には詳しくないのであなたがそう主張しているとだけ理解しておきましょう。
山本太郎が同じ内容の国会質問をしたときに誰も答えられなかった、外国からも同様の指摘を受けているという事実があるこも付け加えておきます。

100%安全論について、あなたは工学と算数という基本がわかっていない。
1トンの金塊(金塊でなくてもよいのですが)にティッシュペーパ1枚を載せても重量は1トンのままと言うのが工学でティッシュ一枚分重くなったというのが算数です。
つまり、あなたの説明がまさに工学(実学)と算数を混同させる詐欺師の言辞というものなのです。
100%の安全が存在しないことには誰も反論できません。これは算数の100%です。
ところがこれを開き直りの防御線として、工学的な100%を求めることもスルーしてしまう。具体的には九電の免振重要塔棟の認可後の中止などがあります。




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