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(Catastrophe nucléaire de Fukushima: les anciens patrons de Tepco seront jugés: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20160229-japon-fukushima-proces-patrons-tepco-nucleaire
日本|日本の地震・津波・原子力大災害|原子力
福島の原子力大災害:東電の元経営陣が裁判を受けることになる
記者 RFI
発表 2016年2月29日・更新 2016年2月29日13:49
日本の民生用・福島第1原発の運営を担当する電気事業者・東京電力(TEPCO)の元経営者たちが裁判を受けることになる。これは、日本の沖合での強力な地震と、続いて海岸を襲った巨大津波によって発生した、2011年の大規模産業災害に関連した初の訴訟となる。これは長い手続の賜物だ。
報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル
福島の大災害の時に東電の取締役会長だった勝俣恒久氏(75)が職業上の怠慢のために死傷者を出す結果となったとして訴えられたことが、2016年2月29日に分かった。彼は元副社長の武藤栄(65)・武黒一郎(69)両氏とともに裁判を受けることになる。NHKテレビによると、3名全員が「無罪」を主張するだろう。
日本の福島原発を運営する東電のこの元経営者3人は、2011年の事故を回避するために必要な措置を取らなかった罪で起訴された。専門家たちによる3件の報告書は、この惨事は人災だったとの結論を出している。この大災害の4年前、高さ15mを上回る津波がいつでも発電所を襲い得るという研究結果を社内の地震学者たちが示したが、この電力会社の経営者たちはこれを無視した。
市民の審査会によって進められた長期に亘る複雑な司法闘争(投稿者による和訳)がなければ、この3人は間違いなく裁判を受けずに済んだだろう。司法は2015年、事故の予測と回避が可能だったとの結論を付けられるような十分な証拠は全く存在しないと考えていた。公式には、福島の放射線(投稿者による和訳)のために死亡した人は1人もいない。審査会はこの惨事で誰も責任をとらないのはおかしいとの判断を示した。国も、規制当局も、東電も。
近々裁判を受ける東電元経営者3名、(左から右へ)勝俣恒久氏、武黒一郎氏、武藤栄氏。
REUTERS/Kyodo
−この話題に関連する投稿者による過去の投稿−
日本首相は、福島の大事故で、いかなる責任も個人にはないと考えている(RFI)(2012.3.4)
結論の要旨 (国会事故調 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会 ダイジェスト版より抜粋)(2012.7.7)
フクシマ:「人が作った災害」(RFI)(2012.7.9)
福島の大事故:「人が作った災害」(RFI)(2012.7.9)
重要な論点の総括(「東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会」−「最終報告」−「W 総括と提言」」より抜粋)(2012.7.25)
フクシマ:日本当局と東電の見て見ぬふりを指弾する、新たな報告書(RFI)(2012.7.25)
福島:東電元役員3人がついに起訴される (RFI)(2015.8.5)
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(投稿者より)
本投稿文やリンク先の投稿文には誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。
4年前、野田前首相が全ての個人を免責する考えを示したとき、海外メディアは大騒ぎをしましたが、国内の大メディアは押し黙っていました。恐らく、原子力村への援護射撃という気持ちでその話題を黙殺したのでしょう。
ただ、そのためにかえって、一般国民には野田氏の示した方針がなかったことになっていて、今回、晴れて「勝俣氏以下3名起訴」の話題が伝えられています。「3名の起訴は見送る」という東京地検の判断を検察審査会がひっくり返した形ですから、あるいは、深層流に変化があったのかも知れません。
勝俣氏が収監される日を私たちが見ることはまずないと思いますが、日本の司法がどれだけの良心を見せるか、それはそれで興味のあるところです。
政府は出力が一定の負荷に対応する電源として原発を活用する方針のようですが、 高浜4号機再稼働の動きも止まりました。私個人としては、原発ゼロに改めて流れが変わることを勝手に期待しているところです。
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