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http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/121505490/?i_cid=nbptec_sied_rnk
積水化学工業は12月12日、快適性を維持しつつエネルギーの自給自足率100%を実現する住宅「スマートパワーステーション“100% Edition”」の販売を開始すると発表した。
日中は、太陽光発電電力を主に使い、余剰電力は蓄電池や電気自動車(EV)の蓄電池に充電する。それでも余った電力は売電する。夜間には、蓄電池に貯めた電力を使い、電力会社から買電せずに快適に生活することも可能という。
省エネに加え、太陽光発電と蓄電池システムを導入し、それらを住宅エネルギー管理システム(HEMS)で最適に制御する。
蓄電池には、容量が12.0kWhという大容量ながら小型の屋内設置型蓄電池を導入し、EVやプラグインハイブリッド車と住宅の間で電力を融通するV2Hシステムも併用する。
蓄電池とV2Hシステムを併用することで、太陽光発電電力を最大限に貯められる。災害などによる停電時には、平均的な電力使用状況であれば、日常通りの生活に必要な電力をほぼ確保できるとしている。
蓄電池は、寸法が495mm×760mm×525mmと、従来の屋内型に比べて容量が大きく、かつ、寸法を従来の半分に小型化した。セルには、大判のフィルム型を採用しており、軽量で耐久性が向上した。保証期間は20年とした。セルは自社で開発し、蓄電池システムは京セラが構成した(関連ニュース)。
省エネ技術としては、内外2枚のガラスをLow-Eガラスで構成したトリプルガラス樹脂サッシを採用した。断熱性能を強化したことで、冷暖房のエネルギー消費量を従来に比べて約17%削減できるという。
2017年1月2日に、北海道や沖縄、本州の多雪地域を除く全国で販売を開始する。年間100棟の販売を計画している。
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