http://www.asyura2.com/16/china9/msg/806.html
Tweet |
(回答先: 中国ー追い詰められる人権活動家〜その妻「この一年で夫に対する理解がどんどん深まって、彼が夫であること彼を誇りに思っている 投稿者 仁王像 日時 2016 年 10 月 09 日 15:54:20)
(10月8日TBS報道特集)
〔タイに逃れた元エリート党員〕
苦境に立たされているのは国内の人権活動家だけではない、タイ(バンコク)でひっそりと暮らす顔伯鈞(42歳)さん、高級幹部を養成する中国共産党の最高学府「中央党学校」を卒業した元エリート党員だった(卒業証書を保持)。
将来を嘱望され北京市の役職からキャリアをスタートさせたが官僚の腐敗ぶりを目の当たりにするうちに、市民運動に身を投じるようになった。
顔伯鈞「腐敗は根が深くとでも深刻です。1人が手を染める汚職の金額が数億元、ときには数十億元の上ることさえあるのです。昔の共産党は”人民”を最優先にしていたが、今は”人民元”を最優先に意識が変わってしまったのです。
(2013年2月、顔伯鈞さんのアジ演説の映像。「すべての人民、国家機関、軍隊、政府組織、企業は憲法に従って行動するべきです!」)
”市民の人権を守れ””官僚の資産を公開せよ”と街頭で述べる顔さんの主張は、中国の政治体制を真っ向から否定するものでなく、あくまでもゆるやかな変革を求めるものだったという。しかし横断幕を持っていた仲間の一人は、その後逮捕され懲役3年なった。彼は二回服役しました。そして今も消息が分からない。
仲間が一人、ひとりと逮捕され運動は壊滅状態へと追いやられた。
自身も逮捕と釈放を繰り返し、当局からの執拗な監視に晒されるなか、顔さんはついに外国への亡命を決意する。
ミャンマー、ラオスを通ってタイ北部から長距離バスの車体下部の空間に潜入し密入国。去年2月にバンコクに辿りついた。逃走を機に離婚した元妻と12歳になる1人息子とは以来合っていない。
顔「家族も地元の警察に良く呼ばれ怖ろしい思いをしているようです。両親も高齢なのに親孝行もできず本当に申し訳ないと思っています。(今、支援者の援助や貯金を切り崩して暮らす)
国内の仲間との連絡も、繁華街にある無線のインターネット網を使って(無料)行っている。
顔「私は合法的身分ではないので、通信会社と契約ができない」
その他にも多くの亡命中国人がいる。彼らは難民申請をして審査結果を待っている。しかし、タイも安全ではなく、さらにマレーシアやオーストラリアに足を伸ばす者もいる。顔さんと親しい仲間の一人がタイ警察に逮捕され中国に強制送還された。
その他、去年7月、タイに逃れていた少数民族ウィグル族の109人が中国へ強制送還された。タイが軍事政権になってから中国との関係が緊密になった。(以下、略)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。