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中国の人権状況について質問したカナダ人記者を怒鳴りつけた王毅外相。暴走ぶりが際立っている (共同)
王毅外相“暴走” 更迭間近?で八つ当たり 中国の「人権」質問した記者に激怒
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160604/frn1606041700005-n1.htm
2016.06.04 夕刊フジ
中国の王毅外相が、中国の人権状況について質問したカナダ人記者に激怒し、話題になっている。王氏は、4月末に訪中した岸田文雄外相にも悪態をつくなど、常軌を逸した“暴走”が目立っているようだ。専門家は、習近平国家主席率いる中国の強硬外交が失敗続きで、「あちこちで八つ当たりしている」と指摘している。
「あなたの質問は、中国に対する偏見に満ちており、傲慢だ!」
王氏は1日、訪問先のカナダで、ディオン外相と共同記者会見に臨み、こう激高した。
カナダ人記者が、人権問題や南シナ海での軍事的覇権に懸念があるなか、「なぜ両国関係を強化するのか」とディオン氏に質問したところ、いきなり怒り出したのだ。
さらに、王氏は「まったく容認できない。中国の人権状況について最もよく分かっているのは中国人だ!」と続けた。
カナダ放送協会(CBC)が世界に配信した映像をみると、王氏は両手を大きく動かして怒りをあらわにし、鬼のような形相で記者をにらみつけている。
傲慢な態度であり、中国とカナダの友好関係だけでなく、国際社会でも中国のイメージを悪化させそうだが、王氏の暴走はこれだけではない。
日本の岸田外相が4月末に訪中して日中外相会談を行った際、王氏は「中日関係が谷底に落ちた原因は、日本側が自分で分かっているだろう」「あなたが誠心誠意を持ってきたのなら、われわれは歓迎する」といい、日本側をあぜんとさせた。
この非礼極まる態度に関しては、中国のインターネット上でも「外交儀礼は(粗末な)田舎の接待にも劣る」「低級だ」などの批判が相次いだという。
オバマ米大統領が5月27日、被爆地・広島を訪問して感動的なスピーチをした際にも、王氏は「南京も忘れてはならない。被害者は同情に値するが、加害者は責任逃れはできない」といい、日本たたきに必死だった。
知日派で知られる王氏だが、暴走の背景には何があるのか。
中国情勢に精通する評論家の石平氏は「王氏は、習氏の手先となって強硬外交を展開したが、ことごとく失敗し、逆に中国の孤立化を招いた。王氏自身が追い込まれており、あちこちで八つ当たりしているとみていい。このままでは更迭される可能性もあるのではないか」と語った。
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