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27歳になる包一涵さんは、留学生としての夢を全て叶えた。彼女は卒業後、NYにある世界トップクラスの会計事務所に就職し、誰もが夢見るようなマンハッタンにあるマンションを借りて暮らしていた。写真はニューヨーク。
中国人エリートがアメリカン・ドリームを捨てる理由、背景にあるのは一人っ子政策―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/a155479.html
2016年11月22日(火) 7時30分
27歳になる包一涵さんは、留学生としての夢を全て叶えた。彼女は卒業後、NYにある世界トップクラスの会計事務所に就職し、誰もが夢見るようなマンハッタンにあるマンションを借りて暮らしていた。2013年、彼女は5万人に上る申請者の中から頭角を現し、H―1Bビザ(特殊技能を有する職業に従事する人が米国で就労するためのビザ)を取得した。だが、米国で5年間仕事をしたのち、彼女はその全てを捨てて、両親の面倒を見るために帰国した。米NBC(電子版)報道を引用して環球時報が伝えた。
包さんは、そのいきさつについて、次の通り話した。
「両親が事故に会ったが、すぐに帰国できなかったという内容の夢を何度も見た。夢の中の私はすぐに帰国したが、全て手遅れな状況だった。私は一人っ子なので、両親の面倒は全て私の肩にのしかかっている。ある時、両親はもう一人子供がいればいいのにと私に言ったことをよく覚えている。もう一人子供がいれば、私が米国で暮らしている間、両親には面倒を見てくれる人がいることになる。私は両親に、私に帰国して欲しいかどうか尋ねたが、彼らはその必要はないと答えた。両親は、私にとって米国で仕事をすることがより良い選択だと考えていたと思う。だから彼らは、自分たちのことは後回しで良いと思ったのだろう」。
浙江省出身の包さんは、1980年から1990年代のベビーブーム時代に生まれた一人っ子だ。一人っ子政策は昨年廃止されたが、その影響は今まさに、多くの中国のミレニアム世代に及んでおり、「アメリカン・ドリームを追い求めるか」もしくは「一人っ子の務めとして、帰国して両親の面倒を見るか」という、苦渋に満ちた選択に迫られている。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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