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7回目の終了です(その卒業論文の20)・中国経済の陰謀論・『中国なんか、前門のアメリカと、後門の日本に挟まれた「張り子の虎」だ』
http://www.asyura2.com/16/bd62/msg/893.html
投稿者 どう思われますか 日時 2021 年 5 月 24 日 09:25:14: Qy4l4lPG05pBg gseCpI52gu2C6oLcgreCqQ
 

★ 人間はアバター(化身)であり、地底人・神霊・ヒトの移写が、地上世界の地上人(人間)です。

★ (遠い未来の)「真実の人間」が、「VRゲーム」を作り、その内側に「人間世界」を作ったのです。

★ (VRの)地上世界の科学・物理法則は、真実の世界の科学と異なって、変動し不正確です。

★ 2013年頃から「位置が変換」し、あと20年くらいで消滅して、「新しいゲーム」がスタートします。

★ 今の個人主義的な「私」は消滅し、新しい世界では「全体の中での私」という概念に変わります。



@ ところで、『中国経済の陰謀論・『中国なんか、前門のアメリカと、後門の日本に挟まれた「張り子の虎」だ』に、ご興味をお持ちでしょうか。

 今回は、世界経済に売り出し中の経済大国の中国の「弱点」を「孫子の兵法」を用いて披露したいと思います。

★ 今回の記事の概要は、
  Aに、中国の輸出入の統計について、
  Bに、中国は「日本の組立工場論」について、
  Cに、中国経済の陰謀論と、「ODAと国家百年の大計」について、
  Dに、結語として、何で、アメリカや日本は、中国を育てたのか。


A 初めに、中国の輸出入の統計について。(★2020年はコロナの影響を受けているので除外)。

 中国の輸出入の歴史は、1978年頃の中国の輸出入は200億ドル位で、世界で30番目の貿易規模に過ぎなかったが、2001年頃には世界で6位の貿易規模に膨張し、2004年頃には日本の貿易量を抜いて、2009年頃には輸出入合計が2兆2千億ドルでアメリカに次いで世界2位の貿易量に成った。


A−1 中国の輸出の分析。
 中国の輸出は、(2019年統計では)貿易輸出額は2兆5千億ドル位らしいが、

(2017年の中国からの輸出先では)、1位がアメリカで4,300億ドル(19%)、2位が香港で2,800億ドル(12%)、3位が日本で1,400億ドル(6%)、4位が韓国で1,000億ドル(5%)に成っているようだ。
    つまり、
 アメリカ・日本・韓国で30%であり、香港の輸出先を「西側諸国」として合算すれば40%以上を占める事になるし、ヨーロッパも含めれば、ほとんどが欧米列強を貿易相手国としている。
    また、
(中国からの輸出品の内容では)輸出の大半が工業製品で、内容は一般的な化学製品・繊維製品・ゴム製品・機械製品・輸送用機械製品・その他の雑製品などのようだ。


A−2 中国の輸入の分析。
 中国の輸入は、(2019年統計では)貿易輸入額は2兆1千億ドル位らしいが、

(2017年の中国の輸入元では)、1位が韓国からの約10%、2位が日本からの約9%、3位が台湾からの約8%、4位がアメリカからの約8%を占めているようだ。
     また、
(中国の輸入品の内容では)中国の輸入は、食品類・燃料オイルなどや、化学品・繊維類・ゴム製品・機械製品・輸送用機械製品・その他の雑製品などのようだ。


A−3★ 日中間での輸出入については、

ア) 日本から中国への輸出。
(2019年・JETROによれば)、日本から中国への輸出は1,347億ドル位らしいが、日本からの中国への輸出品の内容は、電子部品・科学光学器・プラスチックなどだ。
    また、
(別の2017年の統計によれば)、中国への輸出品の内容は、総額が1,648億ドルだが、集積回路8,4%、プラスチック等5,9%、自動車等5,5%、自動車部品等4,4%、有機化学品等4,2%、半導体・集積回路・フラットパネルディスプレイの製造用機器4,2%、鉄鋼3,4%だ。


イ) 日本の中国からの輸入。
(2019年・JETROによれば)、日本の中国からの輸入が1,692億ドル位らしいが、中国からの日本への輸入品の内容は、通信機・衣類・電算機類などだ。
    また、
(別の2017年の統計によれば)、日本への輸入品の内容は、総額が1,644億ドルだが、電話機・その他の機器12,2%、衣類等10,2%、携帯電話等8,8%、自動データ処理機械等7,0%、オモチャ・ゲーム・スポーツ用品等3,1%、プラスチック・プラスチック製品等3,0%だ。


B 中国は、「日本の組立工場論」について。

ア) (上述した資料を精査すれば)、中国の輸出は一般電器製品・一般電子製品などの「完成品」が世界中に輸出され、日本でも、大半の家電製品が中国から輸入されている。
     ところが、
 日本からの中国への輸出品目の中には、集積回路8,4、自動車部品等4,4%、半導体・集積回路・フラットパネルディスプレイの製造用機器4,2%、鉄鋼3,4%が見えることだ。
     実は、これらは、
 世界の「最先端部品製品」と考えるべきで、鉄鋼では「高品質・高品位鋼」、あるいは(自動車部品・電子部品では)各種の「電子制御装置・プリント基板」等が考えられる。


イ) 肝心要(かんじんかなめ)の「心臓部分」は日本が押さえている、かも知れない。

 自動車・家電・電子製品において、「箱もの」は中国工場で組み立てて「完成品」にするが、肝心要(かんじんかなめ)の「最先端の電子制御装置」等は日本から供給しているのでは無いのか。


C 中国経済の陰謀論と、「ODAと国家百年の大計」について。

ア) 日本からの「対中国ODA」。

 (大平内閣当時の)1979年頃から、対中国援助の「ODA」が行われ、(2016年までに)総額3兆円以上の有償・無償の供与で、道路・空港・発電所・各種のインフラが整備された。

 (つまり、中国の「近代化」の出発原点は『日本からの援助』に有ったと言える)。


イ) 中国経済の陰謀論は、「孫子の兵法」で、国家百年の大計だ。

 敗戦後の日本は「奇跡の復興」を成し遂げ、「対米直接輸出」で怒涛の進攻を行ったものの、1985年・プラザホテルで「円高」の劇薬を飲まされ、輸出抑制で「内需拡大路線」に転進した。
     だが、
 それと並行して、「日本→アメリカ」の直接輸出の構図から、「日本→第三国→アメリカ」への迂回輸出作戦を模索したが、アジアには「日本の組立工場」が見当たらなかった。
 (もちろん、韓国・台湾も候補先だったが、キャパシティー・容量・能力の問題で限界が有った)。

     結局、
 日本は、「国家百年の大計」でもって「中国を育てる路線」を採用した。(だから、対中国「ODA」開始の1979年が符合するのだ)。
     つまり、
 日本は対米直接輸出を拡大する中で、1955年(昭和30年)からの「日米繊維交渉」を初めとして、1969年(昭和44年)から「鉄鋼交渉」、そして「牛肉・オレンジ交渉」「電化製品・カラーテレビ・ラジカセ問題の紛糾」「省エネ・コンパクトカーの日本車問題の紛糾」など数々のトラブルを発生させ、遂に、アメリカ人による「日本製品のボイコット運動」にまで発展した。
     だから、
 早晩、対米直接輸出が暗礁に乗り上げ、日米関係の悪化が予見されたから、1970年代には対応策を協議し、(国策として)「中国を育てる戦略」を採った、かも知れない。


D 中国なんか『前門のアメリカと後門の日本に挟まれた「張り子の虎』が、結語だ。

 昔は『前門の虎、後門の狼』と言われたが、(現代用語では)『中国経済は、(輸出先の)前門のアメリカと(部品の供給元の)後門の日本に挟まれた「張り子の虎」が、その実体』かも知れない。


★ なぜ、アメリカや日本は、(仮想敵国で有った共産主義の)中国に、経済援助・技術援助を行って『世界の大国に育てたのか』、大いに知りたい所だが、そこが「陰謀論」の核心部分だろう。

 (「属国日本」の、共産主義中国への「ODA」は、宗主国の「アメリカ様」の許可が無ければ、出来ないはずだ)。


@@@、残念ですが、紙面の都合で、今回は、これでお仕舞いです。続きは「その日の気分」で、また。


E★ 毎回における、お断り。

 私は、単に「アセンションごっこ」をして遊んでいるだけです。私の毎回の投稿は「妄想」であり「お花畑」に過ぎません。毎回の全ての記事は、「自己責任」で判断して下さい。よろしいですか。


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